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佐高信「わかりやすさの闘い」~戦争をさせない1000人委員会が出発集会

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佐高信「わかりやすさの闘い」~戦争をさせない1000人委員会が出発集会

 
  「3.11以降私たちは“さよなら原発”運動を展開してきたが、これからは“さよなら戦争”の運動も始める。戦争を絶対にやらせない!」。3月20日、「憲法を破壊する集団的自衛権の行使反対! 戦争をさせない1000人委員会」出発集会の挨拶で、鎌田慧氏はこう決意を述べた。会場の東京・日比谷野音には雨と寒さにもかかわらず、労組を中心に4千人が集まった(写真)。国会議員も民主・社民・生活・共産が足並みを揃えた。評論家の佐高信氏は、「集団的自衛権行使は、アメリカの戦争に参加する義務を負うことになる。問題をいかにわかりやすく若い人たちに伝えていくかが勝負。わかりやすさの闘いでもある」と述べ、運動を拡げる言葉をつくっていこうと呼びかけた。「1000人委員会」は今後、全国各地に「1000人委員会」をつくり、賛同人募集や請願署名に取り組む予定だ。(M)
 

 
 
↓鎌田慧さん開会の挨拶
 
↓国会議員の人たちが連帯の挨拶をした
 
↓「1000人委員会」事務局長の内田雅敏弁護士が経過報告
 
↓大江健三郎さん、次世代につなげることの大切さを訴え
 
↓憲法研究者・山内敏弘さん「安倍がやろうとしている解釈改憲は立憲主義の根底からの破壊」
 
↓池田頼将さん(元イラク派遣航空自衛隊員)は「イラクで米軍による交通事故で大けがをしたが、政府はその事実をもみ消した。いま裁判でたたかっているが、私のような人を二度と出してはいけない。集団的自衛権行使はこうした人を増やすだけ」。右は、解説したジャーナリストの志葉玲さん。

 
↓84歳の脚本家・小山内美江子さんも「原発は完全にコントロールされていると、世界に大ウソをばらまく安倍を許さない」と元気にアピール
 
↓「私たち主権者は絶対に戦争をやらせない」。熱く訴える落合恵子さん
 
↓佐高信さん「ヤクザより悪い“集団的自衛権の行使”」

「人種差別撤廃の日」前に...韓国社会の「人種差別」深刻

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「人種差別撤廃の日」前に...韓国社会の「人種差別」深刻

移住労働者への偏見、暴行、労働搾取は深刻なのに…政府は出入国管理法改悪を試みる

ユン・ジヨン記者 2014.03.20 15:19
 
 国連が世界人種差別撤廃の日を宣言して47年経ったが、移住労働者への韓国社会の人種差別は今も20世紀のままに留まっている。 韓国政府は国連人種差別撤廃委員会の勧告案も受け入れず、出入国管理法などを改悪して移住労働者の権利を制限している。 移住労働者への偏見と暴言、暴行、労働搾取なども韓国社会を重い病気にかからせている。
 世界人種差別撤廃の日の一日前の3月20日午前11時 「移住労働者人権と労働権実現のための共同行動(移住共同行動)」などの労働、人権、法律、市民社会団体は、光化門の李舜臣銅像の前で記者会見を行い、 韓国政府の人種差別を糾弾した。
 

「人種差別撤廃の日」の前に...韓国社会の「人種差別」深刻

 最近起きた抱川アフリカ博物館の移住労働者労働搾取事件は、労使の合意で一段落したが、事件が起きる前に被害を受けた労働者への後続措置はまだ取られていない。 事件の当時、抱川アフリカ博物館の理事長が洪文鐘(ホン・ムンジョン)セヌリ党事務総長だったという事実が知らされて問題になり、洪文鐘事務総長は理事長職を辞任した。
 抱川アフリカ博物館で公演をしてきたマリア・ゼナ氏は「公演中に事故で膝を負傷し、状態が悪化したが、博物館は何の措置もしなかった。きちんと治療を受けられず逃げるしかなかった」とし「博物館は私の全てだった踊りを奪った。 洪文鐘セヌリ党事務総長は適切な賠償をすべきだ」と明らかにした。
 

