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21日の北島邦彦さん街頭演説

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街頭演説予定(21日)
12:00~13:00高円寺北口
17:30~18:30浜田山
19:00~20:00高円寺南口



新捜査手法」阻止へデモ 4・10霞が関 司法改革推進の日弁連許さず

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新捜査手法」阻止へデモ

司法改革推進の日弁連許さず

 4月10日昼、「現代の治安維持法と闘う会」が緊急に呼びかけた「盗聴の拡大・司法取引・証人隠しを許すな! 反戦運動・労働運動つぶしの治安法を廃案に! 『新捜査手法』阻止4・10デモ」に、首都圏の労働者・学生・弁護士をはじめ90人が参加し、日比谷公園から新橋駅前まで怒りのデモを行った。

 デモ出発に先立ち、主催団体の呼びかけ人の森川文人弁護士がアピールした。「今、安保関連法制と一体できわめて悪質な〝現代の治安維持法〟=新捜査手法の導入が狙われています。日弁連執行部はこの弾圧立法に賛成しました。絶対に許せません! 私たちはこの裏切りを徹底弾劾し、新捜査手法導入を阻止するために、今日の緊急のデモを呼びかけました。団結を破壊し、仲間を裏切らせることを狙う司法取引の導入。警察の立ち会いなしにあらゆる名目で盗聴が可能になる盗聴法改悪。そして取り調べの録音・録画、これはけっして『可視化』などではなく捜査機関に武器を与えるものです。この本質を徹底暴露し、絶対反対で闘いましょう!」

 続いて「憲法と人権の日弁連をめざす会」事務局長の武内更一弁護士が発言に立った。「新捜査手法の導入は司法制度改革の一環です。小泉政権時代に出された司法改革審議会の意見書では、政治改革、行政改革、経済諸改革に続く最後の要が司法改革だと書かれている。これに賛成した日弁連執行部を私たちの力で倒さなければなりません。今日は日弁連を徹底弾劾し、〝現代の治安維持法〟の実態を広く知らしめましょう」

 迎賓館・横田爆取デッチあげ弾圧裁判被告団の十亀弘史さんが発言に立ち、「私たち被告団は、上告審の補充書を最高裁に提出しました。攻勢的に最高裁と対決して、デッチあげ弾圧の根幹を打ち砕く決意です」と決意表明し、新捜査手法の内容を詳細に暴露・批判して「国家権力の弾圧に対し、完全黙秘・非転向を貫くことこそが勝利の道だ」とアピールした。

 次に「無実の星野文昭さんをとり戻そう!全国再審連絡会議」の金山克巳さんが発言した。「新捜査手法は戦争と一体の攻撃です。これを打ち破る道は労働者階級の団結と国際連帯です。無実の星野文昭さんをとり戻す力もここにある。星野再審弁護団は3月13日、無実の新証拠とともに意見書を東京高裁第12刑事部に提出しました。5月13日にはビデオ国賠裁判の控訴審判決を迎えます。星野さんの無実のビデオ証拠を『紛失』と称して証拠隠滅した警視庁公安部を、今日は全人民の前で徹底弾劾しましょう。新捜査手法絶対阻止へともに闘いましょう」

 最後に全学連の斎藤郁真委員長が発言に立ち、「私たちは法大闘争を通じて完全黙秘・非転向を貫き、仲間との団結を守り抜いて勝利してきました。戦争のための治安弾圧立法を許さず、絶対反対でともに闘いましょう」とアピールした。

 デモ隊は「新捜査手法導入反対!」「日弁連執行部の裏切りを許さないぞ!」「労働者の団結で戦争とめよう!」と力強いコールを響かせ日比谷公園霞門を出発し、霞が関、内幸町~新橋駅前までをデモ行進した。(S)


矛盾が集中したJR四国は分割・民営化の最大の破綻点

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矛盾が集中したJR四国は分割・民営化の最大の破綻点
四国に動労西日本の闘う旗を!


   JR北海道、JR九州、JR四国の三島JRとJR貨物に、国鉄分割・民営化=JR体制の大破綻がさらけ出されている。中でも最も激しい矛盾が集中しているのがJR四国だ。

 この四国に動労総連合の旗が立つならば、動労千葉が銚子や館山で実現しているように、四国全体を新自由主義に対する地方の怒りの反乱の拠点に転化することができる。

輸送量も収入も減少の一途

 四国は香川・愛媛・徳島・高知の4県の合計人口が387万人で、横浜市をわずかに上回る程度だ。新自由主義による地方切り捨てで過疎化と人口減少は進み、輸送人キロで表したJR四国の乗客輸送量も減少する一方だ(グラフ参照)。
 その上、予讃線(松山―高松間)、土讃線(高知―高松間)、高徳線(高松―徳島間)の鉄道幹線と並行して高速道路が建設され、鉄道は自動車、バスとの競合にさらされている。ピーク時の1996年度に370億円だったJR四国の運輸収入は2015年度に226億円台へと落ち込む見込みだ。社長の泉雅文自身が「四国のような地方は上下分離しないと生き残れない。国に上下分離を求めていく」と言い出している(週刊東洋経済2月19日号)。
 そもそも国鉄は、全国一律の運賃で公共交通機関としての鉄道を成り立たせてきた。それは首都圏や大都市間の大量輸送による収益を地方に再配分することで可能になっていた。だが、国鉄分割・民営化で鉄道は切り分けられ、国家権力中枢と結びついた葛西敬之(現JR東海名誉会長)らは、収益の上がる東海などを私物化したのだ。
 2013年度のJR東海の営業収益1兆6525億円に対し、JR四国は488億円、経常利益(利潤)は東海の4042億円に対し四国は46億円だ。この46億円も「経営安定基金の運用益」と称する国の補助金によるもので、実際の経常利益は毎年90億~100億円規模の大赤字だ。
 もうかるところでは徹底的にもうけ、もうからないところは徹底的に切り捨てるものとして国鉄分割・民営化は強行された。その矛盾は、すべて労働者人民に押しつけられている。

