「朴槿恵、社長たちに解雇殺人の免許を発行」
[1.27ゼネスト世宗忠南大会] 2月初めの臨時国会まで緊張解かずに闘争を決議
およそ2500人の世宗忠南地域の労働者たちがやさしい解雇、就業規則改悪政府指針に抗議して、労働部天安支庁への進入を試みるなどの抗議闘争を展開した。
民主労総世宗忠南本部は、天安ヤウリ広場で「労働改悪阻止、行政指針粉砕、民主労総ゼネスト世宗忠南大会」を開いた。労組の忠南支部組合員約1200人がストライキを行って大会に参加し、闘争した。

民主労総のユ・ヒジョン世宗忠南本部長は大会発言で「朴槿恵が毎日マスコミに顔を出して、労働者、国民、国会議長、議員を脅迫している。朴槿恵は権力者と1%の財閥しか国民と思わない。朴槿恵は私たちを国民とは思わない」と指摘した。
ユ・ヒジョン本部長は「朴槿恵政権が労働者を勝手にクビにできる殺人免許を財閥と社長に発行した。労働条件を事業主が勝手に変えられる刀の柄を与えた」と強く糾弾した。
ユ・ヒジョン本部長は「労働部は嘘つきだ。民主労総、韓国労総と一回も協議をせずに労働者たちが同意したと国民を欺いている」と暴露した。ユ本部長は「法務部長官というスパイはISテロと北朝鮮水素爆弾の威嚇の中でなぜストライキをするのかと、たわごとを言いまくっている」と政府を非難した。

ユ・ヒジョン本部長は「労働法案改悪阻止、政府指針粉砕闘争を終えなければならない。朴槿恵を退陣させるか、労働者が死ぬか、どちらかで終わる。寒い中、くじけないようにしよう」と組合員たちを励ました。
大会を終えた民主労総世宗忠南本部の組合員たちは、天安市内を4キロ程デモ行進し、労働部天安支庁に到着した。組合員たちは各組織の旗、幟、赤い旗を掲げて朴槿恵政権-セヌリ党-やさしい解雇-賃金カットを象徴する柩御輿を担いでデモ行進した。
組合員たちは天安支庁に労働部指針廃棄を要求する抗議書簡を渡す意思を明らかにした。天安支庁の関係者は正門を封鎖した警察の盾の間から書簡を受け取ると話した。組合員たちはこの言葉に怒って抗議しながら、直接書簡を渡そうとして正門を封鎖している警察に道を開けろと要求した。
警察は道を開けなかったため、組合員たちは抗議しながら進入を試みた。ユ・ヒジョン本部長は屈辱的に書簡を渡せないとし、破りすてて天安支庁に投げた。

ゼネスト大会の整理集会でチョン・ウォニョン労組忠南支部長は、「今日、ゼネスト行進を行って労働部天安支庁に到着した。今日で闘争が終わりではない。2月の初めに朴槿恵政権は5大悪法の国会通過のために襲いかかってくるだろう」と緊張するよう強調した。
チョン・ウォニョン支部長は「労働法改悪案が通過した瞬間、労働者と私達の子供たちの未来はない。一生を資本家の奴隷として暮らすしかない」と警告した。チョン・ウォニョン支部長は「旧正月後も闘争を続けるしかない現実だ。この冬に屈すれば労働者の未来はない。現場を組織し続けよう」と提案した。
民主労総世宗忠南本部の組合員約2500人は、次の闘争現場で会うことを約束して朴槿恵政権-セヌリ党-やさしい解雇-賃金カットを象徴する柩御輿を燃やし、罷業歌を歌った。
翻訳/文責:安田(ゆ)