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[転載]なくそう原発!つながろう福島!5・12ぐんま集会 50人が参加してNAZENぐんま結成を宣言

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「なくそう原発!つながろう福島!5・12ぐんま集会」はおよそ50名の参加でNAZENぐんまの結成を勝ち取ることができました。福島のお母さんの話は福島の心そのものでした。涙なしには聞けません。布施先生の話もふくしま共同診療所がどれだけ福島と日本の状況を変える上で決定的な意味を持っているのかを納得させてくれました。原発とめよう群馬を代表して加賀谷富士子さんが3人のこどもを持つ親としての思い、参議院選で自民党を負かせたいという熱い思いを語ってくれました。NAZEN・織田さんの話も何故ナゼンなのか、明るく闘おうと皆を励ます話でした。そして事務局の群馬合同労組・清水からNAZENぐんまの結成を宣言。それはあらかじめ用意したものではあるけれど、明らかにこの集会に集まった人たち(参加したいけど参加できなかった人も含めて)の人間としての熱い思いによって魂を吹き込まれたものになりました。お力添えを頂いた皆さんに感謝申しあげます。ありがとうございました。これから本格的な組織と運動作りにがんばります!ともにがんばりましょう!
 
 
 
NAZEN(すべての原発いますぐなくそう!全国会議)ぐんま結成宣言
 
 
 
 NAZENぐんまは、3・11、福島原発事故以来、声を上げ、闘いと行動を開始した、福島を先頭とする、全国すべての仲間とともに進みます。特に群馬で、原発とめよう!と全力で行動してきた仲間たちと固く団結して闘います。核と人類は共存できません。すべての原発をいますぐなくしましょう。
 
 NAZENぐんまは、とりわけ労働者の闘いを運動の心棒に据えるために、全力をあげます。JRの労働組合・動労水戸は汚染車輌に関わる被爆労働を拒否して、ストライキで闘っています。闘わなければ「安全」「健康に影響なし」「福島に比べればたいしたことない」として被爆労働を強制され、それがまた福島を黙らせることに使われます。フクイチの事故現場ではたくさんの労働者が深刻な被爆労働にさらされています。地方が切り捨てられ、雇用・賃金が破壊され、正規・非正規が分断され、闘う労働組合が奪われたことの結果です。この現実すべてを変えるために、闘う労働組合の復権は、必ずやり遂げなければなりません。
 
 NAZENぐんまは、ふくしま共同診療所を支援します。ふくしま共同診療所は、福島の希望であり、ここと具体的に結びつくことで、福島と結びつくことができます。それは群馬の私たちの希望でもあります。病院を経営的に支えることはもちろんですが、避難や保養など、できることは何なのか、皆で知恵と力を出し合って、つながっていきます。
 
 NAZENぐんまは、原発の再稼働を許しません。新たな原発や核燃サイクル関連施設の建設、原発の輸出も許しません。全国、世界中の仲間とともに闘います。
 
 NAZENぐんまは、3・11フクシマ、8・6ヒロシマ、8・9ナガサキを、原発事故も、原爆も、二度と許さないという決意のもとに、全国・世界の仲間とともに闘います。
 
 すべての皆さん、ぜひともNAZENぐんまの会員になってください。原発も原爆もなくす日まで、ともにがんばりましょう!
 
 
2013年5月12日 
 
 

転載元: 群馬合同労働組合


5・18~20沖縄現地闘争報告

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怒りが充満する沖縄、国際通りのデモは歴史的闘いの幕を開けた!

 「復帰」41年目の沖縄は怒りが充満している。5月18日、全国から結集した青年労働者と学生は、南部戦跡をめぐって沖縄戦の史実を学び、あるいは沖縄県庁前、国際通りで街頭宣伝に決起!
 午後4時前、県庁前の県民広場でマイクを握った沖縄の青年労働者が「みなさん、街頭は怒りに満ちています! 青年労働者が行った国鉄10万筆署名は69筆、学生が集めたNAZEN署名は58筆です」と報告し、司会進行。

 北部合同労組の青年労働者が、「ようこそ! 革命の火薬庫、沖縄へ!」と声を上げ、安倍、橋下発言に対し「沖縄の大地を取り上げ、核基地、不沈空母と位置付けて戦争をやろうとしているのは誰なんだ! このデモで沖縄の怒りに火を着けるぞ!」と弾劾した。
 続いて沖縄大学の学生も、沖縄大学の教授が「非正規職が6割の沖縄でせいぜい頑張りなさい」と言い放ったことを弾劾し、「沖大も法政大学と同じだった。怒りバクハツで頑張ります!」と檄を飛ばした。ただちにデモ出発!
 「死すべきなのは米軍基地だ! 死すべきなのは安倍政権だ!」「解雇撤回! 非正規職撤廃! 基地労働者の賃下げ、解雇を許すな!」

 デモは県庁前を右へ、那覇高校前を通り、開南通りからひめゆり通り、牧志からいよいよ国際通りに入る。沿道の反応はすごい! 商店から出てきて拳を突き上げる青年労働者。おばあたちが笑顔で手を振る。ずっと歩道を一緒に進む人たち。街中が一つになる。コールとともに跳ね上がりながら進むデモを中心に、街中が踊り出したような解放感だ。ぎらぎらの日差しも一緒に怒っているようだ。
 県庁前に戻ったデモ隊を前に沖縄の青年労働者が「闘いが始まりました! 150人で出発したデモは300人になりました!」と報告し、「一緒にデモしたみなさん、ただちに5・18沖縄集会へ結集しましょう」と呼びかけた。歴史的な5・15闘争が始まった!(M)

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沖縄県民大会、安倍・橋下への怒り天を衝く

 5・15沖縄闘争2日目の5月19日、「復帰41年 5・15平和とくらしを守る県民大会」が午後2時から宜野湾海浜公園野外劇場で開かれ、全国から3500人が参加した。
 沖縄労組交流センターを先頭に5・15闘争に全国から駆けつけた青年労働者、学生は、県民大会参加者に6・9国鉄集会への結集を呼びかけるビラまき、署名活動に決起した。「解雇撤回・基地撤去、非正規職を撤廃しよう!  労働者の国際連帯で辺野古新基地建設とめよう!」と書かれた横断幕の前で沖縄労組交流センターの労働者がマイクを握り、「新自由主義と闘う労働者の国際連帯の力で安保を粉砕し、基地を撤去しよう! 改憲と戦争の安倍政権を打倒しよう!」と訴える。

 平和行進で県民大会に結集する全国の労働者にビラをまき、国鉄10万筆署名を呼びかける。青年労働者たちが次々と足を止め、署名に応じる。NAZENもビラをまき、反原発署名を訴える。うまんちゅの会を先頭とする星野全国再審連絡会議は星野再審署名を訴える。さらに全学連三里塚行動隊が市東孝雄さんの土地取り上げに反対する署名を呼びかける。それぞれの署名に多くの労働者が署名し、活発な討論の場となった。
 3コースから平和行進が到着し、午後2時、昼から降り始めた雨が激しくなる中、県民大会は怒りのシュプレヒコールで始まった。「憲法改悪を阻止するぞ! 侵略戦争を許さないぞ! 安倍発言を許さないぞ! 人間の尊厳を冒涜する発言を糾弾する! 安倍は謝罪しろ! 橋下は謝罪しろ!」「オスプレイ飛来を許さないぞ! 辺野古新基地建設を許さないぞ! 県民は団結して闘うぞ! 全国と連帯して闘うぞ!」