車掌・検修など全業務外注化

 JR四国は完全に破綻している。だが、どんなに破産的でも「完全民営化」に向けて極限的な合理化・外注化へ突き進むのが第2の分割・民営化攻撃だ。北海道の2割強ほどの面積しかない四国には切り捨てるローカル線もなく、JR四国はどこよりも激しく合理化と外注化を進めている。
 JR四国の「中期経営計画2012―2016」は「自立経営の確立」を掲げ、「新たな輸送体系の実現」「グループ一体となった業務の効率化」「鉄道の抜本的な高速化」を打ち出した。特急を増発する一方で生活路線は縮小し、徹底した人件費削減―外注化・非正規職化を強行するとともに、何の展望もない四国新幹線構想にすがりつくということだ。
 施策の筆頭には「少数精鋭化(総額人件費削減)」が挙げられた。発足時4455人だった社員数は現在2600人台に減少(グラフ参照)、その分、外注化・非正規職化も拡大している。
 JR四国の大量退職問題は、JR各社の中でもきわめて深刻だ。2013年時点で50歳代以上の労働者が過半数を超えており、退職者が抜けた穴を外注会社の非正規労働者で埋めている。JR四国は2010年、JR各社で初めて、車掌業務を契約社員の客室乗務員に行わせる施策に踏み切った。当時の社長・松田清宏(現会長)は「接客に興味がある人に来てほしい」と言った。列車安全運行の要をなす車掌を「接客業」にするというのだ。2009年度末時点でJR四国に在籍していた300人の車掌のうち170人が2023年度までに退職するが、それに相当する人員が次々と期間5年以内の契約社員にされていくのだ。
 「中期経営計画」は恐るべき安全崩壊をもたらしている。保線・検修などの鉄道事業の根幹部分が丸投げ外注化され、その結果「鉄道運転事故」は毎年20件を超えている。この数値はJR四国の車両保有台数から見て異常に高い。
 またJR四国の全259駅のうちすでに80%が無人化されている。JR四国唯一の工場である多度津工場では、発足時に600人いた労働者が今は200人に削減され、うち100人は外注会社の社員だ。
 このままではJR四国での「尼崎事故」「伯備線事故」は不可避だ。一昨年秋には「56本の橋を補修せず、点検記録に不備があった橋は1100本超」という事態が暴かれた。さらに昨年秋には、2013年度に実施された線路点検のうち328カ所で検査が適切に行われていなかったことが、会計検査院の検査で明らかになった。
 JR体制打倒は、鉄道労働者、全労働者人民の命がかかった課題だ。

JR四国労組闘いに危機感

 JR四国の矛盾の根源はJR体制そのものにある。社会の公共物である鉄道を私的利潤獲得の道具として資本家が私物化していることに根本問題がある。だから鉄道と鉄道労働者の労働の社会性・共同性の奪還に向けて階級的団結を形成し、動労総連合を建設することが求められている。
 2013年2月8日のJR四国労組第26回本部委員会では、次のようなやりとりが行われた。「(愛媛支部)動労西日本は、今年1月に開催した第6回定期大会において組合規約改正により、組合員の範囲を拡大し、JR四国も対象となったとの情報がある。詳細な情報があれば教えていただきたい」「(浅岡書記長)動労西日本の組織拡大行動は今に始まったことではなく、2年ほど前から運転所前でビラ配布するなど活動している。......JR四国労組の組合員は動労西日本のビラ配布等に関わりを持たないようにしてほしい」(JR四国労組新聞13年3・10付)
 「動労総連合を全国に」の方針はJR四国の最大労組=御用組合を恐怖にたたき込んでいる。
 動労水戸の被曝労働拒否の闘いは、伊方原発再稼働と対決する四国の労働者の課題だ。伊方原発で事故が起きれば四国全体が被曝する。愛媛県職労とともに伊方原発再稼働阻止・被曝労働拒否を闘おう。動労水戸支援共闘を四国に広げよう。動労神奈川に続き、動労総連合を四国に建設しよう。
(中四国・魚住徹)

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輸送人キロ 乗客数とその移動距離を積算したもので、乗客輸送の規模を表す。
上下分離 線路や駅などの施設を保有する事業者と、列車を運行する事業者を分離する経営方式。施設を自治体が保有する形をとって列車を運行する民間会社に補助金を出す場合が多い。

420共闘団「恩恵や同情ではなく、権利を」

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420共闘団「恩恵や同情ではなく、権利を」

24日の民主労総ゼネストに「総闘争」で連帯の意向表明

カル・ホンシク記者 2015.04.21 09:54

 4月20日、政府が定めた「障害者の日」を「障害者差別撤廃の日」にするため、全国的な活動を展開している420障害者差別撤廃共同闘争団(以下、420共闘団)が、障害者権利保障のために19日から続いた2日間の闘争を20日の決意大会を最後に終えた。


▲420共闘団は午前11時普信閣で420障害者差別撤廃総闘争決意大会を開いた。420共闘団が障害者権利を押し上げる希望のピンクの折り紙の船を出港させるパフォーマンスを見せている。

 420共闘団は4月20日午前11時、普信閣で「420障害者差別撤廃総闘争決意大会」を開いた。彼らは政府がこの日を「障害者の日」と決め、障害者に恩恵授与と同情を施すことを拒否し、障害者の権利を勝ち取ると宣言した。

