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「あれは墜落だ」操縦士ら証言

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    「あれは墜落だ」操縦士ら証言

沖縄タイムス 8月30日(金)10時5分配信
 【平安名純代・米国特約記者】26日午後(日本時間27日午前)、海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ1機が米ネバダ州のクリーチ空軍基地近郊で着陸に失敗した事故で、事故機が所属するカリフォルニア州ミラマー基地の海兵隊員らが、事故をめぐる生々しい会話を交わしていることを本紙取材に明かした。米軍は、現場検証やパイロットら乗員から事故発生時の聴取など原因の解明を念頭に調査を進めているが、公表される情報は限定的だ。
 ミラマー基地所属のオスプレイのパイロットは本紙に対し、「(事故機は)着陸体勢に入ったとたん、すぐに基地に戻る必要を示す警告ランプが点灯。機内に緊張が走ったそうだ」と話す。
 オスプレイは他機種のヘリと違い、オートローテーション機能がない。そのため、着陸を促す警告ランプが点灯した場合、パイロットはただちに平たんな場所を探し、着陸を試みる必要がある。
 「周辺一帯、何もない平地だったのが幸いした。地面に突っ込むような形で着陸し、乗員が機内から外へ飛び出した後に機体は燃え始め、やがて黒こげとなったそうだ」
 海兵隊員らは着陸を「墜落」と形容し、機体は「黒こげだ」と証言するが、同基地広報は「ハードランディング」との表現に終始し、「墜落」という印象を否定する。
 事故発生時の状況をめぐり、情報を共有する海兵隊員らは、「乗員が助かったのは奇跡だ。間一髪の判断で最悪の事態を免れた」「わずかな瞬間の判断が生死の分かれ目となる。パイロットは良い判断をした」などと興奮した声で状況を話す。
 オスプレイのパイロットで、2010年アフガニスタンで起きた空軍CV22墜落事故の調査委員長を務めたドン・ハーベル元空軍准将は本紙に対し、「オスプレイにオートローテーション機能がないというのは周知の事実。警告ランプが点灯した場合、ただちに平たんな場所を探して着陸を試みるのは常識だ」と指摘。だからこそオスプレイの事故防止には、機体の整備に関する情報の共有と開示がより重要だと訴える。
 今回の事故発生現場は、クリーチ空軍基地から約5キロ、ラスベガスから北西約80キロの公道沿いの地点で、周囲に住宅などがない平地だ。
 米軍普天間飛行場には、事故機と同型のオスプレイが配備されている。
 もし、こうした状況が同飛行場で起きていたらどうなっていたか。今回の事故は、オートローテーション機能を持たないオスプレイを、住宅街と隣接する同飛行場に配備する危険性をあらためて提示している。
 
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米主要都市でスト=ファストフード従業員ら

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米主要都市でスト=ファストフード従業員ら

          米ファストフード業界従業員がスト

米国の50以上の都市で29日、数千人のファストフードチェーン大手の従業員らが、低水準の賃金の引き上げを求め、ストを決行した。米ファストフード業界のストとしては過去最大規模という。写真はロサンゼルス

時事通信 8月30日(金)7時44分配信
 【シカゴ時事】ニューヨーク、シカゴ、ロサンゼルスなど米国の50以上の都市で29日、数千人のファストフードチェーン大手の従業員らが、低水準の賃金の引き上げを求め、ストを決行した。米ファストフード業界のストとしては過去最大規模という。米メディアが一斉に報じた。
 来週9月2日の労働者の日(レーバーデー)を控えたこの日、マクドナルド、バーガーキング、ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)などの従業員が、各地の店舗外などで抗議活動を実施。大半の労働者にとって現在の水準のほぼ2倍に相当する時給15ドル(約1480円)の確保、報復を受けずに労組を結成する権利の獲得を訴えた。
 

全米50都市でファストフード店従業員がスト、賃上げを要求

Bloomberg 8月30日(金)4時19分配信
  8月29日(ブルームバーグ):ファストフード店で働く一部の従業員は29日、全米50都市でストを実施している。業界大手のマクドナルドやウェンディーズに対して賃上げ圧力を強めるのが狙いだ。
賃上げ要求への動きは昨年、ニューヨークで始まった。ストを勧告しているサービス従業員国際組合(SEIU)によると、今ではその動きがボストンやシカゴ、デンバー、サンディエゴ、さらにインディアナポリスといった都市に拡大している。29日朝にはシカゴのリバーノース地区にあるマクドナルド店舗前に約200人の労働者が集合し、賃上げを訴えた。
労働者は労組を組織する権利と、連邦法で定められている最低賃金時給7.25ドルの約2倍に相当する15ドルの賃金を要求している。労働統計局によると、現在の時給は平均で9ドルとなっている。ヤム・ブランズの「タコベル」や「KFC」、サンドイッチのサブウェイ、バーガー・キング・ワールドワイドといった大手外食チェーンに同時に働きかけることで、ストの推進者は業界全体の対応に期待している。
SEIUの責任者メアリー・ケイ・ヘンリー氏は「労働者が求めているのは会社側に責任を取ってもらうことだ」と主張する。
マクドナルドとバーガー・キングの広報担当者は雇用問題はフランチャイズ店の責任だと述べた。ウェンディーズやサブウェイ、ヤム・ブランズからはコメントが得られていない。
権利擁護団体ニューヨーク・コミュニティーズ・フォー・チェンジのエグゼクティブディレクター、ジョナサン・ウェスティン氏が電話インタビューで述べたところによると、午前10時には「ウォール街を占拠せよ」の発祥地であるニューヨーク市のズコッティ公園に約500人の労働者が集まった。彼らは午前6時にマクドナルド店舗前で抗議運動を開始、午後3時にユニオン・スクエアで集会を開くという。
 
