「なくそう原発!つながろう福島!5・12ぐんま集会」はおよそ50名の参加でNAZENぐんまの結成を勝ち取ることができました。福島のお母さんの話は福島の心そのものでした。涙なしには聞けません。布施先生の話もふくしま共同診療所がどれだけ福島と日本の状況を変える上で決定的な意味を持っているのかを納得させてくれました。原発とめよう群馬を代表して加賀谷富士子さんが3人のこどもを持つ親としての思い、参議院選で自民党を負かせたいという熱い思いを語ってくれました。NAZEN・織田さんの話も何故ナゼンなのか、明るく闘おうと皆を励ます話でした。そして事務局の群馬合同労組・清水からNAZENぐんまの結成を宣言。それはあらかじめ用意したものではあるけれど、明らかにこの集会に集まった人たち(参加したいけど参加できなかった人も含めて)の人間としての熱い思いによって魂を吹き込まれたものになりました。お力添えを頂いた皆さんに感謝申しあげます。ありがとうございました。これから本格的な組織と運動作りにがんばります!ともにがんばりましょう!
NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)ぐんま結成宣言
NAZENぐんまは、3・11、福島原発事故以来、声を上げ、闘いと行動を開始した、福島を先頭とする、全国すべての仲間とともに進みます。特に群馬で、原発とめよう!と全力で行動してきた仲間たちと固く団結して闘います。核と人類は共存できません。すべての原発をいますぐなくしましょう。
NAZENぐんまは、とりわけ労働者の闘いを運動の心棒に据えるために、全力をあげます。JRの労働組合・動労水戸は汚染車輌に関わる被爆労働を拒否して、ストライキで闘っています。闘わなければ「安全」「健康に影響なし」「福島に比べればたいしたことない」として被爆労働を強制され、それがまた福島を黙らせることに使われます。フクイチの事故現場ではたくさんの労働者が深刻な被爆労働にさらされています。地方が切り捨てられ、雇用・賃金が破壊され、正規・非正規が分断され、闘う労働組合が奪われたことの結果です。この現実すべてを変えるために、闘う労働組合の復権は、必ずやり遂げなければなりません。
NAZENぐんまは、ふくしま共同診療所を支援します。ふくしま共同診療所は、福島の希望であり、ここと具体的に結びつくことで、福島と結びつくことができます。それは群馬の私たちの希望でもあります。病院を経営的に支えることはもちろんですが、避難や保養など、できることは何なのか、皆で知恵と力を出し合って、つながっていきます。
NAZENぐんまは、原発の再稼働を許しません。新たな原発や核燃サイクル関連施設の建設、原発の輸出も許しません。全国、世界中の仲間とともに闘います。
NAZENぐんまは、3・11フクシマ、8・6ヒロシマ、8・9ナガサキを、原発事故も、原爆も、二度と許さないという決意のもとに、全国・世界の仲間とともに闘います。
すべての皆さん、ぜひともNAZENぐんまの会員になってください。原発も原爆もなくす日まで、ともにがんばりましょう!
2013年5月12日