 3月26日から本格的な活動に入った420共闘団は、障害等級制廃止と障害者権利保障法制定、障害者活動支援法改正、交通弱者移動便宜増進法改正の3大法案をはじめ、合計13の政策要求案を掲げて活動をしている。

 韓国障害者自立生活センター協議会のヤン・ヨンヒ会長は「障害者に対する恩恵授与と同情を越え、障害を認める自立生活の概念が韓国に入ってきたのに、朴槿恵政権は相変らず障害者の自立生活を踏みにじっている」とし「われわれは4月20日をむかえ、障害等級制、扶養義務制廃止と障害者人権をたかっているが、社会は今も障害者を施設に閉じ込めている。障害者がこの社会でくやしく死んだり、誰かに依存しなければならない人生をもう見過ごせない」と強調した。

 続く連帯発言で、セウォル号遺族のイ・ジョンチョル氏は「この国で人間が人間らしく暮らしたいという気持ちで真相究明を要求しているが、セウォル号追慕1年の日、大統領は海外歴訪に行った。これほど多くの人が死んでも感情がないようだ」と怒り、「今後も人が人間らしく暮らせるようにする政府、生命を守る政府を作るために遺族が先頭に立つことを約束する。皆さんも参加してほしい」と訴えた。

 民主労総のイ・ヨンジュ事務総長は「韓国社会では労働者だという理由で、貧しいという理由で、少数者だという理由で差別される。だが全国のあちこちで多くの差別に抵抗して、闘争しても、散っていると力が足りない」とし「差別に抵抗するすべての人々が一度に集まって差別をひっくり返す春にしよう。4・3(済州4・3事件)、4・19革命と果てしなく続く革命の月、4月に、民衆がすべての差別に抵抗するために立ち上がったと歴史に記録させよう」と強調した。

 全国障害者差別撤廃連帯のパク・キョンソク常任共同代表は「政府は数十年間、家の中や施設に閉じ込めてきた障害者らに、4月20日障害者の日の誕生日だと言って、南山で花見をさせて『幸せか』と尋ねる。福祉部長官がきて食事をさせ、政治家が入浴させて『幸せか』と尋ねる」とし「だが私たちの幸せは、ここで一緒に暮らすことだ。われわれは恩恵授与と同情ではなく、闘争で権利を勝ち取る」と声を高めた。


▲420共闘団が午後4時に光化門広場セウォル号座込場の前で民主労総ゼネスト支持宣言記者会見を行った。

 続いて決意大会の参加者らは午後12時50分頃から約2時間ほど、清渓広場でデモを行った。午後4時には光化門広場セウォル号座込場の前で記者会見を行い、4月24日に進められる民主労総ゼネストへの支持を宣言した。

 420共闘団はソウルだけでなく、地域でも民主労総ゼネストに総闘争で連帯するという決心を伝えた。

 京畿障害者自立生活センター協議会のクォン・タルジュ会長は「私たちの権利は誰も代弁してくれない。私たちが自らつかみとらなければならない」とし「私たちと一緒に闘争する民主労総が24日にゼネストをするので、私たちもここに一緒にする。弱者がますます底辺に追いやられる大韓民国の現実を、弱者が集まって一つ一つ変えていくべきではないだろうか」と訴えた。

 民主労総のキム・ウクトン副委員長は「民主労総は、24日のゼネストで労働者、庶民と皆さんが味わっている差別を撤廃するために戦う。皆さんが連帯してくれて胸が熱く、熱い連帯を確認するようになりうれしい」とし「ゼネストで、誰もが同じように働き、勉強し、生きていく権利を勝ち取り、朴槿恵(パク・クネ)政権の疾走を防ぐ」と応えた。

 一方この日の決意大会とデモ行進の過程で、警察は乙支路と清渓広場、世宗大路交差点などで420共闘団参加者の進路を塞いだため、数回衝突が起きた。特に午後4時頃、世宗大路交差点で、ある警察幹部が障害女性の車椅子を男性警官に持ち上げて移せと指示したことに怒った障害女性当事者と一部の420共闘団参加者が謝罪を要求し、約1時間30分程、道路と横断歩道を占拠した。

 その後、420共闘団は24日の民主労総ゼネスト、25日の性少数者活動家故ユク・ウダン追慕祭に参加した後、5月1日のメーデー闘争を最後に活動を終える予定だ。


▲20日の決意大会は全国で500人ほどの障害者が参加して進められた。

付記
カル・ホンシク記者はビーマイナーの記者です。この記事はビーマイナーにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。

セウォル号惨事1周年追慕文化祭

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また会ったあなた方

[パク・ピョンハクの文を書く、生を書く]セウォル号惨事1周年追慕文化祭

パク・ピョンハク 2015.04.20 18:23

1年前。惨事がおきてまもなく、遺族がバスに乗って安山からソウルに来た夜のことを思い出します。セウォル号惨事を交通事故だと遠回しに言ったKBS報道局長から謝罪を受けるために汝矣島に来た遺族は、結局警官に止められてアスファルトの上で長い時間を送るしかなく、結局悲しみと怒りにからだを震わせながら、大統領と会うために青瓦台へと向かいました。

光化門の前でバスを降りた遺族が青瓦台に通じる道で清雲洞町役場に来ると、警官たちはまた壁を作って前途を塞ぎました。そこで私は今も忘れられない残酷な光景を見ました。遺影を胸に抱いたお母さんたちが、道を塞ぐ警官たちの前にひざまづいて、両手を手を合わせて、とめどなくしくしくと泣いていたのです。子供たちを死なせた自分たちが罪人だ、頼むから許してくれと、ぜひ一度大統領様に会わせてほしいと、お母さんたちは大声で泣きながら、頭を地面につけました。遺族だけでなく、そこにいたすべての人々がみんな一緒に泣いた夜でした。

