国際婦人デー行動 東京 ロシア革命継承し闘う 弾圧破り大高揚

集会でははじめに、司会の婦民全国協の三多摩支部福島幸子さん・埼玉支部の大谷京子さんから、韓国で4日100万人の決起がかちとられ、3・8国際婦人デーを前に女性労働者がこの集会を牽引したことが紹介され、国際連帯で朝鮮核戦争を始まる前にとめようと開会が宣言された。

特別報告は、3つの新共謀罪の先取り弾圧との闘いについて行われた。これこそ日米の核戦争宣言下の最先端の攻防だ。埼玉「白タク」弾圧粉砕の闘いを、婦民関東ブロック代表でNAZEN埼玉の高木美佐子さんと、共にたたかいぬいた越谷と加須の自治体労働者の仲間が報告。続いて神奈川・杉並の共同作業所つぶしを狙った弾圧について、高橋道子さんが報告。最後に全学連から沖大自治会委員長で全学連副委員長の赤嶺知晃君が、東北大の野君へのデッチあげ弾圧を粉砕し、国家権力の暴力的弾圧には告訴・国賠で真っ向から闘っていると報告した。
いよいよ基調報告だ。今年は、労組交流センター女性部から、東京の3人の自治体労働者―樫村美恵子さん、石田訓子さん、岸上真寿美さんが行った。ロシア革命から100年、新たな戦争と革命の時代に、人間らしく生きるため、戦争と民営化絶対反対、国際連帯で闘おうと高らかに宣言した。特に小池の東京丸ごと民営化・労組破壊の攻撃に対して保育・介護・学童クラブの職場の攻防が具体的に展開されたことは、安倍・小池打倒にむかって決定的だ。「民間への出向=よりよい民営化」などない。福祉はサービスではない。転職攻撃を拒否して介護の「職」を誇りをかけて守る。非正規職の雇い止めに対しては正規と非正規が団結して闘うことが必要だ。体制内労組幹部の屈服に対して、ストライキで闘う動労総連合のように闘おうと呼びかけた。
基調をうけて職場・地域からの発言が続いた。泉陽会労組を立ち上げた報告。北部ユニオンからは解雇攻撃との不屈の闘い。婦民全国協東京南部支部の羽田超低空飛行と闘う決意。病院労組の攻防と新共謀罪への怒り。三浦半島教育労働者の執行部選と給食センター化との闘いの報告。女性労働者が現場から勇気をもって続々と立っているのが伝わってくる。もっと聞きたいとの思いが集会後の、新宿ど真ん中、JR本社前、都庁に向かうデモではじけた。人があふれるほどの沿道からは外国人も含めて圧倒的注目を受けて元気に闘い抜かれた。