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米ネバダ州でのオスプレイ事故 「墜落」が濃厚

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米ネバダ州でのオスプレイ事故 「墜落」が濃厚
2013年8月30日 琉球新報記事
 
 【ワシントン29日=島袋良太本紙特派員】米西部ネバダ州で現地時間の26日(日本時間27日)に、米軍普天間飛行場配備機と同型の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが着陸に失敗した事故について、事故機が所属する米ミラマー基地は29日、琉球新報社の取材に対し、事故機から乗員が脱出した後に機体が炎上したと明らかにした。炎上を招くほどの強い衝撃が機体に加わっており、事実上の墜落事故だったとみられる。米軍は着陸失敗について「ハードランディング(危険な状態での着陸)だ」と説明している。
 ミラマー基地基地広報官のカール・レディング少将は、事故発生地点について「あらかじめ設けた連邦政府の遠隔着陸地だ」と説明。ミラマー基地は事故発生現場から事故機の飛行記録が入った「ブラックボックス」を回収したとも説明した。
 事故経緯については現段階で回答は控え「事故原因の調査は継続中だ」と説明した。事故発生地点は事故機が当日に訓練をしていた米空軍クリーチ基地から約5キロの距離。米国内の環境と異なり、市街地と隣り合わせに基地が存在する沖縄で発生した場合、市街地を巻き込む事故になっていた可能性が高い。同基地は既に「機体は飛べなくなるほどの損傷を受けた」と米地元紙に答えている。
 一方、在沖米海兵隊は29日、事故機と同型機のオスプレイを米軍岩国基地(山口県)から普天間飛行場に長距離飛行させた。普天間に追加配備される予定だった12機中、岩国基地に駐留したままだった残り1機に動きはなかった。機体に何らかの不具合がある可能性が高まっている。
 普天間飛行場に飛来したのは、3日に追加配備されていた番号「11」の機体。午前11時50分ごろ岩国基地を離陸し、午後2時6分ごろ普天間に着陸した。同機は23日、普天間からほかの2機と一緒に岩国に移動していた。ほかの2機は25日に普天間に戻った。
 県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)の要請行動で上京中の仲井真弘多知事は29日、事故原因などが公表されずに、飛行を継続していることに「原因究明をしてから飛行するのが当然だ」と不快感を示した。
 米海兵隊は30日、CH46ヘリコプターとオスプレイの追加配備機を交換するため、部隊再編式典を開催する予定で、同機は式典に合わせ帰還したとみられる。
 
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米国ファストフード労働者、60都市でストライキ

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米国ファストフード労働者、60都市でストライキ

最低賃金値上げと労働組合の組織権を要求

レイバーネット日本記事
 米国60の都市でファストフード労働者たちが最低賃金の値上げと労働組合の組織権を要求してストライキを行った。
 8月29日、米国の日刊紙、USAトゥデイによれば、今回のストライキはこの10か月の間に行われたファストフード労働者たちのストライキで最大の規模だった。マクドナルド、バーガーキング、ウェンディス、KFCなどのファストフード・チェーンの労働者200人は、昨年11月にニューヨークでストライキを断行し、今年の4月と7月にデトロイトとシカゴでのファストフード労働者のストライキが続いた。
 

[出処:http://www.usatoday.com/画面キャプチャー]
 
ストライキのオルグによれば、西部のロサンゼルスとサンフランシスコ、東部のタンパ、ローリーなどの60都市でストライキがあったと伝えた。ファストフード労働者5万3000人が暮らすデトロイト地域の活動家は、ストライキでマクドナルドなど最低3つの店舗が門を閉めたと明らかにした。
ファストフード労働者たちは、時間当りの最低賃金を現在の7.25ドル(約712円) から15ドル(約1473円)に引き上げろと要求した。米国のファストフード産業には事実上、労働組合が存在せず、労働者たちは労働組合の結成と活動の保障も要求している。

オキュパイウォールストリート運動に影響受けて

ノースカロライナ州ローリーのピザチェーン、リトルシーザーの前でデモをしたフリオ・ウィルソンは「このピザ店で時間当り9ドル(約884円)を受け取っているが、5歳になる娘と共に暮らすには充分でない」と話した。彼はまた、「(ストライキで)自分の雇用は危なくなったが、私には当然やるべきことのために戦う権利がある」と提起した。
インディアナ法大のフラン・クィグリー教授は「ファストフード労働者たちは終日つらい労働をしているが、食べ物を買ったり家族を世話するほどの十分な金を受け取ることができない」とストライキを支持する意思を明らかにした。
セントルイスの地域活動家、マーティン・ラファナンは8月29日、シカゴトリビューンに今回の労働者のストライキは、ウォールストリート占領運動に影響を受けたと分析した。

