今日の午前中は、京都の街に繰り出し、三条河原町、四条河原町、京都市美術館前で展開しました。署名を44筆集め、ビラを300枚配布し、京都の労働者人民の怒りと結びつくことが出来ました。
街頭に出て驚くのは、多くの人が弾圧を知っていることです。ビラを受け取り、「京大反戦ストライキ」という文字を見ただけで「弾圧許せない」と積極的に署名をかいてくれました。弾圧への怒りは京都の地でも怒りの炎となって燃え上がっています。
弾圧に怒る地元学生や「大学での反戦ストライキは素晴らしい」とカンパを寄せてくれる留学生、京大のOB など感動的な結合が続々と勝ち取られました。
京大OBの方は、「これは、滝川事件と同じ弾圧だ」と怒りを爆発させ「ストライキなんて僕の時代は当たり前だった。絶対に6人を取り戻そう」と語ってくれました。ほかのOBの方も「今のストライキはおとなしい方だ。もっともっと闘っていいんだよ!」と同学会にエールを送ってくれました。
街頭での反応の良さに危機感を感じた京都府警が妨害に来て、これを大衆的に弾劾して撃退するという場面もありました。
午後は、京都大学で行われた「戦争させない左京1000人委員会」のフォーラムで展開を行いました。「戦争させない左京1000人委員会」は、副学長連絡会の廃止など学生弾圧の先頭に立ってきた川添信介副学長が呼びかけ人に名を連ねています。反戦ストライキを告訴して学生を警察に売り渡している人間が反戦をテーマにしたフォーラムを開いている。絶対に許せないし、これこそが京大の戦争協力の実態です。
しかし、展開ではフォーラムの参加者が続々と署名に応じ、弾圧を行う京大当局への怒りの声を勝ち取ることができました。「反戦スト弾圧に抗議するストライキはいつやるんだ? どんどん闘わないとダメだぞ」と檄を発してくれる参加者もいました。
また、京大の教員が「学生運動は断固支持だ!」と署名をしてくれ、「生徒に見せたい」と展開を行う私達の写真を撮ってくれました。
山極総長体制の足元から反乱を勝ち取り、午後の展開も大成功しました。
今日一日活動してみて感じたのは、同学会の反戦ストライキ決起を「犯罪」と言って学生を警察に売り渡す京大当局に怒りが集中していたことです。京大生が闘いのなかでつくってきた「京大学生運動」への誇りが京都の労働者人民の中に息づいているのを実感しました。
街頭にあふれる反戦スト弾圧への怒りを一つのものにして6人の即時奪還に向け闘っていく決意です。