 天を衝く怒りが土砂降りの雨となって降り注ぐ中、韓国・平沢(ピョンテク)から参加したソンガンホさんが「済州島(チェジュド)での海軍基地建設に反対している。沖縄から必ず米軍を追い出してください。沖縄を二度と戦争のない、平和な島にしてください。沖縄、台湾、済州島を結ぶ海を基地のない平和な海にしてください。私たちも皆さんとともに闘います」と訴え、「米軍基地出て行け!」と叫んだ。
 続いて「慰安婦は必要だった」と容認発言を行った橋下に抗議するために来日した慰安婦被害者の金福童(キムボクトン)さん(87歳)が「戦争をなくさなければなりません。戦争がどんなに怖いものか皆さん、ご存知でしょうか」と語りかけ、14歳で連行され慰安婦としてじゅうりんされた体験を語り、「戦争が終わって数十年、日本政府からは謝罪の言葉もありません。日本政府に対し、政治家が暴言を吐くことができないよう、皆さんが力を合わせてください。頑張ってください」と力を込めた。橋下はこの沖縄で「慰安婦は必要だった」と公言し、さらに在沖米軍に対し、「米海兵隊員による風俗の活用」を提言したのだ。絶対に許せない!
 「世界大恐慌の深まりと3・11情勢、そして帝国主義間・大国間争闘戦時代への突入の中で、沖縄闘争は決定的な位置を持っています。新自由主義と闘う沖縄闘争を国際連帯として押し上げていくことが急務となっています」(沖縄労組交流センターのビラ)。まさに5・15沖縄闘争は、階級的労働運動の歴史的な登場が今や遅しと求められていることを指し示した。(M)

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5・15沖縄 20日、辺野古現地行動と名護市内デモに決起

 5・15闘争最終日の5月20日、全国の労働者・学生は、早朝から基地労働者、自治体労働者へのビラ配り、新基地建設阻止へ名護市辺野古、久志、豊原への全戸ビラなど、沖縄労組交流センターの労働者とともに決起した。
 午前10時すぎ、それぞれの部隊が辺野古の浜に結集し、新基地建設阻止の闘いの歴史と現下の攻防について、うるまユニオンの富田晋さんからの報告を受けた。

富田さんは、激しい激突を戦った海上阻止戦などを振り返り、97年以来、新基地建設を阻んできた辺野古闘争が、決死の覚悟で命の海を守ろうと立ち上がった地元辺野古の命を守る会と、戦後沖縄で基地、安保と闘い続けてきた労働者、労働組合がともに闘ってきた結果であると強調し、今こそ動労千葉のように闘う労働組合をよみがえらせることが沖縄闘争にとっても勝利の道だと呼びかけた。6・9国鉄集会に全国から結集することを誓って団結ガンバロー!
 昨日とうって変わり、真夏の太陽が降り注いでいた。

 ただちに名護市役所前に移動し、5・15闘争の締めくくりの名護市内デモに立ち上がった。
 デモに先立ち、午前11時半、市役所の中庭で集会。全国から駆けつけた労働者を代表し、奈良の自治体労働者がマイクで「名護市役所で働く労働者のみなさん!」と呼びかけ、4・26ストライキから始まった7・8%賃下げ攻撃との闘いとして5、6月ストライキで闘おうと呼びかけた。さらに沖縄大学の学生が、労働者、学生の闘いで辺野古新基地建設を阻止すると宣言し、デモに出発!

 200人のデモ隊が「辺野古新基地建設を阻止するぞ!安保粉砕!基地撤去!安倍政権を打倒するぞ!」と進むと、北部合同庁舎のビルからは自治体労働者が階段の踊り場から出て来てデモを注目!
 市場前では女性たちが手を振り、作業中の労働者たちもにっこり。ヒンプンガジュマルまでのデモを打ち抜いた。商店の女性からは、デモを終えた仲間にお菓子2袋の差し入れがあった。最後に富田さんが3日間の闘いの画期的勝利を宣言。6・9国鉄集会での再会を誓って5・15沖縄闘争を締めくくった。

改憲・戦争の安倍政権と対決し 5・23狭山集会に集まろう!

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改憲・戦争の安倍政権と対決し 5・23狭山集会に集まろう!

 戦争と大恐慌の時代、2013年は部落解放闘争をめぐって歴史的分岐点を迎えました。新自由主義と対決する部落解放運動が、西郡住宅闘争から八尾北医療センター攻防15年の闘いの地平の上に全国的潮流として登場しようとしています。狭山差別裁判は、改憲・戦争へ向かう安倍政権と対決する闘いです。5・23狭山集会を新自由主義と対決する部落解放運動の跳躍台としてかちとりましょう。
 今年5月23日で無実の部落民・石川一雄さんが不当逮捕されて50年になります。狭山差別裁判は、無実の部落民を殺人犯に仕立て上げる国家による部落差別であり、なんとしても覆さなくてはなりません。
 狭山闘争は、一審「死刑」の判決に屈せず、二審冒頭「俺はやっていない」と叫んだ石川さんの決起から始まりました。石川さんの訴えは、70年安保・沖縄闘争の階級的高揚と結びついて、74年には部落大衆・青年労働者・学生10万人が東京高裁を包囲する大闘争に発展しました。部落大衆の地域ぐるみの決起が巻き起こり、動労千葉は「狭山差別裁判糾弾」と書いた列車を走らせ、各地で狭山ストライキが取り組まれました。東交の労働者は多くの逮捕者を出しながら戦闘的デモをうちぬき、全逓労働者は職場放棄で闘いました。学生も法政大学を先頭に一大学で数百人規模の決起がかちとられました。
 寺尾判決は、部落差別が階級分断から階級的団結形成に転化することに恐怖した支配階級からの階級分断攻撃として下された差別有罪判決です。しかし、狭山闘争は解体されることなく、石川一雄さんの「無実」の訴え、国家権力に対する怒り、絶対非和解と階級的団結を心棒に営々と闘いぬかれています。そして、新自由主義による階級分断攻撃に対する絶対反対の闘いとして、今日ますますその階級性をとぎすましています。
 現在、狭山第3次再審が重大な局面を迎えています。狭山闘争の勝利の道筋は、全証拠開示です。しかし、検察は証拠開示を拒み、裁判所は開示命令を出しません。
 全証拠の開示は、初動捜査過程での部落への見込み捜査、部落青年を犯人に仕立て上げた全過程を明らかにするものです。被害者の足どりに関する証言や石川さんに罪を着せる「偽証」の関係調書、殺害現場とされる場所のルミノール反応報告書など一切の検証調書を明らかにしろということです。
 星野再審闘争が切り開き、司法権力を揺るがしている星野全証拠開示運動と結びつき、狭山裁判の全証拠開示をかちとろう。階級的労働運動の力で狭山闘争勝利! 部落完全解放をかちとろう。
 外注化・非正規化攻撃との闘いを部落解放運動の正面課題に据え、6・9国鉄闘争全国大集会の爆発から7・14西郡支部大会-新たな全国組織の結成へ突き進もう。5・19大阪、5・23東京、広島で開かれる5・23狭山集会に参加しよう。
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 石川一雄さん不当逮捕50カ年糾弾!
 狭山第3次再再審闘争勝利!
 5・23狭山闘争

 ■5・19全関西狭山集会
 5月19日(日)午後2時
 八尾市・幸第二公園
 *雨天の時は桂人権コミュニティセンター
 主催 全国連西郡支部・八尾北医療センター
    労働組合・関西労組交流センター

 ■5・23狭山集会
 5月23日(木)午後6時
 東京・文京区民センター
 主催 部落解放東日本共闘会議

 ■5・23広島狭山集会
 5月23日(木)午後6時半
 
広島市西地域交流センター(広島市西区福島町 旧西隣保館)
 主催 部落解放広島共闘会議

47年来の友人の私を星野さんと会わせろ!