国家数理科学研究院の非正規職研究人員の差別が深刻

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国家数理科学研究院の非正規職研究人員の差別が深刻

研究所長「差別是正も、正規職転換も、団体交渉の対象に定めない」

キム・ビョンギ記者 2013.08.30 10:41
 
 民主労総公共輸送・連盟全国公共研究労組国家数理科学研究所支部は8月29日11時、研究院3階のロビーで記者会見を行って「非正規職差別を撤廃して常時持続的業務に従事する非正規職労働者を正規職に転換せよ」と主張した。
 

[出処:メディア忠清]
 
 労組は「研究人員の場合、研究契約職、課題研究員、博士後研究員、専門研究要員などの採用条件、基準、手続きと方法において、正規職と非正規職間の差はない。研究課題の随行においても、非正規職の研究人員が課題責任者と主要職務を担当することもあり、正規職と同じように研究課題に参加してきた。業務評価も一つの評価群にまとめ、同じ基準で施行した」とし「むしろ論文と特許の実績では正規職と較べ、非正規研究人員の方が成果が高い」と主張した。
 
 しかし、賃金は正規職最下職級の研究員級の85%が適用され、最高で月に200万ウォンほどの違いが生じ、課題を遂行していても、契約期間が満了されたという理由だけで2013年に16人が解雇された。8月にも2人の解雇が予告されている。
 
 労組は「今年1月に労組が設立されてから数か月間、差別を是正して正規職転換など、非正規職労働者の差別撤廃と雇用安定のために交渉をしてきたが、今年赴任したキム・ドンス所長は、客観的な理由を提示しないまま『差別是正も、正規職転換も、団体交渉の対象に定めない』という立場を曲げずにいる」と主張した。
 
 結局、7月31日に公共研究機関では初めて組合員を含む33人の非正規職労働者が忠南地方労働委員会に差別是正申請を提出した。
労組は「数理研究院の非正規職の割合は59.7%、研究職非正規職の割合は68.4% にのぼり、国政監査などで非正規職の割合を縮小しろとの指摘され続けてきたのに、全く是正できずにいる。2009年から2012年までは、非正規職が多い研究課題責任者を遂行してきたが、2013年には非正規職研究課題責任者は1人もいない」とし「非正規職を正規職に転換するためには、新規採用手続きに応募することが唯一の方法だが、2012年は最優秀論文、最優秀評価者が公開採用に応募し、 1次で脱落するなど、研究実績が優秀でも書類審査で脱落することが多い」と非難した。
 
 労組は「このような非正規職の運営により、研究力量がきちんと蓄積されず、一部の課題は専門的な研究力量のない正規職研究者が課題責任者を遂行するなど、研究課題の随行にも深刻な問題が発生している。雇用不安で優秀な研究人員が大学、他の出資研究所などに行く現象が続いていて、研究力量が後退する現象も発生している」と指摘した。(記事提携=メディア忠清)

9・3東電本社直撃デモに来てね!

10・26狭山集会へ!

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新自由主義と闘う新たな部落解放運動が始まった!

本部方針に3割の反対票!


身勝手な解雇を許せるか!朝新の偽装倒産を許さない!

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 労働運動をしているというだけで労働者を解雇して「解雇理由」も明確にしない朝新を許せるか!
 偽装倒産で責任逃れをする社長は何もなかったかのように大田市場で働いているではないか!とことん追及して責任を取らせるぞ!
社長と結託した破産管財人は労働債権を認めろ!

凋落はみえた!橋下はもう終わりだ!打倒しよう!

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橋下氏非公開パーティー、報道10社券購入せず

橋下氏非公開パーティー、報道10社券購入せず

 
 
読売新聞記事
 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長の後援会主催の政治資金パーティーが30日、同市内であった。

 橋下氏の意向で、報道各社には初めて非公開で開催。パーティー券を購入して会場に入ることは制限しなかったが、在阪のほとんどの報道機関は「購入は政治資金の提供にあたる」などの理由でパーティー券を購入せず、会場に入らなかった。

 橋下氏が2008年に大阪府知事に就任後、後援会のパーティーはこれまで計10回開かれ、報道各社に公開されている。今回非公開とした理由について、橋下氏は今月26日、「カメラがない方が、もっと大胆に自分の思いを語れる」と説明。報道各社がパーティー券を購入し、取材することは「制限しない」と述べていた。

 今回のパーティー券は1枚1万5000円。出席者らによると、橋下氏は憲法改正などについて約1時間、講演した。講演内容は橋下氏が編集し、後日ホームページで掲載するという。

 政治資金規正法は、政治資金パーティーの収入から経費を差し引いた残額を政治活動に使うと定めている。橋下氏の後援会も「収益は橋下氏の政治活動に使われる」としている。

◆「政治資金提供になる」

 今回の政治資金パーティーの取材対応について、読売新聞が在阪の新聞、通信、放送の主要12社に取材したところ、9社はパーティー券を購入しなかったと回答。日本経済新聞、NHK、朝日放送の3社は「個別の取材活動については答えられない」などとし、券を購入したかどうかは不明だ。

 パーティー券を購入しなかった理由について、朝日新聞社広報部(大阪)は「特定の政治家や政治団体に政治資金を提供することにつながり、綱領で掲げる不偏不党の立場が疑われる可能性がある。原則として、取材のためパーティー券を購入することは不適切と考え、今回は購入しなかった」と説明した。

 関西テレビは「取材目的であっても、結果的に特定の政党や政治家を支援することになる恐れがある」と回答した。

 読売新聞は「報道の中立性に疑義が生じる可能性があり、原則としてパーティー券を購入しての取材はしない」との理由で、パーティー会場内での取材は行わなかった。
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公募区長、セクハラの疑い…処分を検討