 
 2月14日にはインドネシアの船員が韓国人の同僚から暴行されて死亡する事件が発生した。2012年に国家人権委員会が発行した「漁業移住労働者人権状況実態調査」によれば、93.5%の船員移住労働者が悪態や暴行を経験し。42、6%は暴行を経験したと発表された。
 結婚移住民に対する政府の差別も続いている。パキスタン系韓国人のA氏は第一子を出産した後、5年間妊娠せず昨年パキスタンにいる実の弟の子供を養子にした。パキスタンの裁判所と韓国行政官庁の手続きを取った合法的な入養だったが、仁川出入国管理事務所は養女の滞留資格変更は許可できないとし、養女の出国を要求した。 海外入養の場合、実子でなければ認められず、A氏の滞留態度などから本気で入養したいのか信じられないという理由であった。
 

移住労働者への偏見、暴行、労働搾取深刻だが…政府は出入国管理法改悪の試み

 韓国政府も出入国管理法改悪などを試みて、人種差別と移住労働者権利剥奪をあおっている。 法務部は昨年12月、出入国管理法改正案で入管規制を強化する内外国人の顔情報収集条項を新設した。また、移住民のすべての身上情報を関係機関に要請すれば受け取れるようにして、入管摘発職員は未登録滞留者がいると疑われる場合、どこにでも無断で入って調査することができるようにした。
 

 
 また今年の4月から、結婚移民者のビザ発給審査を強める計画で、今年の8月からは移住労働者の退職金は出国後に受け取るようにした。 移住労組のウダヤ非対委員長は「韓国政府は移住労働者が受け取る退職金を韓国で支払われないようにした」とし「現在でも多くの移住労働者が賃金を受け取れない状況なのに、出国すれば退職金を払うなど誰も信じない。 韓国政府が賃金不払いを合法化させるもの」と批判した。
 外国人移住労働運動協議会のイ・ジェサン運営委員長も「国連人種差別撤廃委員会は2012年、韓国政府に差別撤廃禁止法などの制定を勧告した、政府は履行していない」とし「その上、移住労働者が事業場も自由に変われないようにする現代版の奴隷を作り出して、今も人種差別政策を施行している」と声を高めた。
 なお記者会見団は「移住民の権利を制限して統制する政府の政策こそ人種差別の典型」と、政府に△国連人種差別撤廃委員会の勧告案受け入れ、人種差別禁止のための法律制定△雇用許可制廃止、移住労働者権利全面保障△人種差別強化する出入国管理法改悪中断△移住民に対する偏見と差別政策基調全面修正を要求した。
 また、これらの団体は3月22日、ヨーロッパ全域で行われる「人種差別、ファシズム反対国際共同行動」を支持し連帯する意向を明らかにした。 彼らは「ヨーロッパ全域で拡大し、深刻になっている人種差別に対抗し、多くの人々がこの抗議デモに参加し、人種差別とファシズムに反対する意志を明言することを期待する」とし「われわれは世界のどこでも移住民を犠牲にして攻撃する人種差別、ファシズムに反対し、これに反対する抗議に連帯する」と明らかにした。

[転載]ふくしま共同診療所に支援を。妨害を毅然と跳ね返そう。

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3年目の3・11。メモリアルデー。この日、「報道ステーション」が福島の子供たちの甲状腺ガンの問題を正面から取り上げた。「33人」。この文字が大きく中央のパネルに掲げ続けられた。甲状腺ガンと診断され、すでに摘出を終えた子供の数。100万人に1~2人と言われてきたはずなのに、すでに27万人のうち33人。疑いも含めれば75人。

この異常事態を受けてもなお、放射能との因果関係は「考えにくい」と否定する福島県と福島県立医大、政府。おかしいのではないか?「わからない」ではないのか?番組は、巨大メディアとしてははじめてここに踏み込んだ。

事故当時18歳未満だった子供全員の甲状腺検査を行う。「福島県民健康管理調査」の一環として。ところがこれがとんでもないしろもので、決して放射能の深刻な影響を明らかにして子供たちを守ろうというものではなく、「心配させない」「騒がせない」「安全を印象づける」ために行われる。検査の実態は流れ作業のように一人3~5分で終わり。本人にも親にも説明しない。結果を知りたければ、情報公開請求をしろという。あり得ない!