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全証拠開示こそ鍵!4・21星野解放集会 杉並 C

 4月18日から22日、杉並・阿佐ケ谷地域区民センターで星野文昭さんを取り戻そう!東京連絡会主催の「星野文昭・暁子絵と詩展」が開催され、21日には「星野解放集会」も開かれ、翌22日の高裁デモと一体となり、星野さん奪還への新たな一歩を記しました。
 集会は、星野誉夫さんの司会で始まりました。はじめに妻・星野暁子さんから徳島刑務所の厳しい冬を乗り切って、日々気力をみなぎらせて過ごす文昭さんの近況報告と、2人の出会いや「27年間ともに生きている実感(愛)」などが話されました。
 続いて布川事件の元再審請求人・桜井昌司さんと、星野再審主任弁護人の岩井信さんの講演が行われました。
 桜井さんは文昭さんと同年の67歳。ユーモアたっぷりのお話に引き込まれました。11年間の獄中生活を経て、再審無罪をかちとった体験から「検察の隠し持つ証拠をどう開示させたか」を、具体的にいきいきと語られました。司法界がいかに腐敗しているか、あえて言えば弁護士も含めて「裁く側」にいるかが、よくわかりました。それを打ち破ったのは、司法権力と権威を恐れることなく、自分で勉強し、毛ほどの可能性も見逃さず、支援や弁護士をも動かし、自らの手で無実の証拠を開示させた執念だったのだと感じました。桜井さんは星野さんの面会手紙国賠の原告にも加わっておられます。
 岩井弁護士は検察の「証拠開示には応じない」という意見書の「詭弁(きべん)」を怒りをこめて弾劾し、全証拠開示で必ず星野さんは取り戻すことができると語りました。
 「無実のゴビンダさんを支える会」の熊野里砂さんは、会を発展させ「無くせ冤罪市民評議会」を立ち上げ、星野さんの事件と連携して、冤罪を生み出す司法のシステムを変える闘いをすると発言。星野闘争の広がりと、重要性をあらためて痛感しました。

47年来の友人の私を星野さんと会わせろ!

群馬星野文昭さんの再審を実現する会 伊藤成雄

 4月25日、徳島刑務所に行き、星野暁子さんと2人で星野文昭さんとの面会を申し込みました。ところが30分間面会待合室で待たせた上、面会室の入り口で「伊藤さんは面会できません」と言われました。前田処遇首席なる人物から「刑務所長の裁量で面会を許すに至っていない」というまったく許せない理由で面会させないと言われました。「どうしたら面会が許されるのか」と問い詰めると「お答えできません」と逃げるのみです。
 2006年に明治41年制定の旧監獄法が改定され、友人面会もできるようになりました。私も06年12月に、星野さんと面会しています。10年以降友人面会が制限され、自由な友人面会ができなくなっています。
 私と星野さんは1966年の高崎経済大学入学以来、47年来の友人です。星野さんは月5回に制限されている手紙発信の内1回分を割いて、私に手紙を書いて面会を要望しているのです。その私を面会させないということは、獄中処遇が旧監獄法時代に戻り、いや旧監獄法以上に収容者の人権を無視したものになっているということです。
 日本の獄中処遇が諸外国に比してとてつもなくひどいものであることはことあるごとに指摘されていますが、今回のような刑務所=法務省の仕打ちには怒り心頭です。
 全証拠開示大運動の力で検察側の持つ全証拠を開示させ、星野再審を実現し、1日も早く星野さんを自由の身にしよう。
 私は全証拠開示大運動に取り組むとともに、近いうちに再度、面会に挑戦します。

郵政非正規ユニオン 郵政本社に要求行動

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郵政非正規ユニオン 郵政本社に要求行動

解雇撤回求め青年が立つ

     
 
 郵政非正規ユニオンは5月1日、8時半から日比谷公園の全労協メーデーに参加し、ビラまき・署名などの宣伝活動を行いました。その後、日本郵政本社前に30人の仲間で登場しました。警視庁・公安部による「無届け集会をやったら逮捕するぞ」という恫喝をはねのけ、社前行動を貫徹しました。そして、齋藤裕介委員長を先頭に組合代表3人で日本郵政本社ビル内にある日本郵便本社に乗り込み、賃金引き上げなどの春闘要求を申し入れました。
 これに対し、日本郵便本社人事部はまったく不誠実な対応に終始しました。まず組合側の出席を2人しか認めないと言い張り、もし3人にするなら1人は立っていて下さいなどと居丈高な態度に出てきました。
 また、大幅賃上げや晴海局、目黒局の組合員に対する雇い止め解雇撤回を要求した齋藤委員長に対し、人事部はその場で答えようともせず、「文書で回答します」と繰り返すのみでした。
 晴海局の組合員は雇い止め解雇の撤回を要求し、「雇い止め予告通知」をポストに投げ込むなどの違法な行為を徹底弾劾しました。労災で休職していたことを「勤務成績不良」と言いなし、それを理由に雇い止め解雇にすることなど許されないという当該組合員からの弾劾に、人事部は顔を引きつらせ「時間ですからやめて下さい」と逃げ回る始末でした。
 申し入れ終了後には、代表団に対し「裏口から出るように」と言い張り、非正規組合に対する憎しみと差別的対応に終始しました。
 われわれは、こうした不誠実な対応に終始した会社を徹底的に弾劾し、正面玄関から堂々と出てきました。本社前の道路はメーデーデモ隊の長蛇の隊列が続き、シュプレヒコールがこだましていました。このデモ隊とわれわれが合流することを会社が恐れ、裏口から出て行けという卑劣な対応に出てきたのです。
 本社前で最後まで宣伝戦を行った部隊と合流し、動労千葉、動労総連合が呼びかけた新宿中央公園でのメーデー闘争に合流しました。デモ終了後の集会で齋藤委員長は、新たな「闘うメーデー」が始まったこと、とりわけ非正規職の青年が低賃金を打破し大幅賃上げを要求してメーデーに立ち上がったことの意義を鮮明に提起しました。
 新たな組合員のメーデーへの決起をも実現しつつ、郵政非正規ユニオンの大きな前進を実現することができたメーデー闘争でした。
 (郵政非正規ユニオン・O)

山本太郎と大いに語る6.11東京南部集会

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山本太郎と大いに語る6.11東京南部集会
原発止めよう集会───神田香織・国分富夫も共に語る

 東京南部(大田・品川・目黒・港)で6月11日(火)午後6時30分から「原発止めよう南部集会 山本太郎と大いに語る」を開きます。
 共に語る人として、ご存じ神田香織さんと、福島現地で被災者切り捨てに抗して「原発被災者相双の会」を立ち上げた國分富夫さん(東京新聞5.15参照)です。
 前半に山本太郎さんと、神田さん、國分さんの鼎談(ていだん:3名による座談会のこと)。福島県民、16万人の避難者の苦しみ、悩み、憤りを通して、福島第一原発事故が「収束」どころかますます自然と人間破壊を引き起こしている実情を語り合います。
 第2部は、原発再稼働をゆるすのかどうかの天王山である参議院選挙をにらみ、山本太郎さんがTPPや憲法問題も合わせ論じます。今参院選でも何かと話題の山本太郎さん。何を話すか乞うご期待!。

会場  大田文化の森ホール
(大田区中央2-10-1 JR大森駅からバスで数分) 
主催  南部集会実行委員会    参加費500円
連絡先 加藤 孝(品川) 080-5013-8034  その他


[転載]山本太郎 「脱原発」講演会in佐久 6/6

[転載]関合労の新しい機関紙です!