毎日新聞 8月31日(土)15時1分配信
 大阪市の公募で昨年8月に就任した民間出身の男性区長(54)が区役所の女性職員にセクハラ行為をした疑いがあることが、市への取材で分かった。区長は市の調査に対しセクハラの意図を否定したが、事実関係は大筋で認めており、市は懲戒処分を検討する。橋下徹市長が市政改革の目玉として導入した公募区長を巡っては、不祥事や問題のある言動などが相次いでいる。

 市関係者によると、女性職員から、区長が昨年、飲食店内や電車内で体を触ったり、私生活に関して好意を持つような話をしたとの訴えがあった。市は今月29日に区長から事情を聴いた。

 区長は毎日新聞の取材に対し「酒に酔った職員を介抱したり、電車内でバランスを崩した際に支えるため体に触れたりしたことはあったかもしれない。私生活に関する話もしたが、冗談だった」としたうえで、「セクハラの意図はまったくなかった」と釈明。辞職などの意向はないという。

 橋下市長は昨年、民間の経験を生かすとして、公募区長を全24区で導入。副市長に次ぐ幹部と位置付け、区独自の予算編成などの権限を与えた。採用時には市長も面接した。

 しかし、昨年8月には公募区長の1人がツイッターで投稿者に「アホか、相当な暇人やな」とつぶやき、橋下市長に厳重注意を受けた。また、 今年4月には前東住吉区長が経歴詐称などをしたとして分限免職になった。

 民間出身者の登用は市立学校でも広がっているが、今年4月に赴任した市立小の校長が3カ月足らずで退職。別の市立小の校長はセクハラ行為の疑いで、市教委が懲戒処分を検討している。【茶谷亮、林由紀子】
 

オスプレイ:リボロ氏「墜落と大差はない」

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オスプレイ:リボロ氏「墜落と大差はない」

 
沖縄タイムス記事
 
 【平安名純代・米国特約記者】米ネバダ州で起きた海兵隊のオスプレイ着陸失敗について、米国防分析研究所(IDA)の元主任分析官、アーサー・リボロ氏は31日までに本紙の取材に応じ、「海兵隊は着陸失敗を『ハードランディング』と説明しているが、『ハードランディング』と『墜落』に大差はない」と指摘。「それよりも、なぜそうした状況が発生したのか、原因究明に向けて真剣に議論すべきだ」と問題提起した。
 リボロ氏は「オスプレイは回転翼航空機のため、ハードランディングは技術的に不可能」と海兵隊側の説明を否定。現在、海兵隊が公開している限られた情報では原因の特定は難しいとしながらも、「VRS(ボルテックス・リング状態)で制御不能になった可能性が高い」との見解を示した。
 ボルテックス・リング状態とは、回転翼機特有の失速現象で、下降する際に、回転翼の先端に渦巻き状の気流が発生し、機体を押し下げていく状態を指す。
 リボロ氏は、2009年に米議会での公聴会で、「通常のヘリと比べ、オスプレイは制御不能に陥りやすい」などと証言している。
 一方で、リボロ氏は、「製造元のボーイング社は、こうした機体構造に起因する現象や対応について、パイロットらへの指導を避けており、把握していないパイロットも多い」と危惧した。
 
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反対側も1700ミリシーベルト=福島第1の高線量タンク―東電

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反対側も1700ミリシーベルト=福島第1の高線量タンク―東電

時事通信 9月1日(日)21時44分配信
 
 東京電力福島第1原発の貯蔵タンクで高濃度汚染水が漏れた問題で、東電は1日、8月31日に毎時約1800ミリシーベルトの高線量を測定したタンクの反対側で、同約1700ミリシーベルトを確認したと発表した。同じ底部の接合部付近で測定した。東電はこのタンクを含め接合部で高線量が確認された2基の汚染水を、別のタンクに移送する方針。
 東電によると、毎時約1700ミリシーベルトの線量が確認されたのはタンクの北側。31日に同1800ミリシーベルトを確認したタンク南側は、1日は1100ミリシーベルトだった。
 計測されたのは主にベータ線で、保管中の汚染水に高濃度で含まれているストロンチウムなどの影響とみられる。
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原発作業員「漏れる心配あった」 福島第1の汚染水問題で証言

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原発作業員「漏れる心配あった」 福島第1の汚染水問題で証言

汚染水が漏えいしていた東京電力福島第1原発の地上タンク。汚染拡大の防止対策を進める作業員の姿が見られた=8月20日
 東京電力福島第1原発の地上タンクから高濃度汚染水が漏れた問題で、約300トンが漏えいしたタンクの設置に携わった男性作業員が、1日までに共同通信の取材に応じ「次から次へとタンクを造らなければならなかった。品質管理より造ることが優先で『漏れるのではないか』との心配はあった」と証言した。
 男性は下請け会社の作業員として約2年前、タンク群の設置に携わった。
 タンクは鋼鉄製の円筒形で容量約千トン。底部と側面、上部などの鋼板接合部をボルトで締めて組み立てる「フランジ型」。増え続ける汚染水対策のため、東電などからは工期を守るよう指示され、3日に1基のペースで設置し続けた。
 
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もう一度力を合わせて~「さようなら原発講演会」に2050人

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もう一度力を合わせて~「さようなら原発講演会」に2050人
 