しかし1年経った後で、あの日の夜よりもっと残酷な光景を見ることになるとは思いませんでした。

惨事1周年になる4月16日。市庁広場で開かれる追慕文化祭に参加するために7万人が集まりました。文化祭を終えた遺族と市民は光化門の焼香所に行くため、車道に出てデモ行進を始めました。ところが警察は東亜日報社と東和免税店にわたる巨大なポリスラインを設置していました。高い壁の上ではカメラを持つ警官たちが休む間もなく閃光を光らせていました。遺族と市民は清渓広場側に方向を変えましたが、光化門側へと行く角はあちこちが警察バスで塞がれていました。

乙支路側まで行くと道があり、そちらに行くと鍾路3街でした。人々はまた光化門に行くために行進しましたが、鍾閣駅のあたりでまた警察に止められました。人一人が通ることもできないように、警察バスが列を作って壁になって停められていました。人々がみんな集まって警官を非難する叫びが鍾路市内に雷のように鳴り響きました。

その時でした。光化門に通じる交差点に停められていた警察バスの上に誰かがはい上がり始めました。すぐ手をたたく音があふれました。よく見ると、黄色いチョッキを着た遺族とマスクをした市民でした。「施行令を廃棄しろ」、「真実を引き揚げろ」というスローガンが書かれた横断幕がバスの上に掲げられました。遺族はバスに上げられたマイクを持って次々に発言を始めました。

その日の夜、遺族と市民は何とかして光化門に行くために、仁寺洞側に行ったり、世宗文化会館裏道を利用したりもしました。もちろん警官たちは、何かがあれば催涙液をまいたり盾を振り回しました。その渦中で遺族の1人が警官のひどい鎮圧で肋骨を四本も折り、病院に運ばれて行きました。

しかしこの文を書く今最も残酷だった記憶として残っているのは、1年間で「闘士」になってしまった遺族等を見ることになったことです。

1年前まで、遺族はセウォル号惨事が「政治」に関係することをとても敬遠してしました。遺族と一緒にいようと訪ねてきた人々が「大統領が責任を取れ!」と叫べば、遺族が立ち上がって怒って止めました。そして発言をするときも、常に「私たちは政権退陣を叫ぶつもりではありません」という言葉を付け加えたりもしました。多分その時まで、大統領という人に何か期待をかけていたためだったのでしょう。

しかし、惨事を全く忘れてしまったかような大統領と政府の態度に、遺族も少しずつ変わっていきました。年が明けても何もせず、惨事1周年になっても相変らず何もしない大統領と政府を、遺族はついに胸の中から消してしまったのです。そして、平凡な保護者や会社員でしかなかったのに、遺族はやむを得ず闘士になりました。戦わなければ現実を少しも変えられないという事実を知ってしまったためです。

マイクを握っておずおずと手探りで発言していた遺族が、いつしか集会の司会者顔負けにさらさらと順序だって話せるようになりました。舞台に上がり、多くの人の前で堂々と発言する遺族を見るたびに、私の心はとても痛みました。あの人たちがなぜあんなに変わらなければならなかったのだろうか。家族と共に平凡な人生を暮らしていた人々が、どうして闘士になって街に出てこなければならなかったのだろうか。徒歩行進をして、五体投地をして、断食をして、断髪をして、その上「私たちは死ぬ覚悟はしていない。私たちはすでに死んだ。だから恐ろしいことはない」とまで言うほどに遺族を追い詰めたのはいったい何だろうか。

しかしそうした問いの答はあまりにも明らかだという事実が、もうひとつの残念さであり、悲しみでした。答は明らかでした。遺族が闘士になった理由は1年前にセウォル号惨事が起きた理由と違いません。生命よりも利益を前に出す人々。安全より利害得失をさらに問う人々。強い権力の前にただひざまずく人々。惨事まで「従北追い込み」の道具に使おうとする人々。そんな人々が普通に存在する限り、家族を失った悲しみと恨は決して解けないということを、遺族は悟りました。「大統領」と「政府」という名前で存在しているところの人々です。

2015年4月16日。惨事1周年にまた会った遺族たちは、もう悲しみに沈むこともなく、遺影を抱きしめて泣き叫ぶこともありませんでした。胸の中がばらばらに裂けても、遺族たちはさらに強くなったように見えました。警察の暴力を恐れる遺族はたった一人もいませんでした。盾を振り回せば全身で受けて、警察バスが道を塞げばバスの下に入って横たわりました。道端に横になって、何日も夜を送ることは、もう何でもありません。惨事1周年をはさむ4月の第3週を「追慕週間」ではなく「行動週間」にしようと主張したのは、まさに遺族たちでした。

それでこの文を書く私の心は非常にみじめです。家族を失った人々が一番先頭に立って戦わなければならない時代。家族を失った人々の肋骨を折る時代。家族を失った人々の顔に催涙液を吹き付ける時代。家族を失った人々が誰よりもさらに強い闘士にならなければならない時代。そんな時代を私は暮らしています。

闘士に変わるまで、遺族の胸の中には果たしてどんなことがあったのでしょうか?彼らはどんな地獄を味わい、どんな絶望に包まれたのでしょうか?私はあえて想像することもできません。警察バスの屋根に上がって立ったまま、市民と警官に向かって力強く発言した遺族の姿がまったく頭の中から消えません。断髪していくらも経たない青々とした頭で一番前に立ち、警官と衝突した遺族の姿を今でもくっきり思い出します。いくらひどい時代だと言っても、本当にこんなことはありえません。

遺族たちは「もう忘れないことだけではいけない」と口をそろえて叫んでいます。「行動しなければならない」と叫んでいます。当分は、いや、あるいはとても長い時間が経つまで、遺族は闘士として暮らさなければなりません。次にまた会う時は、闘士ではなく平凡な私たちの隣人として、路上でしばしば会うおばさん、おじさんとして会いたいのに、いつになったらそんな日がやってくるのか、今も分かりません。