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4/26スト、5/1メーデーから6/9国鉄全国集会へ 賃下げ・解雇にストライキで反撃を ●郵政非正規部会・新大阪局分会先頭に団交かちとる(郵政非正規部会・新大阪局分会) ●会社はS組合員を病気休職に追いこんだ責任を取れ(大阪東部支部・中西工業分会) ●3月雇い止め解雇を撤回させました(泉州支部) ●権力の団結破壊を許さない!団結ひろげ控訴取り下げへ(北大阪支部・大和分会) ●大勝利!労働審判を1回も開かせず「終了」かちとる(奈良支部・日経サービス分会) ●労災事故はすべて会社の責任だ!(阪神支部・かねひろ運輸分会)
関西合同労働組合機関紙 関合労GO! 第10号 2013年4月23日発行


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転載元: 関西合同労働組合


[転載]5・19全関西狭山集会がひらかれる

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 「石川一雄さん不当逮捕50カ年糾弾!狭山第3次再審闘争勝利!外注化阻止・非正規職撤廃!住宅闘争勝利!7・14部落解放闘争の新たな全国組織をつくろう! 5・19全関西狭山集会」が、5月19日午後、八尾市・桂人権コミュニティセンターで開かれました。
 雨の中、西郡支部の住民、地域の労働者、関西各地の労働組合の仲間が参加し大成功を勝ち取りました。関西合同労組各支部からも参加し、田中雅志副委員長・大阪東部支部長が組合を代表して、ともにたたかう決意を表明しました。


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基調報告をする岡邨洋部落解放同盟全国連西郡支部支部長


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決意表明をする田中雅志関西合同労組副委員長・大阪東部支部長


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★労働相談は関西合同労組へhttp://blogs.yahoo.co.jp/kangorogogo/folder/434557.html
 
 
 

転載元: 関西合同労働組合

まだ心が宮古島にある(>_<)

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この前、宮古島に行った時に梅雨空に豪雨の隙間をレンタカーで宮古島一周をした。
ナビはあまり詳しく名所旧跡を教えてくれなかったから、この辺だったかなと迷いながら走った。

来間島も池間島も橋がかかってから行ってないから40年ぶりに行ったことになる。伊良部島・下地島に橋がかかるころにはもう1回は行きたいものだが、写真の大神島には橋がかかることはないだろうからまた行きたいものだ。それとも遠くから眺めるくらいがちょうどいいかもしれない。 池間島から見た大神島は近くだが遠い先の小さな島に見えた。池間島の民芸品店のサトウキビ絞りたてジュースはそうとう旨かったから二杯も飲んだ。

後で聞いたがそこの店の「おばさん」はクラスメイトだった。

宮古島から150キロ先の多良間島にもまた行きたいものだ。
しかし、心を宮古島に落としたままのようだから「タマスウカビ」して魂を宮古島から取り戻さなければならない。

橋下氏なぜ市長に…面会拒否の元慰安婦講演

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   橋下氏なぜ市長に…面会拒否の元慰安婦講演
 
日本テレビ系(NNN) 5月25日(土)21時15分配信
 
 旧日本軍の従軍慰安婦問題についての発言をめぐり、日本維新の会の橋下共同代表との面会を拒否した元従軍慰安婦で韓国人の金福童さん(87)と吉元玉さん(84)が25日、大阪市内で講演した。

 2人は、24日に橋下氏と面会する予定だったが、橋下氏の従軍慰安婦問題の一連の発言について怒りを覚えるとともに、その場しのぎの謝罪では会う価値も理由もないとして、面会を拒否した。

 25日の講演会で2人は、従軍慰安婦の悲惨な体験を語り、戦争のない平和な世界の構築を求めた。また、橋下氏に対して、金さんは「あのような妄言をいう人がなぜ市長になるかわからない。政治家の服を脱いで家庭の仕事をすればいいと思う」と述べた。

 金さんらは安倍政権に対し、一部の在日韓国・朝鮮人が今でも差別を受けているなどとして、謝罪と解決策を求めた。
 

ひっそりと建っていたが・・・宮古島で一番立派な碑だった

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 宮古島一周ドライブで探せなかった「アリランの碑」を翌日にタクシーで探しに出かけた。日中は人が出歩いていなかったが、運転手さんの協力で探してもらった。宮古島で一番立派な碑のように思えた。
 おりからの橋元発言の直後であったが、訪ねる人はあまりいなかったのは残念だ。宮古島観光名所に載せるべきだと実感した。
 

5・28新橋アクション講演会へ!

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    東電直撃デモを闘い柏崎刈羽原発学習会

    東京 吉玉ゆみ

 4月25日、「原発とめろ!新橋アクション」の呼びかけで第16弾を数える東電直撃デモがかちとられました。今回は柏崎刈羽原発の再稼働反対が焦点です。
 この日は法政大学のデモで、原発御用学者追放と学生自治会再建を掲げて奮闘している学生が6人不当逮捕されました(その後全員を奪還)。
 私たちは怒りに燃えて夕方から新橋駅頭にのぼり旗と横断幕を掲げて、いつも以上の迫力で「全原発をただちに廃炉に」と訴えるリレートークを行いました。参加者は次々とマイクを握り、学生への弾圧と経産省前テントの撤去策動を許さない思いでアピールを行い、その勢いのまま東電本社を直撃するデモに出発しました。安倍政権に激しく怒りをぶつけ、元気のいいデモになりました。飲み屋街から出てきたほろ酔い気分のおじさんも「僕も原発反対」と声をかけてきたりして、ちょっとした解放区です。
 デモ終了後に「柏崎刈羽原発反対闘争の歴史」と題したミニ学習会を開き、元新潟大学全共闘の片岡謙二さんが報告を行いました。福島原発事故以降、3月28日に東北電力が浪江・小高原発建設計画を断念し、また、東電が柏崎刈羽原発の4月再稼働を断念したことを、みんなの勝利として確認しました。そして、「確かに17地点で原発が54基建設されてしまったが、同時に全国26カ所で原発建設を阻止してきた」と、闘いの歴史を語りました。参加者に配られた資料も豊富で、「豆腐の上に立つ」と言われ直下に「真殿坂断層」がある柏崎刈羽原発の危険性がリアルに伝わり、新潟との連帯が運動を広げると確信しました。

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なんぶユニオンはJパワーに申し入れ・抗議行動に決起しました!