番組はここで、ふくしま共同診療所・松江院長を写す。心配で検査に訪れた患者に「直接説明をするな、というんですよ。ありえないですよ。」

しかし、福島県内で、この福島県と県立医大の、方針に反対し、これと対決しながら、患者の立場に立って、じっくり丁寧に検査をしてくれる病院は、ふくしま共同診療所しか存在しない。ふくしま共同診療所の存在、取り組みに避難したくてもできない、福島の子供たちの未来はかかっている。

群馬合同労働組合は、設立運動の当初から、この取り組みを支持し、力不足とは言え、できる限りの支援に力を入れてきた。ふくしま共同診療所のためにもNAZENぐんま結成を呼びかけ、事務局を担ってきた。そして多くのみなさんにご理解をいただき、ご協力をいただいてきた。

ところが、この運動に敵対し、ふくしま共同診療所は「中核派の資金集め」などとデマを飛ばし、カンパに応じるな、と妨害に躍起になっている人がいる。

福島丈吉=「短足おじさん」である。
福島丈吉はフェイスブックでは、あたかもふくしま共同診療所やNAZENの理解者のような顔をして、運動関係者に近づき、もう一方で、匿名のブログ「支離滅裂ですけど、何か?」で、ふくしま共同診療所に対する誹謗・中傷・妨害をキャンペーンするという卑劣な人間である。

そればかりか、NAZENぐんまの集会に参加した女性に、自分も参加しているんだぞ、見ているからな、と嘘をついて脅すというストーカー行為まで行っている。

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その福島丈吉「短足おじさん」が、3月11日の報道ステーション以降、ブログ「支離滅裂ですが、何か?」でまたぞろ群馬のことにいちゃもんをつけているので、ここであらためて抗議をしておく。


この記事では「何故か、ふくしま共同診療所推進派の居なかった、佐々木るりさん講演会」と題して、以下の投稿がされています。
(以下引用)
『昨年のデモでご一緒だった、群馬選挙区の候補者「店橋世津子さん」の、関係者から誘われて行きました。
其処での雑談ですが、医療生協の関係者の多くが、ふくしま共同診療所そのモノに、大きな疑問を抱いていた事実です。
それは、
1、募金の内訳「デスクロージャー」が無い事
2、会計報告が不明瞭な事
3、子ども福島の使途不明金が、未だに未解決な事
4、東電告訴団の武藤るい子さんが、宇都宮健児さん支持、
  木村結さんが、細川護煕さん支持なのに、
5、何故か、デモの中心人物が、鈴木達男氏の募金活動を始めた事』
(引用終わり)

よく意味がわかりませんが、
①「ふくしま共同診療所推進派」が居ないって、あなた全員のことそんなによく知っているのですか?あなた埼玉の人でしょ?群馬合同労組の組合員であなたに会ったことのある人、一人も居ませんよ。
②この後に及んでふくしま共同診療所は「中核派の資金集め」と言いたいのかもしれませんが、治療でもない甲状腺検査に一人30分もかけて、あるいは仮設住宅の無料健康相談に回ったりして、儲かると本気で思っているんですか?布施医師なんて館林厚生病院副院長の職をなげうってふくしま共同診療所に赴任するんですよ?
③鈴木達夫氏の募金活動?誰が?何の話?

とにかく嘘も百万遍つけば…じゃないんだから、くだらない誹謗・中傷・妨害はやめてください。

それからもうひとつ。あなたがふくしま共同診療所は「中核派の資金集め」の根拠として引用していたのが『公安関係者は[すで自治体が診療しているのに不自然だ]』と語ったという記事でしたね。


このあなたの記事の転載元、「日々あれこれ」さんという方ですね。この方、レイシスト(差別主義者・排外主義者・ネトウヨ)だよね?見てもらえばいいけど「反日韓国人を差別するのは当然です」「韓国人の邪悪な民族性…」…そんな投稿ばかりですよ。ふくしま共同診療所をおとしめるためならどんな人の投稿でも喜ぶんですね。

群馬合同労組は許しませんよ。3・9「力あわせる200万群馬さよなら原発アクション」にも来ておられたようですけど…。制服向上委員会の写真撮りに来たなら、同じテント、すぐ隣でNAZENぐんまは店を出していたんだから、おかしいならおかしいんじゃないか、とか、話していけばいいじゃん?集会も聞かないで、ホントに何しにきたの?