  9月1日、「さようなら原発講演会」が東京・千代田区の日比谷公会堂で開かれ、定員を超える人々が座席を埋めつくした。(主催・「さようなら原発」一千万署名市民の会)。福島第一原発の止まらない汚染水漏れに、東電も国も何ら有効な対策を打てない深刻な事態が続いている。焼けつくような暑さのなか、予定の午前11時を待たずして整理券が配られはじめ、12時過ぎには早くも入場が開始された。
 
■もう一度 力を合わせて
 午後1時、木内みどりさんが司会を務めて開会。呼びかけ人の鎌田慧さんが登壇した。「関東大震災から90年が経った。当時は戒厳令下で大杉栄、伊藤野枝ら社会主義者が虐殺され、戦争に向かっていった。外には軍備拡張、内には弾圧体制。今の安倍政権の動きと重なっている。脱原発運動は命を守る運動だ。この秋からもう一度力を合わせてがんばっていきましょう」。
 チンドン太鼓とクラリネット、チューバ、ギターなどを融合させた独特の音楽で観客を魅了したのは「ジンタらムータ」。アジアから南米の街頭音楽に脱原発のメッセージを織り交ぜて力強い演奏を披露した。
いわき市議会議員の佐藤和良さんは、「再び関東大震災が起これば、首都圏こそ原発災害の現地になる」と警告し、原発関連死を約1400人と告発。仮設住民の厳しい実態を伝えた。また参院選後に汚染水漏れを公表した東電の態度を、「はじめから出来レース」と糾弾。国と東電の責任を問うために「被害者は絶対にあきらめない。みなさんとつないだ手を離さない」と力を込めた。
 
■新しいモラルに希望を
 大江健三郎さんは、小説家のいとうせいこうさんの作品が芥川賞を逃した経緯について話した。死者の声を代弁するヒューマニズム、センチメンタリズムが選考委員に批判されたが、それがなぜいけないのか。むしろそれが文学行為だと反論した。また、作家の故井上ひさしさんと評論家・加藤周一さんとのエピソードにも、時間を割いた。井上さんが旅先で色紙サインの依頼を自分に譲ったこと。そこに書かれた言葉に、ウイットを加えた大江さんの思い出話に、会場は沸いた。
 加藤さんとのフランスでの出来事に触れ、原発の是非をめぐる同国の市井の論争を紹介。「日本人は60年間平和憲法を守ってきた。『原発ゼロ』で日本人の新しいモラルが問われる。それに希望を持とう」と、まとめた。木内さんが安倍晋三首相を紹介した「ニュースペーパー」のものまねコントは大爆笑の連続だ。懐かしい小泉純一郎氏も駆けつけた。
 
■原子力から抜け出そう
 京都大学の小出裕章さんは、スライドを使って原発事故の汚染実態を告発。「戦争が終わった後、国土は荒廃しても人々はそれを再建した。しかし原子力災害は違う。福島には住めない」。「他者を犠牲にする原子力的なものすべてから抜け出すこと。平和憲法は素晴らしい。人生は、命は一度きりだ」と語ると、大きな拍手が起きた。
 作家の澤地久枝さんは「こんなに猛暑が続くのに停電しないじゃないですか。未来の子供たちのために、原発は止めるべき」だと語った。
評論家の内橋克人さんは、これまでの運動を振り返った。私たちはかつて「福島から学ばない人間を国会に送るな」と心から訴えた。ところがまったく逆のことが起きた。「有権者はいったい何を考えているのか。民主党政権時代のヒアリングを、民意を一顧だにしない現政権の手法にだまされず、新しい安全神話を見破らなければならない」。内橋さんは一語一語に、静かに憤りを込めた。
 
■はじめの一歩から声をかけて
 集会の最後に落合恵子さんが発言した。「銀座でショッピングを楽しむ人をつかまえて聞かせたい」と切り出した。全国を講演でまわりながらも、まだまだ真実を知らない人が多いという。この会場にいれば心地いい。でもしばらくは、政治は変わらない。福島の70代の女性は「こんな無念の思いのまま死ねるものか」と口にした。あきらめない。ここにいない人にこそ、声をかけたい。
 非暴力主義を貫いた落合さんが、「武闘派になろうか」と口にする。「私は外に出てノックをし続ける。あいつを変えてやる」。焦りやもどかしさが伝わってくる。「東京五輪に使う金を福島に注ぎこめ」――この呼びかけに、参加者は渾身の拍手で応えた。
 「つながろうフクシマ!くりかえすな原発震災」をサブタイトルに掲げた4時間にも及ぶ長丁場。2050人の聴衆は、最後まで集中力と一体感を維持して集会を成功させた。1千万をめざす署名は現在、830万筆超に達している。(Y)
 
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[転載]もう一度力を合わせて~「さようなら原発講演会」に2050人

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もう一度力を合わせて~「さようなら原発講演会」に2050人
 
  9月1日、「さようなら原発講演会」が東京・千代田区の日比谷公会堂で開かれ、定員を超える人々が座席を埋めつくした。(主催・「さようなら原発」一千万署名市民の会)。福島第一原発の止まらない汚染水漏れに、東電も国も何ら有効な対策を打てない深刻な事態が続いている。焼けつくような暑さのなか、予定の午前11時を待たずして整理券が配られはじめ、12時過ぎには早くも入場が開始された。
 