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2013年5月24日
電源開発株式会社       
代表取締役社長 北村 雅良 殿 
 
一般合同労組 なんぶユニオン
東京都品川区大井1-34-5河野ビル3階
電話 03-3778―0717
 
大間原子力発電所の建設再開中止を求める申し入れ書
 
  2013年2月14日、大間原子力発電所建設再開中止を求める抗議にも関わらず、貴社は建設再開を止めようとしないことに対して強く抗議し、再度大間原子力発電所建設の中止を求めます。
 2011年3・11の東日本震災・福島第1原発大事故で15万人が避難を余儀なくされ、被曝の不安と恐怖にさらされいる。福島第1原発事故で全てを失った多くの人々がいまだもって「復興・帰郷」していない今日、原子力発電所は今すぐ廃炉にしなければならないと言う声を貴社は真摯に受け止め大間原子力発電所の建設を即刻中止すべきである。
 そもそも原子力は人類には制御できないことは福島第1原発・チェルノブィリ原発・スリーマイル島原発などの事故が何よりの証拠です。しかも大間原子力発電所は、最も毒性の強いプルトニウムが大量に詰まったフルMOX燃料を使うなど危険きわまりないしろものです。また、大間原子力発電所敷地内や周辺・近海には巨大な活断層の存在があきらかになり、大地震の危険性が指摘されてるのです。それらを考慮して貴社は建設を中止すべきです。原子力ムラの人々が金儲けができても大事故が起こったら全て終わりです。したがって原発は何処にもいらないのです。
 また、建設中の大間原子力発電所の原子炉近くに故熊谷あさ子さんの土地があり、最後まで電源開発(Jパワー)に売らなかった。故熊谷あさ子さんは「1回事故が起きたらもう2度と元に戻らねんだど。おらの生活も子供も畑も海もなんにもなくなちまうんだ!」そう言って電源開発に土地を売らなかった。娘さんの小笠原厚子さんが「あさこはうす」を建て、母の意思を受け継いで「大間原発は止める、新しい原発は造らせない、再稼働は絶対させない。」「大間原発を止めることが日本を変える」ことです。と力強いメッセージを伝えています。
 再度警告する、2011年3月11日の東京電力の福島第1原発大事故(レベル7のメルトダウンからメルトスルー)まで大事故は収束していない。国と東京電力は大事故の時、住民に避難誘導をさせなかった。そのため福島県の住民に被曝させた。福島の「こどもたち」から甲状腺がんの初期症状がでている。大事故の責任を「国と東京電力」は責任を取っていない。原発大事故は高コストです。大事故として歴史にきざまれ、会社としても終わりです。
なんぶユニオンは政権が変わろうが再稼働反対!原発廃炉!新建設は断じて許さない。貴社が原発建設から手を引くまで何度でも抗議する。                                  (以上)
 

そろそろ・・・・(^_^)

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沖縄で雨に濡れて風邪をひきましたが、そろそろ関東も梅雨入りか!
「雨に濡れる」6月を前に紫陽花が綺麗に咲いていた。

5・23東日本狭山集会 部落解放運動の新組織結成へ熱い思い

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5・23東日本狭山集会 部落解放運動の新組織結成へ熱い思い

 部落解放東日本共闘会議が主催する狭山集会は5月23日、東京・文京区民センターで開催され、75人が参加しました。
 集会では、石川さんの5・23メッセージが読み上げられました。その中で石川さんは、「半世紀を経ても再審実現が適(かな)わぬ事に無念、遣(や)る瀬無い思いは禁じ得ません」と悔しさをにじませ、「逮捕状を請求するだけの物的証拠も存在しなかった」「自白の強要は……再逮捕、拘留に因(よ)る精神的・肉体的打撃の結果」「今までの裁判は確定判決以降、38年間に及び一度たりとも事実調べをせず」と国家権力を糾弾。そして、「何としても今年中には『事実調べ』の方向性が附(つ)けられるように」と決意を述べ支援を訴えています。

 集会では、この石川さんの思いと決意に真正から応えて狭山闘争の勝利に全責任をとろう、その実践に踏み出そうと誓い合い、6・9国鉄闘争全国運動全国集会を成功させ、部落解放運動の新組織を結成することを宣言しました。また、獄中38年を闘う星野文昭さんを奪い返す闘いと狭山闘争との一体性が確認され、画期的な狭山集会として成功を収めました。
 主催者あいさつで岩本正治事務局長は「東京高裁前での石川さんの訴えは労働者人民への鼓舞激励だ。安倍政権の改憲・戦争への動きの中で強まる再審請求棄却策動を階級的団結の力で打ち破ろう」と提起しました。
 部落解放同盟全国連杉並支部の青年が狭山現地調査への参加を呼びかけ、田中れい子支部長が基調報告を行いました。田中さんは1980年代からの部落解放闘争を総括し、狭山闘争の現段階、とくに全証拠開示の闘いの重要性を述べ、奮起を促しました。さらに、西郡支部から全国水平同盟の結成が呼びかけられたことを報告、「新自由主義と対決し、非正規職撤廃を掲げ、団結に生きる新しい部落解放闘争を推進するために、7・14結成集会に結集しよう」と訴えました。
 決意表明では、星野さんをとり戻そう全国再審連絡会議の狩野満男共同代表が、「石川さんも星野さんも1ミリも権力と妥協していない。星野の全証拠開示運動は国家権力そのものを打倒する中身だ」と証拠開示運動の重要性を力説、勝利の展望を示しました。
 続いて、東京労組交流センターから東京西部ユニオンの吉本伸幸委員長が組合員の解雇撤回・地位保全闘争で同日都労委で勝利決定をもぎとったと報告、大きな拍手が起こりました。外注化阻止を闘い組織拡大を前進させている動労千葉、被曝労働強制とストで闘う動労水戸、学生自治会建設へ奮闘する全学連から斎藤郁真委員長がそれぞれの闘いの報告と決意を述べました。その最後に、杉並支部の狩野正幸書記長が発言に立ち、石川さん自身が国家権力と非妥協・不屈に闘ってきた狭山闘争50年の勝利の地平を確認した上で、全国水平同盟結成にかける思いを熱く語りました。
 締めくくりとして、大西文夫事務局次長が行動提起を行いました。(東京・T)

 

7・14全国水平同盟結成へ!広島で5・23狭山集会を開催

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7・14全国水平同盟結成へ!広島で5・23狭山集会を開催

 石川一雄さんの不当逮捕から50ヶ年のこの日、広島・福島町で狭山集会を開催しました。石川さんの怒りを共にし、新自由主義と闘う部落解放闘争の新たな全国組織「全国水平同盟」結成へ向かって全員が決意を固めました。集会には、74年9月の狭山闘争から階級的な労働運動に目覚めて闘い始めた郵政解放研の仲間から、広島連帯ユニオン青年部の若い仲間まで、幅広い世代の仲間が結集しました。
 冒頭、狭山事件から半世紀の特集番組のビデオを見て、あらためて、狭山事件が階級分断の攻撃であり、全証拠開示の闘いが決定的であることを確認しました。司会の広島解放共闘の富村寛久議長が石川一雄さんの「50年目の決意」を読み上げ、狭山再審勝利を誓いました。さらに西郡支部と東日本共闘会議からのメッセージ紹介後、「7・14全国水平同盟結成の呼びかけ」が読みあげられました。 