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転載元: 群馬合同労働組合

[転載]東電本店前で原発作業員らデモ

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【3月14日 AFP】都内の東京電力(TEPCO)本店前で14日、福島第1原子力発電所の事故処理に当たってきた作業員らが、劣悪な労働環境の改善を訴えるデモを行った。
 
東電本店前で原発作業員らデモ
 
都内の東京電力(TEPCO)本店前で抗議デモを行う原発作業員たち(2014年3月14日撮影)。(c)AFP/Toru YAMANAKA
 
 約100人の作業員らは、拳を宙に突き上げ、事故収束作業の人員を確保しようとする下請け企業にだまされたと抗議。AFPの取材に応じた30代の男性は、きちんとした安全対策もないまま理不尽な作業を強要され、数か月働いて被ばく線量が基準を超えると解雇されたと話し、人間が働くべき環境ではなく、プレッシャーの中で些細なミスが起きやすくなっていると訴えた。
 東日本大震災に伴う未曽有の原発事故から11日で丸3年が経過したが、福島第1ではまだ廃炉作業に入れる状況とはなっていない。廃炉までの道のりがこの先数十年に及ぶとみられる中、数千人の作業員が毎日、汚染水の処理や無数の修復などの危険な作業を続けている。
-以上転載-
 
これが、実情なんです。作業員が一丸となり行動を起こしたことに敬意を払うと共に、原発を廃炉まで数十年かかるとされている。どれだけの国民を被曝させるつもりなのか?作業員任せにするのではなく、自民党員・安倍首相自ら被曝線量ぎりぎりまで働いてみればその恐ろしさが判ると思う。
現地を訪問することで、何がわかるのか!経験した上で、物事を言わないから間違った方向に舵を取る。
是非、自民党員・安倍首相自ら被曝線量ぎりぎりまで働いて下さい!

転載元: 群馬合同労働組合

[転載]【集会】ダメじゃん!!原発再稼働6.10かわさき講演会

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http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-51-47/tocka_jikkoi/folder/1078840/23/64969423/img_0?20140320160438

http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-51-47/tocka_jikkoi/folder/1078840/23/64969423/img_1?20140320160438

ダメじゃん!原発再稼働6.10かわさき講演会

演 題 : 原発再稼働阻止に向けて私たちにでいること!
講 師 : 広瀬隆さん(作家。著書に『東京に原発を』『ジョン・ウェインはなぜ死んだか』『FUKUSHIMA福島原発メルトダウン』など多数)
演 題 : いまフクシマで何が起こっているか!
講 師 : 木田節子さん(双葉郡吉岡町から水戸に避難。原発難民の一人として隠された問題を訴えている)
日 付 : 6月10日(木)
時 間 : 18:30~20;30(開場18:00)
場 所 : てくのかわさき ホール(JR溝ノ口駅北口、東急溝の口駅から5分。マルイうしろ)
協力券 : 800円 
主 催 : 「脱原発かわさき市民」6.10実行委員会(090-1703ー8729)