しかし遺族たちは多分こう言うでしょう。その日は自然に私たちのところにやってくるのではないと。私たちが、私たちの手で勝ち取らなければならないのだと。

もっと熱心に、もっと多様な方式で、もっと着実に、もっとじわじわと戦わなければなりません。遺族と共に。市民と共に。

戦争絶対反対!児童館廃止反対のうねりを北島圧勝へ

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杉並区議選中盤戦
戦争絶対反対!児童館廃止反対のうねりを北島圧勝へ

 杉並区議選は中盤戦に突入した。

 「戦争絶対反対!安倍打倒!」「児童館全廃に絶対反対!」を掲げる候補は、70人中、北島邦彦ただ一人だ。「児童館なくすな」署名運動が区民の思いと怒りを集め、大きなうねりとなろうとしている。この決起をおしつぶそうという全党派との激しいせめぎあいに入った。
 北島候補は「安倍戦争政治への怒りを解き放とう」と訴え、街頭を駆け巡っている。
 21日は浜田山駅頭や高円寺駅頭などに立ち、安倍戦争政治への怒りを爆発させた。
 「世論調査では集団的自衛権、原発再稼働、沖縄辺野古新基地建設など安倍の戦争政治にNOだという声が圧倒的だ。安保関連法で『国会の事前承認』というが、国会の全部が戦争翼賛勢力で何の意味があるのか!」と翼賛国会を弾劾。

 さらに、「戦争は自衛の名によって行われてきた。しかし共産党は海外で戦争させないと、日本で一方的に領土を主張する戦争は自衛戦争だからOKだという。戦争反対でもなんでもない。口先で戦争反対と言いながら、具体的に戦争を推進する政党だ」と日本共産党のペテンを暴き、「具体的に戦争を止める力は、労働現場で労働者が団結してストライキを闘う労働組合をつくることだ」と確信をもって訴えた。

 そして、「今選挙の中で、住みやすい街づくりとかを掲げる候補者は山ほどいる。これを実現したいんだったら、労働者人民の生活と命を切り捨てる安倍の戦争政治として闘わずしてどうするんだ。労働者の団結がばらばらにされるような民営化・外注化の安倍政治を容認してどうするんだ。こんなペテンはたくさんだ」と社会の根底的変革を呼びかけた。

●杉並からゼネスト情勢つくりだす
 衆院選を戦った鈴木達夫弁護士も力を込めて応援演説を行った。
 「沖縄をみて下さい。自民党支持者の過半までが沖縄で菅や安倍がやっていることが許されないという。沖縄の民意ははっきりしている。辺野古の新基地は反対だ。労働者の団結を安倍や経団連につきつけるのがゼネストだ。沖縄、韓国ではゼネスト情勢だ。北島邦彦さんの当選が本土でゼネストをつくりだす手段だ! 労働者・人民をなめきった政治を私たちの力で打ち砕こう!」

●福島とともに原発なくす
 動労水戸も北島候補の応援にかけつけ、木村書記長がマイクを握った。
 「私たちは高線量の所に帰還を強制することに対して、絶対反対をかけてストライキを闘い帰町宣言を粉砕することができた。原発も戦争も民営化もすべて一緒。ここに生きている人たちが立ち上がった時にすべてつぶれます。北島さんは東京西部ユニオンで非正規職の解雇を撤回させています。労働組合が労働者の未来をつくる。北島さんを議会へ」
 福島からは椎名知恵子さんが連日街頭に立っている。21日はふくしま共同診療所の布施幸彦院長が北島候補を応援した。
 「原発を止めるには、福島の現実を見据え、小児甲状腺がんの原因が放射能汚染であることをはっきりさせ、安倍政権を倒す以外にない。共産党は福島の汚染のことについて心配ないという。北島さんは福島の放射能汚染の被害を杉並で訴えてくれている。北島さんの当選が再稼働を止める道だ」

●広がる「児童館なくすな」運動
 戦争と民営化に絶対反対の北島候補の主張と闘いは、区民の心をどんどんとらえている。
 街頭では、青年が次々と足を止め「安倍は許せない」と声をかける。ある男性は「妹の職場も民営化されてしまった」と民営化に対して怒りをぶつけた。「平和問題は重要だ」と声を寄せる区民。子ども連れの仕事帰りの女性労働者は児童館なくすな署名をして、子どもに向かって「いっしょに応援しようね」と北島候補と握手。「児童館なくすな」署名を近所で集める区民など、「児童館なくすな」の運動が広がりをもち始めた。この広がりに全党派が追い詰められ、児童館問題について語り出している。だが、北島以外のすべての候補が田中区政の杉並区を丸ごと民営化する「区立施設再編整備計画」に賛成だ。
 区民も怒りを込めてマイクを握る。「『あんさんぶる荻窪』という区民の憩いの場がある。そこには児童館がある。それを田中区長が麻生大臣と密室で税務署と交換すると交渉した。47人の区議会議員が全員賛成した。みどりの党、共産党、社民党、無所属区民派も全部賛成した。今になって共産党が問題を取り上げるが、東京西部ユニオンが児童館を絶対守ると運動を始めたからだ。体を張って闘ってきた北島さんしか守れない」
 児童館は全廃され、これとはまったく別の子どもセンターになり、学童クラブも民間委託される。にもかかわらず、無所属区民派は「児童館はなくなりません」という大うそを言い、「パート・嘱託員は、引き続き新たな児童館事業で働きます」などと児童館廃止に賛成する。しかし「雇用の確保」とは「雇用の流動化」を求める安倍や経団連とまったく同じ立場だ。労働者の首を切り、地域も破壊する新自由主義推進が田中与党の無所属区民派だ。
 共産党もけっして「全廃」とは言わず「削減」に反対という。児童館職員と地域の団結で築き上げてきた職場がなくなること、そこで働く労働者が切り捨てられることについては、「(機能が)拡充」されればいいと民営化推進だ。許せない。
 児童館全廃に絶対反対で闘う北島候補の圧勝こそが、労働者の団結と児童館を守る道だ。
 北島圧勝へ、選挙戦終盤へ総決起しよう!(K)

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5・10外登法・入管法と民族差別を撃つ第26回全国交流集会へ!