 部落解放広島共闘会議事務局から「八尾・西郡1000名建設を軸に、新自由主義と対決する部落解放の新たな全国組織をつくりだそう」と題する基調報告を受けました。最末期の資本主義-新自由主義の民営化・外注化、非正規化の攻撃との闘いこそ部落解放闘争の正面課題であり、職場と地域、産別に闘う労働者の団結、労働組合をよみがえらせる階級的労働運動と一体であることが鮮明に提起されました。血債主義との最後的決着をつけ、労働者階級自己解放のプロレタリア革命の決定的な一環をなすものとして部落解放闘争が据えられました。そして動労千葉・動労総連合を先頭に、反合理化・運転保安闘争路線を全職場で貫くことこそ、外注化阻止・非正規化攻撃を打ち破り、資本の支配をくつがえしていく核心的闘いであり、6・9国鉄全国集会への大結集こそ、部落解放闘争の新たな地平を切り開き、新組織結成の圧倒的展望を切り開くものであることが明らかになりました。
 この決意は、基調報告に続いて発言した全ての仲間の発言に溢れていました。広島星野文昭さんを救う会の仲間は、「全証拠開示運動で狭山闘争と星野奪還闘争の一体的勝利を」と訴え、広島東郵便局部落解放研究会の仲間は「石川さんの無念を絶対に晴らしたい。大合理化との闘いと狭山闘争は一体だった。絶対に勝利しよう」と決意表明。広島連帯ユニオンの青年は、「狭山事件から50年。怒りは燃え続ける、消すことはできない。団結こそが勝利の道。ここ福島町にもユニオンの旗をうち立てたい」と宣言しました。動労西日本の大江照己委員長からは強制出向を粉砕した青年の闘いの報告があり、非転向を貫き出獄した連帯ユニオン草津病院支部の中山崇志支部委員長は「石川さん、星野同志、爆取でっち上げと闘う同志と思いを一つにして勝利した。これからも資本・権力と闘い抜く」と述べました。
 広島労組交流センターの植野定雄事務局長がまとめとして6・9への総結集を訴え、「団結がんばろう」で集会を締めました。(部落解放広島共闘会議事務局・D) 

4・28闘争―5・15沖縄闘争へ 沖縄を「基地の島」から「国際連帯の島」にしよう・・1

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4・28闘争―5・15沖縄闘争へ
沖縄を「基地の島」から「国際連帯の島」にしよう
 
Ⅰ 国際連帯で闘う沖縄闘争――“万国の労働者団結せよ”

安倍政権と全面対決する沖縄の闘い

                          
 
 2月22日の日米首脳会談で安倍は普天間基地の名護への移設をオバマに「公約」し、3月11日には名護漁協が埋め立て「容認」を決定した。安倍は「地元」の同意を得たとして、3月22日に公有水面の埋め立て申請に踏み切った。普天間基地撤去、辺野古新基地建設絶対反対の県民の気持ちを踏みにじるものだ。
 96年のSACO(沖縄に関する特別行動委員会)報告以来の16年余りの闘いを経て、沖縄闘争は歴史的な決戦を迎えた。4・28闘争―5・15沖縄闘争は重大な闘争になった。
 95年の10・21県民大会=10万人決起を押しつぶすために進められてきた振興策こそ、「復帰」以降続けられてきた沖縄への新自由主義攻撃を極限的に推し進めるものであった。「雇用確保」の名の下にコールセンターの誘致が行われたが、そのほとんどがいわゆる「ブラック企業」そのものだ。非正規職で低賃金・強労働を強いられ、職場を転々とすることを余儀なくされているのは、ほとんどが青年労働者だ。
 沖縄全体の非正規職化が一気に進み、全国平均を超える約4割が非正規職とされている。その一方で労組組織率も全国最低の1割ほど。「振興策」とは沖縄の労働者に対して雇用破壊・団結破壊として進められてきた。沖縄の労働運動と労働組合をめぐって一切は進んできたのだ。
 さらにTPP(環太平洋経済連携協定)への参加は、日米同盟の強化と一体の攻撃だ(『日米同盟、経済に拡大』=琉球新報)。その中で「サトウキビ全滅」と報道されている。沖縄の農業は壊滅的打撃を受ける(特に離島は深刻)。
 このことに対する怒りが沖縄の社会に渦巻いている。「基地を持ってくれば振興策でメシを食っていける」という幻想が完全に地に落ちた。むしろ逆に、沖縄に基地を固定化するための経済振興策として新自由主義攻撃がかけられてきたのだ。沖縄の労働者を徹底的に非正規職化し、団結を破壊することで「基地で働くこと」を強制してきた。
 しかし、その基地労働者にもまた、賃金カットと非正規職化攻撃が開始されている。求められていることは、新自由主義と闘う労働組合が歴史の最先頭に登場することだ。
 ここから、この間の釣魚台(尖閣諸島)問題を契機として、「国防」を絶叫することで沖縄の米軍基地の強化・固定化から自衛隊の強化へという動きが顕著になっている。八重山の教科書問題から始まった動きは、名護においても連動し始めている。
 このような時代と情勢に、労働者とりわけ沖縄の労働者はいかに立ち向かっていくのかを考えていきたい。
(写真 名護市辺野古に移設が狙われている新基地予定図)

世界大恐慌と新自由主義と闘う国際連帯を!

 21世紀の現代世界は世界大恐慌がますます深まり、そのすべての矛盾が新自由主義攻撃として全世界の労働者階級にかけられている。また同時にこの世界大恐慌と新自由主義攻撃は大国間同士の争闘戦を激化させている。とりわけアメリカ帝国主義は対中国・対北朝鮮の対峙・対決(=新軍事戦略)を方針とし、日米同盟の強化と沖縄の米軍基地の強化=オスプレイ配備と辺野古新基地建設攻撃を強めている。
  それに対して日本帝国主義もまた、世界大恐慌ととりわけ「3・11」に直撃され危機を深めながら日米同盟の強化をその基本戦略としている。その中で安倍は「領土問題」を声高に叫び、「強い日本をつくれ」「すべては国家のため」「この国に力を尽くしたい」等々と国家主義をあおり立てている。
 この脈絡で4・28に「主権回復の日」として政府記念式典を開催しようとしている。この4・28については沖縄で「『屈辱の日』をお祝いするとは!」という声が上がっている。これらすべての動きを一体のものとしてとらえていく必要がある。
 われわれは昨年の5・15沖縄闘争を闘う中で、「新自由主義と闘う沖縄闘争」という提起を行った。
 「復帰」以降の40年間、「5・15体制」と呼んできたものは、日本帝国主義による沖縄への新自由主義政策であったということだ。その攻撃の核心は民営化・外注化と非正規職化による沖縄の労働組合の破壊と体制内的な取り込み、それを通した団結破壊攻撃である。その狙いは沖縄の米軍基地の固定化(基地がないと食っていけないという現実とイデオロギー)だった。
 しかし一方で新自由主義攻撃は、沖縄と本土と、そして全世界の労働者階級を限りなく一体とする攻撃でもあった。沖縄においても本土においても、そして全世界でも多くの労働者が民営化・外注化と非正規職化の荒波にさらされている。「非正規職撤廃!」は全世界の労働者階級の共通のスローガンだ。
 第2次世界大戦後の戦後世界とはアメリカ帝国主義を基軸とする帝国主義の世界支配を、ソ連や中国といったスターリン主義が補完し、さらにアジアやアフリカなどが「新植民地主義」と言われる体制下に置かれてきた。全世界が「国家」「国境」「民族」といった形でバラバラにされてきた。
 しかし1970年代以降の帝国主義とスターリン主義の世界支配の危機の中で、帝国主義は新自由主義攻撃を本格的に開始する。この新自由主義はそれまでの「国家」「国境」「民族」……をすべてぶち壊した。それは労働者の立場から見たときに、全世界の労働者階級が一つに団結していく条件を圧倒的に成熟させてきたのだ。
 それはマルクス・エンゲルスの『共産党宣言』の最後の一文、「万国のプロレタリア、団結せよ」の時代がついに到来したということだ。
われわれの職場での「民営化・外注化阻止、非正規職撤廃」の闘いは全世界の労働者階級の共通の課題だ。だから私たちの職場の闘いは全世界の労働者階級とつながっているとも言える。
 しかしそれだけではないということだ。そもそも労働者階級は何のために、何を目指して闘う存在なのか。それは国際連帯=「万国のプロレタリア、団結せよ」にほかならない。国際連帯を実現しそれを前進させるために、私たちは「民営化・外注化阻止、非正規職撤廃」を闘うのだ。
 この国際連帯の新たな闘いは今年の3・11福島現地闘争で開始された。
 2013年の沖縄闘争を、国際連帯闘争を第一の課題として掲げて闘おう。
 