■もう一度 力を合わせて
 午後1時、木内みどりさんが司会を務めて開会。呼びかけ人の鎌田慧さんが登壇した。「関東大震災から90年が経った。当時は戒厳令下で大杉栄、伊藤野枝ら社会主義者が虐殺され、戦争に向かっていった。外には軍備拡張、内には弾圧体制。今の安倍政権の動きと重なっている。脱原発運動は命を守る運動だ。この秋からもう一度力を合わせてがんばっていきましょう」。
 チンドン太鼓とクラリネット、チューバ、ギターなどを融合させた独特の音楽で観客を魅了したのは「ジンタらムータ」。アジアから南米の街頭音楽に脱原発のメッセージを織り交ぜて力強い演奏を披露した。
いわき市議会議員の佐藤和良さんは、「再び関東大震災が起これば、首都圏こそ原発災害の現地になる」と警告し、原発関連死を約1400人と告発。仮設住民の厳しい実態を伝えた。また参院選後に汚染水漏れを公表した東電の態度を、「はじめから出来レース」と糾弾。国と東電の責任を問うために「被害者は絶対にあきらめない。みなさんとつないだ手を離さない」と力を込めた。
 
■新しいモラルに希望を
 大江健三郎さんは、小説家のいとうせいこうさんの作品が芥川賞を逃した経緯について話した。死者の声を代弁するヒューマニズム、センチメンタリズムが選考委員に批判されたが、それがなぜいけないのか。むしろそれが文学行為だと反論した。また、作家の故井上ひさしさんと評論家・加藤周一さんとのエピソードにも、時間を割いた。井上さんが旅先で色紙サインの依頼を自分に譲ったこと。そこに書かれた言葉に、ウイットを加えた大江さんの思い出話に、会場は沸いた。
 加藤さんとのフランスでの出来事に触れ、原発の是非をめぐる同国の市井の論争を紹介。「日本人は60年間平和憲法を守ってきた。『原発ゼロ』で日本人の新しいモラルが問われる。それに希望を持とう」と、まとめた。木内さんが安倍晋三首相を紹介した「ニュースペーパー」のものまねコントは大爆笑の連続だ。懐かしい小泉純一郎氏も駆けつけた。
 
■原子力から抜け出そう
 京都大学の小出裕章さんは、スライドを使って原発事故の汚染実態を告発。「戦争が終わった後、国土は荒廃しても人々はそれを再建した。しかし原子力災害は違う。福島には住めない」。「他者を犠牲にする原子力的なものすべてから抜け出すこと。平和憲法は素晴らしい。人生は、命は一度きりだ」と語ると、大きな拍手が起きた。
 作家の澤地久枝さんは「こんなに猛暑が続くのに停電しないじゃないですか。未来の子供たちのために、原発は止めるべき」だと語った。
評論家の内橋克人さんは、これまでの運動を振り返った。私たちはかつて「福島から学ばない人間を国会に送るな」と心から訴えた。ところがまったく逆のことが起きた。「有権者はいったい何を考えているのか。民主党政権時代のヒアリングを、民意を一顧だにしない現政権の手法にだまされず、新しい安全神話を見破らなければならない」。内橋さんは一語一語に、静かに憤りを込めた。
 
■はじめの一歩から声をかけて
 集会の最後に落合恵子さんが発言した。「銀座でショッピングを楽しむ人をつかまえて聞かせたい」と切り出した。全国を講演でまわりながらも、まだまだ真実を知らない人が多いという。この会場にいれば心地いい。でもしばらくは、政治は変わらない。福島の70代の女性は「こんな無念の思いのまま死ねるものか」と口にした。あきらめない。ここにいない人にこそ、声をかけたい。
 非暴力主義を貫いた落合さんが、「武闘派になろうか」と口にする。「私は外に出てノックをし続ける。あいつを変えてやる」。焦りやもどかしさが伝わってくる。「東京五輪に使う金を福島に注ぎこめ」――この呼びかけに、参加者は渾身の拍手で応えた。
 「つながろうフクシマ!くりかえすな原発震災」をサブタイトルに掲げた4時間にも及ぶ長丁場。2050人の聴衆は、最後まで集中力と一体感を維持して集会を成功させた。1千万をめざす署名は現在、830万筆超に達している。(Y)
 
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転載元: たたかうユニオンへ!


[転載]9.7 藤岡集会 希望の牧場・吉岡さんのお話し (福島・浪江町)

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9.7 学習会&市内パレード 第6弾
 
希望の牧場・吉岡さんのお話し 
(福島・浪江町)
 
 
日時 :9月7日(土)午後1時30分〜
場所 :藤岡公民館3階大会議室
演題 :「警戒区域で闘い続ける〝ベコ屋〟」
講師 :吉沢正巳さん(希望の牧場代表)
入場料:無料
 