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5・10外登法・入管法と民族差別を撃つ第26回全国交流集会へ!

SOUL KITCHENで異空間!

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毒のない魚 ウルルJUN

 この前、ライブハウスSOUL KITCHENに行ったが異空間だった。久しぶりにウクレレざんまいのライブを堪能した。誰の目当てでもなかったが、ユーチューブでみたウルルさん(ウルルンとばかり思っていた!似たようなものか?)と全く面識もないが「ウルルJUN」さんと言ってしまった。
 みんな楽しくウクレレでうたっていたから感心したし、感動した。みんなウクレレの音色を大切にしているからウクレレで弾いていると分からるだけで「ほのぼの」となったしまった。
 ライブハウスが小さいから「ウルルJUN」さんが私のために歌っているような錯覚になってしまった。ああああ!!!ヤバイまた行きそうだ?

ソウルキッチンで異空間 <スタンドバー呑み>ウルルJUN

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<スタンドバー呑み>ウルルJUN

この前、ソウルキッチンんでウルルJUNの歌を聴いたが、一見の客なので悔しいかな題名がこれしか浮かばなかった。さすがユーチューブにはアップされてはいないと思ったが、アッタ!アッタ!「聞き流してよ!」

ソウルキッチンで異空間! ukulele Kazu…ウクレレおじさん・・・うまいよ!

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ukulele Kazu Trio Live at yaya 29,Sep.2012 part1

この前、ソウルキッチンで歌っていたウクレレおじさん「うまい!」マネしようとは・・・無理だから思わないが・・この歌を歌ってはいなかったと思うが他の画像がうるさすぎて一番この画像が歌・演奏を堪能できる。

ROI ARMSTRONG・JIM FRANCISさんが歌っていたがユーチューブを探したが見つからなかった残念!
ROI ARMSTRONGさんは「職場」を歌にしていた。そんな発想がなかっただけに「新鮮」に思えた。コンサートウクレレで弾いていたのでもっとでかい音を出してほしかったな!

四組が演奏したが、変なガイジンのJIM FRANCISさんが一番楽しそうにウクレレを弾いて歌っていた。スタンダードナンバーを英語で歌っていた。CCRの「雨を見たかい」がよかったかな!

ソウルキッチンは異空間!

ウルルJUN 「降りる人が先でしょう!」

第79回「After311~霞ヶ関の中心で愛を叫ぶ!」7 ムロー

「政権と勝負」民主労総ゼネスト、ソウルに1万が集結

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「政権と勝負」民主労総ゼネスト、ソウルに1万が集結

都心集会およびデモ行進...「5月1日に総決起、6月に2次ゼネスト突入」

ユン・ジヨン記者 2015.04.24 20:06

  「朴槿恵政権との勝負」を掲げてゼネストに突入した民主労総が、都心集会を終えて解散した。申告されたデモ・コースについて都心デモ行進を行い、しばらく青瓦台方向に向かっていたが、警察の車壁に遮られてすぐに方向を変えた。鐘閣交差点に集結した集会の参加者は整理集会を開き、今後の闘争を約束して解散した。

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▲写真=キム・ヨンウク記者

 民主労総は4月24日午後3時、ソウル市庁広場でゼネスト大会を開催した。この場にはソウル、仁川、京畿などの首都圏地域の組合員約1万人が参加した。ソウルをはじめ、全国17の市道でも同時多発で集会が進められた。民主労総は全国的に約7万の組合員がゼネスト集会に参加したと発表した。ソウル市庁広場での集会を終えた参加者は、午後4時45分頃から都心デモ行進を始めた。
 参加者は市庁から乙支路1街と鍾閣駅を経て、鍾路2街まで平和なデモ行進を続けた。民主労総は鍾路2街に到着し、青瓦台方面に行進する方針を明らかにした。そのため建設労組と公共運輸労組などを中心として楽園商店街を経て、安国駅交差点の前までのデモ行進を試みた。だが警察は安国駅交差点の前に車壁のポリスラインを設置し、デモ行進を止めた。車壁に遮られた集会の参加者は座り込みをした後、しばらく休んで方向を変えた。
 同じ時間に、金属労組と保健医療労組、言論労組、全教組も鍾路2街~鍾路3街の間の道路にしばらく留まってから方向を変えた。結局、全参加者が午後6時頃、鐘閣交差点に集結し、整理集会を開いた。民主労総のイ・ヨンジュ事務総長は「今日は警察が礼儀正しい」とし「民主労総は今日、先制的なゼネストで朴槿恵(パク・クネ)と最初の雪合戦をした。私たちが4.24ゼネストを実現した」と声を高めた。
 続いて「これがまさに民主労総の力だ。5月1日のメーデー集会を始め、1年間の民主労総ゼネストを満たす」と明らかにした。参加者は整理集会で律動をして歌を歌い、6時25分頃に平和に解散した。
 一方、民主労総のハン・サンギュン委員長はソウル市庁広場で開かれたゼネスト集会で「適当に闘争していれば、永遠に奴隷に転落する。さらにしっかり戦うしかない」とし「彼らは私たちを不法だと罵倒している。だが庶民を生かし、大韓民国を正す闘争が不法だとすれば、喜んで不法の首魁になる」と強調した。この日のゼネストを始め、5月~6月に本格的な波状闘争に立ち上がるとも警告した。ハン委員長は6月に2次ゼネストに突入する方針を明らかにした。