 
(図 八重山・宮古島への自衛隊配備計画
●宮古島 「航空自衛隊那覇基地宮古島分屯基地」がある。日本の西南海域最大の無線偵察基地である。陸自は初動対処に当たる警備部隊を配備する計画。
●与那国島 陸自は中国などの動向をレーダーで探知する沿岸監視部隊として100人規模の要員を与那国島に常駐させる計画が進行中。航空自衛隊も航空機への警戒態勢強化として、移動式レーダーを運用する移動警戒隊を展開させる予定。
●石垣島 初動対処にあたる警備部隊を石垣島に置く計画。 )
 
つづく

4・28闘争―5・15沖縄闘争へ 沖縄を「基地の島」から「国際連帯の島」にしよう・・・2

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4・28闘争―5・15沖縄闘争へ

沖縄を「基地の島」から「国際連帯の島」にしよう

 
 

沖縄を「基地の島」から「国際連帯の島」へ!

 
  沖縄闘争は、「基地の島」の現実との闘いが基軸となる。つまり沖縄に米軍基地があることがいかなる意味を持つのか、ということだ。
 それは周知のとおり、帝国主義とスターリン主義による戦後世界の支配体制において、アメリカ帝国主義と日本帝国主義による軍事同盟=日米安保同盟が大きな位置を占めてきたということと一体の問題である。アジア太平洋地域のみならず、中東にまでも展開している米軍の出撃・兵站基地としてある沖縄の米軍基地こそ、全世界の労働者階級を分断支配する「要石」だ。
 しかし、これまでに述べたように新自由主義は、全世界の労働者階級のそれまでの分断支配そのものをぶち壊した。新自由主義と闘う沖縄闘争とは、国際連帯闘争としての沖縄闘争という新たな闘いへの出発点となるのだ。
 沖縄闘争は国際連帯闘争として闘われる中で、勝利をつかみ取ることができる。つまり沖縄の労働者階級と全世界の労働者階級の国際連帯を実現していく中で(あるいはそのために)、沖縄の米軍基地は撤去できるし、撤去しなければならないのである。その国際連帯とは、アメリカの労働者階級であり、中国や北朝鮮や韓国の労働者階級であり、アジアのすべての労働者階級だ。
 新自由主義の行う戦争が米軍の内的危機の崩壊を促進している。なぜならば、戦場に動員される兵士=青年労働者にはもはや、なんの「大義名分」もないからだ。この間、米軍人による事件・事故が多発している現実はここにある。
 それは日本において青年労働者が次々と「自死」に追い込まれている現実とまったく同じである。新自由主義の中で労働者としての共同性も階級性もずたずたにされて、未来への希望も展望をすべて奪われた青年労働者という意味において、米兵もまた同じ労働者階級の一員なのだ。
 この間の米軍人による事件・事故の多発という事態は、新自由主義の破綻を最も鋭角的に示している事態である。だから沖縄の労働者階級の闘いにこそ国際連帯が求められている。アメリカの労働者階級と沖縄・日本の労働者階級の国際連帯が、米軍基地撤去の闘いを切り開いていく。
 この沖縄闘争の中軸に座る存在が基地で働く労働者だ。沖縄の基地労働者が、国際労働者階級の連帯と団結の中心に屹立して闘うことが求められている。「解雇撤回・基地撤去」を掲げ、基地内決起まで闘い抜いた沖縄の基地労働者の闘いの歴史的継承とその発展をかけた闘いを開始するときが来たのだ。
(写真 宮古・八重山大会を合わせて復帰後最大規模の10万3千人が結集しオスプレイ絶対反対を宣言した沖縄県民大会【2012年9月9日】)
 

戦後沖縄闘争の歴史的総括をかけて

  
 
 国際連帯闘争としての沖縄闘争ということから考えたときに、「独立論」「反復帰論」等々とはどういう意味を持つのか?
 そもそも戦後の「沖縄独立論」とはアメリカ軍の「解放軍」規定と表裏一体の考え方だ。つまり戦後沖縄の独立論の根底には日本共産党(沖縄人民党)=スターリン主義によって支えられてきた戦後世界体制(=国際プロレタリアートの分断支配体制)という問題がはらまれている。それは「万国のプロレタリア、団結せよ」を根底的に否定する思想だ。そしてこういう形でスターリン主義は日本帝国主義による沖縄のアメリカ帝国主義への「売り渡し」を裏から支える役割を果たしたのだ。
 さらに沖縄自立論も、元をたどれば沖縄独立論に行き着く。そしてその思想的支柱となるのが「差別支配」となる。「構造的沖縄差別論」とは、結局のところ「沖縄自立論」=「沖縄独立論」への思想的屈服なのだ。
 ここには、歴史変革の主体としての労働者階級の存在と闘いをしっかりと措定できていないということがある。
 戦後沖縄の闘いの根底に流れる沖縄の労働者階級の自己解放を求める闘い=国際的な存在としての沖縄の労働者階級の闘いの開始とその発展ということを措定することが決定的に重要なのだ。それは核心的にはスターリン主義をのりこえて労働者階級が勝利していくという主体的立場ということでもある。
 だから「復帰」闘争とは、国際連帯を求める沖縄の労働者階級の闘いが、まずは本土の労働者階級との連帯を求めて闘われた闘いとして総括されるべきなのだ。
 国際連帯闘争として沖縄闘争を闘うという提起は、戦後の沖縄の闘いと「復帰」闘争、そして「復帰」以降の40年余りの闘いの総括から新たな飛躍へ挑戦していこうという提起だ。しかしこれこそが、実は戦後60年余り、「復帰」以降40年余りの根底に脈々と流れ続けてきた沖縄の労働者階級の闘いの実践的総括であり具体的方針であると言えるのだ。
 沖縄を「基地の島」から「国際連帯の島」へ! それを担うのは基地労働者を先頭とした沖縄の労働者階級であり、全世界の労働者階級だ。
(写真 ストに突入した全駐労が青年労働者を先頭にOBを含め700人以上が米軍司令部前に結集【2012年7月13日】)
 

全職場で国際連帯を貫く民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いを!