主催 原発を考える藤岡の会
 
 
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群馬県藤岡市

9月7日です。

決死団結!
吉沢さんが原発事故直後に書いた言葉。
 
 
〇藤岡公民館
〒375-0024 藤岡市藤岡1639番地5
 
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転載元: 宝の山

普天間米軍機、緊急時に校庭着陸想定

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普天間米軍機、緊急時に校庭着陸想定

沖縄タイムス記事
 
 【平安名純代・米国特約記者】米軍普天間飛行場に配備されている垂直離着陸輸送機MV22オスプレイなど、同飛行場所属の軍用機のパイロットらが、緊急時の着陸地として同飛行場周辺の学校の校庭などを想定していることが1日までに分かった。同飛行場での駐留経験を持つ複数の現役・退役パイロットらが本紙の取材に対して明らかにした。オスプレイは、昨年から米本土で緊急着陸を頻発している。人口密集地のど真ん中に位置し、多くの学校が隣接している同飛行場の危険性があらためて問われそうだ。
 同飛行場でオスプレイのパイロット勤務経験がある米海兵隊員は、「同飛行場への帰還が難しい機体の不具合などが生じた場合、近くの空き地などに速やかに着陸する必要がある」と述べ、緊急時の使用が予想されている場所として、沖縄国際大学や宜野湾市立嘉数小・中学校、普天間第二小、普天間中学校、宜野湾小・中学校、県立中部商業高校、琉球大学などを挙げた。
 現在は米本土内の基地に勤務する海兵隊員は「こうした想定は、われわれの共通認識というレベルのもので、(在沖米海兵隊の)マニュアルなどには記されていない。事故などが起こらぬよう、整備には万全を期していた」と話した。
 沖縄国際大学ヘリ墜落事故が発生した2004年に同飛行場でパイロットとして勤務していた海兵隊員は「住宅地と隣接する普天間は、操縦士も高度な技術が求められる」と指摘。
 当時の事故の被害は「操縦士の判断で最小限にとどめられた」との認識を示した。
 オスプレイに詳しい米国防分析研究所(IDA)の元主任分析官、アーサー・リボロ氏によると、オスプレイが緊急着陸を要するのは、(1)計器点検などの予防的措置(2)安全性に関わる不具合が生じ、近くの空き地や駐車場などにできるだけ早い着陸が必要(3)エンジンからの出火など深刻な問題が発生し、ただちに着陸が必要-の3点を挙げた。
 
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米軍普天間飛行場に飛来する垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ。奥の建物は2004年に米軍ヘリ墜落事故があった沖国大=2012年10月1日午前11時すぎ、宜野湾市
 

オスプレイ緊急時想定:教育現場から怒りの声

 
沖縄タイムス記事
 
 【宜野湾】米軍普天間飛行場周辺の学校がMV22オスプレイの緊急着陸地点として想定されていることが分かった。「本当か」「子どもたちのことを考えないのか」。これまで何の情報もなかった教育現場からは、驚きと怒りの声が上がった。
 宜野湾市の玉城勝秀教育長は「もし事実なら、とんでもない話だ」と憤る。「これまで、そういった情報はない」とした上で、「着陸地点として検討することすら許されない。学校に米軍機が落ちて、子どもが犠牲になる国が世界のどこにあるのか。宮森小学校や沖縄国際大学の墜落事故の教訓が生かされていない」と語気を強めた。
 市立学校の校長は「校庭には部活や体育などで何百人何千人という子どもたちがいる場合もある。本当にそんなところに着陸できるのか。考えられない」と首を横に振る。「学校を単に広い空間としかとらえていないのではないか。そこにいる子どものことを、なんとも思っていないのか」と話した。
 琉球大学の矢崎雅之総務部長は「これまで聞いたこともないし、緊急着陸をしていいといったこともない」と、着陸ポイントの想定に入っていることに驚いた。「事実なら沖縄防衛局から協議があってしかるべきだ」としたが、現時点で説明はない。「グラウンドでは学生がクラブ活動や体育の授業もある。そういう中で着陸地点に想定されるのは困る」と話した。
 普天間飛行場周辺の県立高校側も「聞いたことがない。そういう想定があるなら、どう対応するか検討し、保護者や地域にも説明しなければならない。本当にどんな想定があるのか」と驚いた。

「どこに着陸?」普天間勤務経験30人に質問

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ネバダ州インディアナ・スプリングで米海兵隊オスプレイが着陸に失敗した現場周辺=8月29日
 

「どこに着陸?」普天間勤務経験30人に質問

 
沖縄タイムス記事
 
 【平安名純代・米国特約記者】沖縄で訓練中に緊急着陸を要する事態が発生したら、軍用機はどこへ着陸するのだろう。ネバダ州で先月26日に発生したオスプレイ緊急着陸のニュースを受け、米軍普天間飛行場で勤務経験のある海兵隊員ら約30人に質問をぶつけた。
 「オスプレイは理想を追求した軍用機。過去に問題はあったが、今ではすべて改善された」「機体の維持管理はいつも入念に行っている。心配ない」
 彼らは口々にそう答えを返す。しかし、「もしも」の事態が発生したらどこへ着陸するのかと何度も聞き返すと、「基地へ帰還できる方法を探す」「水面での着陸を試みる」などといった答えの後に、空き地がない普天間周辺では、学校などの校庭が緊急時の着陸場所として捉えられている彼らの共通認識が顔を現し始めた。
 ネバダ州のオスプレイ着陸失敗に関する米国内での報道は、とても小さな扱いだった。驚くことに、第一報を報じた地元紙を含め、現場で取材をしたメディアは皆無だった。乗員に負傷者はなく、事故現場一帯は砂漠地帯で、住民や住宅などへの被害がないことが電話取材で分かったからだ。
 事故から3日後の29日、現場に足を運んでみた。ラスベガスから北西に約45分の地点で、車がほとんど通らないフリーウェーの両脇には砂漠の景色がどこまでも広がっている。
 現場から1キロ地点にある小さな給油所の店員や住民らに取材したが、事故を知る人はいなかった。現場周辺に有り余るほどのスペースがあり、住民らの命や生活に直結するものではなかった事実が分かった。
 対する普天間はどうか。普天間へのオスプレイ配備に伴い、米軍は2012年6月に公表した「環境レビュー」で、初めて同飛行場の滑走路両端を事故可能性ゾーン(クリアゾーン)と明記。「事故の可能性が高い」との米軍の認識を明らかにした。
 米国では重大事故の75%は滑走路やその延長線上で起きている。
 そうしたデータを反映し、米連邦航空法に基づいて設定されたクリアゾーンは、居住などを禁止している。
 住民の安全を確保する米国内の法律に照らしてみると、普天間の危険性の高さは誰の目にも明白だ。
 普天間に所属する軍用機の乗員らは、緊急事態が発生した場合、現実的にどう対応するのだろう。
 「ネバダ州では、着陸場所を探す必要がなく、乗員らは自分たちの命をどう守るかに専念できたはずだ」。ある操縦士に問いを向けると、そうつぶやいた。
 