▲写真=キム・ヨンウク記者

 ハン委員長は「5月1日のメーデーにソウルで10万人の組合員が集まり、総決起する。これに応じる市民、民衆と連帯する」とし「5月末には『二大労総労働者大会』をソウルの真中で開く予定で、6月には威力的な2次ゼネストを行う」と宣言した。
 民主労総はこの4か月間、「止めろ朴槿恵! 行こうゼネスト!」というスローガンを掲げ、4.24ゼネストの成功に総力を注いできた。指導部の現場巡回と組合員教育、全組合員ゼネスト投票なども行われた。民主労総によれば、24日のゼネストには69万人の組合員のうち約26万人が参加したと集計されている。民主労総はゼネスト4大目標として、△「さらにやさしい解雇、さらに低い賃金、さらに多くの非正規職」を狙うった朴槿恵労働者殺し政策粉砕(労働市場構造改悪廃棄)、
△公的年金強化および公務員年金の改悪中断、

△最低賃金1万ウォン争奪、

△勤労基準法全面適用および労組法第2条改正、すべての労働者の労働基本権争奪を掲げた。

▲写真=キム・ヨンウク記者
▲写真=キム・ヨンウク記者

北島候補「労働者の国際連帯が戦争を止める」

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選挙戦終盤へ 

北島候補「労働者の国際連帯が戦争を止める」

杉並区議選もいよいよ終盤戦に入った。

 パククネ政権打倒を掲げた民主労総がゼネスト突入という激動情勢のまっただ中で、戦争と民営化の安倍政権打倒へ向かって杉並区議会議員選挙が戦われている。

 民主労総ゼネストが迫る22、23日、東京西部ユニオン副委員長の北島邦彦候補は、民主労総とともに闘う決意を込めて、「日韓の労働者の国際連帯で戦争を止めよう」と杉並の地で力の限りに訴えた。

 安倍は、侵略と植民地支配の歴史を居直り「反省」をすることもなく、原発再稼働反対や沖縄辺野古基地建設反対の民意を踏みにじり、安保関連法を制定して戦争に突き進もうとしている。だがそれは安倍と労働者人民との力と力の大激突情勢を日々つくりだしているのだ。

 北島候補は「安保関連法は東アジアにおける戦争を日本独自の判断でおこすものだ。こんな戦争政治を認めるわけにはいかない!」と怒りをたぎらせ、「民主労総がパククネ政権打倒を掲げてゼネストに入る。労働者が中心にあらゆる階層がまとまり、悪政を倒す具体的運動が始まっている。日本の労働者はどう応えるか。労働者が生産現場で団結する。ストライキで闘う労働組合をつくり、そこに全民衆が結集する。そしてその力で安倍政権を倒し戦争を止めることだ」と、日本でもゼネストで安倍倒そうと全力で呼びかけた。

 戦争と民営化で青年たちの命と未来を奪う安倍政治。日本共産党など口先だけの「戦争反対」はまったくの無力だ。北島候補はこれを徹底的に批判した。「労働者の団結、労働組合をつくるために汗の一粒でも流したことがあるのか。涙の一粒でも流したことがあるのか。私は東京西部ユニオンという労働組合の仲間たちと一つひとつ職場の中で労働者の団結をつくる実践を行ってきた。1年契約のアルバイトで2年間にわたって闘い、解雇撤回の都労委命令をかちとった。今必要なのはこのような実践、体を張って闘う議員だ」。アメアパ分会の非正規職の青年労働者とともに登壇し確信をもって北島候補は訴えた。

 北島圧勝へ地域の仲間や全国から応援演説に次々とかけつけている。福島からは椎名千恵子さん。群馬の町議会議員の石川さんや憲法と日弁連を守る会の高山俊吉弁護士も、安倍戦争政治を真っ向から弾劾した。さらに、動労水戸、全国水平同盟杉並支部や郵政非正規ユニオンの齋藤裕介委員長などがマイクを握った。

 区民からも「安倍を倒すのは北島候補しかない」「北島演説に心を動かされた」など、続々と応援の声が寄せられている。いよいよ終盤戦、安倍政治への怒りを北島へ!

●児童館全廃許さない。民営化への怒りが爆発

 全党派が議会で田中区政の「区立施設再編整備計画」に与(くみ)してきたにもかかわらず、北島候補とともに児童館廃止反対の闘いがまきおこるやいなや、あらゆる勢力が選挙間近になって児童館廃止反対を言い出した。こうしたペテンに対し、「絶対反対で闘い真実を言うのは北島候補だけ。真実とうその闘いだ」と区民の怒りが爆発している。

 重要なことは、北島候補以外の全候補が民営化推進だということだ。

 地元が杉並の織田陽介・NAZEN事務局長は、「児童館廃止は学童クラブを民間委託にするのが核心だ。労働者が20年、30年働き続けた職場が、区長のたった一言で廃止される。こんなに悔しいことがあるのか。蓄積してきたすべてを断ち切るのが民営化だ。安全崩壊、民営化利権、労働者を首にし非正規職に置き換える。子どもたちを安全に預かるところに民営化の論理を貫いていいのか。労働者の誇りをかけて、子どもたちの未来を守るために、職場を守ろう」(杉並区役所前)と訴える。

 そして日本共産党のペテンについて「日本共産党はワーカーズコープという利権団体を立ち上げ、民間委託を請け負っている。民営化のおこぼれに預かりながら、学童クラブの民営化には問題という。許せない」と怒りを爆発させた。