  
 
 新自由主義との闘いは労働者階級の国際連帯闘争そのものだ。「民営化・外注化阻止、非正規職撤廃」の闘いは全世界の労働者階級の共通の課題だ。そう考えると、国鉄闘争=国鉄1047名解雇撤回闘争の持つ歴史的国際的意義もはっきりしてくる。
 新自由主義にストライキで対決し、今も闘いを継続している動労千葉の闘い=国鉄闘争=国鉄1047名解雇撤回闘争=民営化・外注化阻止、非正規職撤廃の闘いは、全世界の新自由主義と闘う労働者階級の結集軸となる闘いであり、国鉄闘争は国際連帯闘争そのものだ。新自由主義の時代では、労働組合をめぐる攻防が一切を決める。新自由主義と対決して勝利する道は、労働者が労働組合の旗の下に団結して闘うことだ。
 職場生産点から国鉄1047名解雇撤回闘争を闘おう。民営化・外注化と非正規職化と闘う労働組合を職場生産点からの闘いでつくり出していこう! 動労千葉の物販闘争をさらに強化していこう。さらに、物販闘争から「動労千葉を支援する会」の結成と、会員拡大に挑戦していこう。「動労千葉を支援する会」を職場で拡大し、労働組合を闘う労働者の手に取り戻していこう。
 動労千葉が呼びかける「動労千葉・鉄建公団訴訟『解雇撤回・JR復帰』の高裁判決を求める署名運動」を当面する具体的方針として全力で取り組んでいこう。
(写真 組織拡大を誓った国鉄闘争全国運動・沖縄の第3回総会【3月17日 那覇】)

「郵政2021」粉砕! 「生産性の向上」を掲げるJP労組本部を打ち倒せ!

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「郵政2021」粉砕!
 

「生産性の向上」を掲げるJP労組本部を打ち倒せ

 3~4月の激闘に次ぐ激闘の地平から、新人事・給与制度、新一般職を含めて、合理化・強制配転を職場から阻止する闘いへ踏み出そう。
 「郵政グループビジョン2021」は、日帝・安倍政権の意を受けた、新自由主義の絶望的な延命策そのものである。だがそれは郵政民営化の破綻の上に、労働者意識の解体を唯一の戦略として推し進める以外にない脆弱(ぜいじゃく)なものでしかない。だからこそ凶暴性をむき出しにして、「平成25年度日本郵便(株)経営計画」に示されている各種合理化施策を、あたかも新人事・給与制度の導入が決まったかのような前提で強行してきているのである。それに輪をかけて、JP労組中央本部は、8月の全国大会に「新人事・給与制度」の決定を提案しようとしている。断固阻止しよう!

当局と一体で強制出向推進

 そもそも、JP労組の組合綱領は、「生産性の向上で企業に尽くす」である。「生産性の向上」とは何か。それは合理化推進である。かつての全逓民同は「合理化反対」を唱えていた。しかし、合理化に伴う配転協約を持っていたこと自体が、合理化と闘わず屈服していた証しだ。現実に、短時間職員制度の導入の時にもこの協約は使われ、非正規職化推進のために本務者は「生首を切らせない」と称して過員となる局から欠員局へと配転を余儀なくされてきたのだ。
 全逓と全郵政が統合してできた現在のJP労組は何をやってきたか。JPEX子会社化を、強制出向を前提に戦略事業だとまで言って、組合員を当局に売り渡そうとしたのだ。職場では、一部のマル生分子を除いては、出身が全逓だろうが全郵政だろうが、子会社への出向などは怒りをもって認めなかった。職場の真っ当な怒りがJPEXを粉砕したのだ。
 当局の意をくんだJP労組中央の「生産性向上」路線は、当局の合理化施策と、それに組合本部が一体になることによって、ますます現場からは怒りを買い、粉砕されていくのみである。かつてのマル生攻撃のようには、単純にはいかない。当局の合理化攻撃は、全体にかけられた攻撃であるからだ。当局にゴマをすってどうにかなる次元の話ではないからだ。
 職場では、極限的な人員削減の中で、全体が疲弊しきっている。その中で、疎外された労働を強制され、本来、労働者自身の生命活動であり、生命の発現である労働は、当局の総非正規職化攻撃によって分断され、仕事は細切れになり、日常業務は、ひとつながりの仕事とはなっていないのが現状だ。A局では、深夜勤務の非正規労働者は、配達もしたことがないのに配達区分を強制され、日勤の外務の労働者が出勤してくれば、「まだ終わっていないのか」とどやされる。そもそも、郵便がポストから収集され、配達されるまでの流れが、すべて細切れになっていて、ひとたびその流れが滞れば、ストップしてしまうという矛盾を抱えている。

職場の怒りをまとめ団結に

 さらに、新人事・給与制度の導入は、班の中で労働者同士を競い合わせ、ののしり合わせるという最悪の団結破壊攻撃だ。しかし、同じ職場で一緒に働いている以上、そこには人間関係があり、社会的なつながりは形成されていく。当局の理不尽な攻撃に対して「おかしい」という思いを、共通の意識にしていくことは可能である。当局の分断攻撃が、どんなに労働者の誇りを奪い、疎外労働を強制しようとしても、人間労働である以上それは貫徹できないのである。さらに班という協働の場で仕事を教え合う中で、協働をとおした団結はつくられ、「頑張った者は報われる」などというイデオロギーも貫徹できないのである。当局は、そこを崩すために、あらゆる攻撃を仕掛けてきている。強制配転こそ、その例である。
 当局は、かつての人事交流によって「職員の意識変革をかちとった」と言い、今度は人事異動と称して、就業規則を盾に全体をその中に引き込もうとしている。この攻撃も、活動家パージにとどまることなく、全体を対象化しているのが特徴だ。だからこそ、「配転阻止!」で闘えるのである。当局のあらゆる人件費削減や合理化、やることなすことが、整合性もなく、なんらメリットもないことを現場の労働者は日々の仕事の中から見抜いている。その一人ひとりの労働者の意識を全体の意識にまとめ上げ、団結させることが問われているのである。「郵政ビジョン2021」との攻防は、職場生産点におけるわれわれの日常活動のあり方が勝敗を決する。革共同全逓委員会の意識性が問われているのである。そのように見れば、職場は「宝の山」だということだ。
 われわれは、戦争と民営化―労組破壊と闘う路線で、郵政民営化絶対反対を闘いぬいてきたのである。われわれの路線と実践は、職場に確実に浸透している。いよいよ、責任党派として躍り出る時だ。世界大恐慌情勢下、国際争闘戦の激化の中で、戦争・改憲へと突き進む安倍政権の登場の中で、日本帝国主義の危機をチャンスととらえ、「2021」を粉砕し、革命情勢を切り開く大チャンスを迎えたのだ。職場生産点から、党と労働組合の一体的建設を地区党の団結した闘いとしてやりきろう。全逓委員会がその先頭に立とう。
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「生産性向上」推進のJP労組本部

 〈組合綱領〉
 ●労使の信頼関係に立脚し、日本郵政グループの健全な成長発展……を前提に、……生産性運動を推進する

 〈運動の基本目標〉。
 ●生産性運動の精神に立脚し、郵政関連企業の成長・発展に寄与します。
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