オスプレイ:ネバダ事故時、VRSで制御不能か

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オスプレイ:ネバダ事故時、VRSで制御不能か

 
沖縄タイムス記事
 米ネバダ州で起きた海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ1機が着陸に失敗した事故で、当該機が事故当時、回転翼航空機特有のボルテックス・リング(VRS)状態が発生し、制御不能となっていた可能性があることが1日までに分かった。事故調査に関わっている米軍関係者が本紙の取材に対して明らかにした。
 ボルテックス・リング状態とは、回転翼機特有の失速現象。下降する際に両方の回転翼の先端に渦巻き状の気流が発生し、機体を押し下げるなどコントロールが困難になる状態を指す。
 米軍関係者は、乗員らの「砂埃(ぼこり)で視界が悪化し、失速した」などとの証言や、現場の状況が2010年にアフガニスタンで起きた空軍オスプレイの墜落事故と類似しているなどと指摘。オスプレイの機体構造に起因するVRS状態が発生していた可能性があるとの見解を示しながらも、事故原因は最終的に操縦士らのミスを示す人的要因となる可能性を示唆した。
 米国海軍安全センターが先月27日に開示した基本情報によると、ネバダ州の事故は、視界が悪い状況下での着陸訓練の最中に発生。事故の規模は、機体が燃焼していることから、最も損傷の激しい「クラスA」にランク付けられた。

米軍出砂島射爆撃場の訓練を公開

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沖縄・入砂島
 
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発射後、煙を上げて上空に進む訓練用模擬弾。右手に小さく見えるのがKC130空中給油機=8月27日、渡名喜村入砂島
 
入砂島到着後、訓練の準備作業を行う海兵隊員ら。中央の筒状のものが訓練用模擬弾。後方に見えるのが渡名喜島
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 軍出砂島射爆撃場の訓練を公開

 
沖縄タイムス記事
 
 在沖米海兵隊は8月27日、渡名喜村の入砂島(米軍出砂島射爆撃場)での訓練を記者団に公開した。行われたのは、CH46ヘリとKC130空中給油機が地対空ミサイル(SAM)を回避する訓練。入砂島では実弾演習ができないため訓練用の模擬弾が使われた。沖縄本島周辺に点在する訓練エリアで日常的に続けられる訓練の一端が垣間見えた。(政経部・西江昭吾)
 記者8人を乗せたCH46が午後2時50分、普天間飛行場を飛び立つ。約30分後、紺ぺきの海に浮かぶ入砂島が視界に入る。那覇の北西約60キロの無人島で渡名喜島からわずか約4キロの近さ。周りを見渡すと、北に粟国島、西に久米島、南に慶良間諸島の島影が肉眼で見える。
 面積0・25平方キロの島全体が射爆撃場となっている入砂島は、日曜日を除く午前6時~午後11時が使用時間とされている。CH46の後継機オスプレイも月1回ほど訓練で飛来する。
 島に到着して、まず目に飛び込むのは足元の薬きょうの多さ。ヘリが着陸した小高い丘に無数の薬きょうが落ちており、訓練の頻度の高さがうかがえる。
 第152海兵空中給油輸送隊の隊員は早速、模擬弾の設置に取りかかった。高さ約45センチの「スモーキーSAM」と呼ばれる模擬弾は、発射と同時に大量の煙を出し、上空へ一直線で進む。米軍機の操縦士は熱センサーで感知して回避行動を取るという。
 模擬弾が発射されると、旋回するCH46とKC130はミサイルの追尾を逃れるための熱源体「フレア」を出しながら島から遠ざかる。午後4時から約1時間で10発打ち上げた。
 「操縦士に必要な訓練。米本土やグアムでも行うが、沖縄でやるならここ」。隊員の一人は汗をぬぐい、「実際に航空機に当てるようには発射しない」と笑った。地上の隊員はリラックスした様子で、発射の合間にたばこを吸ったり、リンゴを食べたりしながらタイミングを見計らった。
 途中、発射機周囲の草むらが燃え、慌てて隊員らがペットボトルの飲料水をかけたり足で踏んで火を消す場面もあった。
 撤収後、再び記者団と隊員を乗せたCH46は往路と同様、車が行き交う国道58号や市街地上空を飛びながら普天間飛行場へ戻った。
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