※協力券入手方法=>「脱原発かわさき市民」のメンバーから入手してください。800円です。連絡先は筍娃坑亜檻隠沓娃魁檻牽沓横后振替口座は「口座番号 普通00240-2-54559 口座名義 脱原発かわさき市民」
<「ダメじゃん!!原発再稼働6.10かわさき講演会」について>あの福島原発事故から3年。放射能汚染水漏れが止まらないなど、事故収束のメドさえも立たず、いまだに14万人もの人々が満足な補償も受けられないまま避難生活を送っています。福島では、甲状腺がんに罹った子どもが増えています。現在稼働している原発は全国でゼロ、一基も動いていないのです! それでいて電力が足りないと言うことはありません。「危険な原発はいらない!」「さようなら原発!」全国からのこの声によって原発を止めているのです。これこそ希望の反映です! それなのに安倍政権は、2月25日「エネルギー基本計画案」を策定し、衆院選での「脱原発依存」とする公約を無視、逆に「原発を重要なベースロード電源」として原発維持推進方針を明らかにしました。また東電は再建計画として、福島事故の責任も取らないまま、新潟県・柏崎刈羽原発の再稼動を声高に主張しています。「原発維持!再稼動!」、ほんとうにそれでいいのでしょうか?! 早くから原発の危険性を訴え、福島原発事故が起こってからは、その徹底究明と責任追及を取り組んで来られた広瀬隆さん、そして福島原発の地元に住み、事故によって避難を余儀なくされながらも、自らの体験を持って原発の持つ重大な問題性を訴えて来られた木田節子さん。このお二人から講演を受け、川崎からの取り組みを強めていきたいと思っています。
【主催者FB】https://www.facebook.com/events/1404750003125446/1404750006458779/?notif_t=like

転載元: ロシア・CIS・チェチェン

[転載]【スペイン】  反緊縮デモ最大規模 スペイン各地から首都集結/デモ隊と警官隊衝突

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公開日: 2014/03/22
Thousands of anti-government protesters have gathered in Madrid for what's being called a "Demonstration for Dignity".Under the banner 'no more cuts', they're expressing their anger over unemployment, corruption and government reforms. More than 1,500 riot police have been deployed on the streets of Mardid to keep the demonstration under control.Al Jazeera's Kim Vinnell reports from Madrid.
 
【スペイン】  
 
反緊縮デモ最大規模 スペイン各地から首都集結/デモ隊と警官隊衝突、経済政策に抗議
 

反緊縮財政を訴える「市民の潮流」、スペイン各地で数万人

2013年02月24日
 
 
 
厳しい財政状況が続くスペインで23日、生活の窮状と政治家の汚職スキャンダルに怒った大勢の国民が国内各地でマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相率いる現政権の辞職を要求する大規模なデモを行った。 スペインの首都マドリード(Madrid)で行われた反緊縮財政を掲げる大規模デモ「市民の潮流」で、火の手が上がった場所で警戒にあたる機動隊員たち(2013年2月23日撮影)。(c)AFP/CESAR MANSO

関連写真2/2ページ(全8枚)

  • 反緊縮財政を訴える「市民の潮流」、スペイン各地で数万人
  • 反緊縮財政を訴える「市民の潮流」、スペイン各地で数万人
 
【2月24日 AFP】厳しい財政状況が続くスペインで23日、生活の窮状と政治家の汚職スキャンダルに怒った大勢の国民が国内各地でマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相率いる内閣の総辞職を要求する大規模なデモを行った。

「市民の潮流」は首都マドリード(
Madrid)をはじめ、バルセロナ(Barcelona)やその他の都市でも行われ、太鼓を叩いたり笛を鳴らしたりしながら、「辞めろ!」などと叫んで行進した。バレンシア(Valencia)、セビリア(Seville)、ア・コルーニャ(A Coruna)でも、数千人規模のデモが行われた。デモ主催者らは、その他の都市での実施も呼び掛けた。

 スペインでは毎週、保守派のラホイ政権が財政赤字削減に向けて行った歳出削減や増税に反対するデモが行われている。(c)AFP/Sylvie GROULT
 
 
 
 
 
 
 
 
 

転載元: 宝の山

ようやく温かくなったかな!

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暖かくなったが、久々に「重症」の風邪にかかってしまった。
組合活動は欠席も可能だが、仕事は休むこともままならないから、酷しいな!

東京都労働局が出頭命令!


[転載]報道番組 甲状腺がん特集(福島)  事実を知って何か不都合?!

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事実を知って何か不都合?!  
 