 今、児童館廃止反対運動は、社会丸ごと民営化に対する地域住民の反撃となっている。民営化が社会を破壊することが大衆的怒りとなって爆発しているのだ。第二の国鉄分割・民営化との闘いが階級決戦として始まった。

●韓国ゼネストと連帯し北島圧勝へ

 韓国ゼネストも、労働市場の構造改革、規制緩和、民営化・外注化などの新自由主義との闘いだ。日本とまったく同じ攻防である。いよいよゼネストはあらゆる階層の支持を集めながら全人民の決起となっている。

 「私たち露天商も昔は労働者だった」「この国の700万の自営業者のほとんどは、資本と国家によって労働現場や農村から追い出されて苦労しながら来た人々。それが今、巨大財閥の市場支配により再び崖っぷちの生活に追いやられている」「民主労総が先頭に立ってその周囲に全民衆が団結し、パククネ政権をドブにたたき込むことだけが生きる道」(露天商、中小零細業者の代表)。

 「労働者の問題は労働者だけの問題ではなく、この社会で一緒に生きていく農民の問題でもある」(農民団体)。

 「政府の大学構造改革政策(大学の序列化)に反対する」(大学教授と職員)。

民主労総ゼネスト連帯! 北島圧勝で応えよう!(K)


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5・1新宿メーデーに行こう!

5・12沖縄集会(東京)~5・16沖縄集会(那覇市)へ!

[転載]5・12沖縄集会(東京)~5・16沖縄集会(那覇市)へ!

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[転載]「政権と勝負」民主労総ゼネスト、ソウルに1万が集結

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「政権と勝負」民主労総ゼネスト、ソウルに1万が集結

都心集会およびデモ行進...「5月1日に総決起、6月に2次ゼネスト突入」

ユン・ジヨン記者 2015.04.24 20:06

  「朴槿恵政権との勝負」を掲げてゼネストに突入した民主労総が、都心集会を終えて解散した。申告されたデモ・コースについて都心デモ行進を行い、しばらく青瓦台方向に向かっていたが、警察の車壁に遮られてすぐに方向を変えた。鐘閣交差点に集結した集会の参加者は整理集会を開き、今後の闘争を約束して解散した。

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▲写真=キム・ヨンウク記者

 民主労総は4月24日午後3時、ソウル市庁広場でゼネスト大会を開催した。この場にはソウル、仁川、京畿などの首都圏地域の組合員約1万人が参加した。ソウルをはじめ、全国17の市道でも同時多発で集会が進められた。民主労総は全国的に約7万の組合員がゼネスト集会に参加したと発表した。ソウル市庁広場での集会を終えた参加者は、午後4時45分頃から都心デモ行進を始めた。
 参加者は市庁から乙支路1街と鍾閣駅を経て、鍾路2街まで平和なデモ行進を続けた。民主労総は鍾路2街に到着し、青瓦台方面に行進する方針を明らかにした。そのため建設労組と公共運輸労組などを中心として楽園商店街を経て、安国駅交差点の前までのデモ行進を試みた。だが警察は安国駅交差点の前に車壁のポリスラインを設置し、デモ行進を止めた。車壁に遮られた集会の参加者は座り込みをした後、しばらく休んで方向を変えた。
 同じ時間に、金属労組と保健医療労組、言論労組、全教組も鍾路2街~鍾路3街の間の道路にしばらく留まってから方向を変えた。結局、全参加者が午後6時頃、鐘閣交差点に集結し、整理集会を開いた。民主労総のイ・ヨンジュ事務総長は「今日は警察が礼儀正しい」とし「民主労総は今日、先制的なゼネストで朴槿恵(パク・クネ)と最初の雪合戦をした。私たちが4.24ゼネストを実現した」と声を高めた。
 続いて「これがまさに民主労総の力だ。5月1日のメーデー集会を始め、1年間の民主労総ゼネストを満たす」と明らかにした。参加者は整理集会で律動をして歌を歌い、6時25分頃に平和に解散した。
 一方、民主労総のハン・サンギュン委員長はソウル市庁広場で開かれたゼネスト集会で「適当に闘争していれば、永遠に奴隷に転落する。さらにしっかり戦うしかない」とし「彼らは私たちを不法だと罵倒している。だが庶民を生かし、大韓民国を正す闘争が不法だとすれば、喜んで不法の首魁になる」と強調した。この日のゼネストを始め、5月~6月に本格的な波状闘争に立ち上がるとも警告した。ハン委員長は6月に2次ゼネストに突入する方針を明らかにした。

▲写真=キム・ヨンウク記者

 ハン委員長は「5月1日のメーデーにソウルで10万人の組合員が集まり、総決起する。これに応じる市民、民衆と連帯する」とし「5月末には『二大労総労働者大会』をソウルの真中で開く予定で、6月には威力的な2次ゼネストを行う」と宣言した。
 民主労総はこの4か月間、「止めろ朴槿恵! 行こうゼネスト!」というスローガンを掲げ、4.24ゼネストの成功に総力を注いできた。指導部の現場巡回と組合員教育、全組合員ゼネスト投票なども行われた。民主労総によれば、24日のゼネストには69万人の組合員のうち約26万人が参加したと集計されている。民主労総はゼネスト4大目標として、△「さらにやさしい解雇、さらに低い賃金、さらに多くの非正規職」を狙うった朴槿恵労働者殺し政策粉砕(労働市場構造改悪廃棄)、
△公的年金強化および公務員年金の改悪中断、

△最低賃金1万ウォン争奪、

△勤労基準法全面適用および労組法第2条改正、すべての労働者の労働基本権争奪を掲げた。

▲写真=キム・ヨンウク記者
▲写真=キム・ヨンウク記者

転載元: たたかうユニオンへ!

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