ことごとく削除されている報道ステーションの動画ですが、再びアップされました。
出来れば各自で録画しておきましょう。 
 
 
 
 
 
 
 親子が再検査を受けた診療所。
松江院長は排他的な県立医大の診療方法を強く批判している。
 

報道番組 甲状腺がん特集(福島) - YouTube

 
 
 
 
 
 
 
 
 

転載元: 宝の山(別館)

打ち破ろう分断!取り戻そう団結!4・13全国交流集会へ!

S君への不当解雇を撤回させるぞ

報告 : アメ横オンナ『二人でも、デモ!』

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報告 : アメ横オンナ『二人でも、デモ!』
 
 
デモしましたので可視化します。初対面の小4女子と私の2人で訴え。写真は道行く日本人や外国人の方々が快く撮影してくれました! 街頭での宣伝は正式に日赤で担当として仕事としていましたし、学童保育の主任もしていましたので昨日はいい機会でした。
★ハケン『一人でも、デモ!』は、主に女性の派遣労働者(経験者)の訴えを色んな形で【一般化】するために可視化しています。
・機関紙や新聞記事や雑誌記事などの媒体 ・YouTubeなどのネット配信 ・デモあるいはパレードなどのパフォーマンス ・替え歌などの音源 ・院内集会や集会での当事者発言 ・議員要請やコンタクトによる国会(厚労委員会)での質疑 ・写真によるメッセージ ・facebook専門ページによる可視化などです。 唯一パレードがまだですが、他は実際相当量行って来ています。
 
                   
みなさんの中で、どこかに参加したいという方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。覆面や変装もお手伝いします。変装はもっとオシャレ&綺麗にさせてもらいます。

社会派ライブが続く東京琉球館・冤罪事件の語り歌を館野公一が歌った。

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社会派ライブが続く東京琉球館・冤罪事件の語り歌を館野公一が歌った。
  4月5日(金)駒込の東京琉球館どぅたっちで、還暦を迎えた、語り歌の館野公一(マンドリン&ギター)が中川龍哉(ギター)と「旅をする革鞄」と銘打つライブを行った。
 館野公一さんが歌った袴田冤罪事件をテーマに2曲が印象的だった。
1曲は
 1999年のアメリカ合衆国の黒人差別に基づく冤罪事件である「ルービン・カーター事件」ハリケーン・カーターと呼ばれたルービー・カーターは殺人の冤罪で20年近くも投獄されていた黒人ボクサー。
もう1曲は、
 1920年代のアメリカ合衆国の裁判史上に残る最大の冤罪事件と言われる「サッコとヴァンゼッティ事件」
殺人容疑で逮捕され電気椅子に送られたサッコとヴァンゼッティは無政府主義者。
 生前に、訪ねてきた新聞記者にバンゼッティは次のように語ったそうだ。
 「こういう目に、あわなかったら、私は誰にも相手にされずに、一生を過ごしたことでしょう、誰も認めてくれず、ただの貧乏人として死んだでしょうよ。しかしお蔭様で、いまは敗残者ではない。素晴らしい生涯。大勝利。 こんな大事業は一生かかっても出来るものじゃない。ところが俺たちはひょんな機会で、その大事を成し遂げた。俺たちの命、俺たちの苦しみ そんなものはなんでもない。お人好しの靴屋とかわいそうな魚売りが殺されかかっているだけですよ。もしあなた方が、ちょっとでも、俺たちのことを考えた時、あんた方は俺たちのもの、そして、俺たちの死の苦しみが勝利になる」
(ジョニーH)

 

鉄道公社が報復「強制転出」、労組組合員は「ストレス」で自殺

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鉄道公社が報復「強制転出」、労組組合員は「ストレス」で自殺

破局に進む鉄道労使...今日、人事委を開けば来週労組がストライキ

ユン・ジヨン記者 2014.04.04 12:23
鉄道公社の報復強制転出で、鉄道労組の組合員が自殺する事件が発生した。 鉄道公社は今日(4月4日)に人事委員会を開き、約850人の強制転出を強行する予定で、反発はさらに強まりそうだ。
鉄道公社が人事委員会で組合員の強制転出を確定すれば、鉄道労組も来週に予告されたストライキに突入する予定で、対立が高まっている。 労組および市民社会、政党などは、鉄道公社の非人間的な労働弾圧が労働者を死に追いやったと反発している。

鉄道公社の報復「強制転出」、労組組合員は「ストレス」で自殺

 4月3日午後3時45分頃、 鉄道公社の馬山信号制御事業所で電気員として働いていたチョ・サンマン(50)鉄道労組組合員が自宅で首を吊って自ら命を絶った。
 故チョ・サンマン組合員は、1995年の入社後、馬山地区で働き、3月4日に馬山から晋州に転出した。 転出して1か月も経たない状況で、また4月に晋州から三郎津に移動する転出対象者に指定され、そのためにストレスに苦しんでいた。
 普段から鬱の傾向があった彼は、強制転出の問題で極度の不安を示していたという。そのため労組側では、会社側にチョ氏を強制転出リストから除外するよう要求していた。
 会社側は3月22日頃、1次配転で馬山、晋州、大和江は除くと明らかにしたが、故チョ・サンマン組合員は7月の2次配転対象者に選ばれるという噂を聞き、 不安と重圧に苦しんでいたという。
 労組は「チョ・サンマン組合員は、今回の強制移動対象者になるなどの過程で激しい不安症状を示し、すでに周辺がとても心配していたという」とし「配偶者は故人が三郎津に行くか、釜山に行くかも知れないとし、配転についてとても不安に思っていたと明らかにした」と伝えた。
現在、故チョ・サンマン組合員は、東馬山病院葬儀場に安置されている。 遺族は妻(47)と娘(23)、息子(21)。

労働界市民社会、政党などが反発...「鉄道公社強制転出の即時中断を」

 鉄道労組の強制転出の強行で組合員が死亡する事件が発生したことで、労組や市民社会、政党などの反発も続いている。 民主労総と公共運輸労組連盟、鉄道労組、KTX民営化阻止氾国民対策委は4月4日午前10時にソウル駅広場の階段で記者会見を行い、鉄道公社の強制転出中断を要求した。
 民主労総のシン・スンチョル委員長は「昨日、ヴァレオ空調の解雇労働者と鉄道公社組合員の二人の死に接した。 労働弾圧により、社会的に殺された鉄道労働者だけでなく、多くの労働者が死んでいる」とし「民主労総は、朴槿恵(パク・クネ)退陣まで、そして医療と鉄道民営化を防ぐまで、闘争を続けていく。さらに大きな闘争で希望を作る」と声を高めた。
 鉄道労組のキム・ミョンファン委員長も組合員を死なせた鉄道公社に対して怒りの声を吐き出した。
 キム・ミョンファン委員長は「鉄道公社は労組のためにみだりに人事措置をできないと言いふらしている。だがこれは真っ赤な嘘だ。 今開かれている人事委員会とやらには、労組幹部は誰も入れない。 話す時間も与えられない」とし「公社は2月から数千人の組合員に対し、一方的に強制転出を予告する携帯メッセージを送った。2万人の組合員は今も不安に思って列車を見ている」と強調した。
 続いて「昨年にも非熟練代替人員が投入され、高齢の老人が亡くなった。 熟練した労働者を大量に強制配転すれば、列車が脱線して人が死ぬ。 労組委員長がまた監獄に行っても、また列車が止まっても、強制転出を止めなければならない」と強調した。
 各界各層の糾弾発言も続いた。 正義党の朴元錫(パク・ウォンソク)議員は「昨年の23日間の史上初の鉄道ストライキが起き、与野仲裁でストライキが中断された」とし「だがこれまで3か月間、鉄道小委がした事は、国土部と鉄道公社の話を聞いたことだけだった。 労組を説得してストライキをやめさせたのだから当然責任を取らなければならないが、自分たちがストライキをやめさせたということを利用だけしただけだ。 国会で鉄道労組弾圧事態を解決しなければならない」と話した。
 労働者階級政党推進委のイ・ジョンフェ代表は「鉄道公社の崔然恵(チェ・ヨネ)社長が労働者弾圧を強化し、それが社会的他殺に帰結した」とし「鉄道労組をはじめ、民営化を反対するすべての人が鉄道公社と政府の民営化推進と労組弾圧という攻勢を乗り越えなければならない」と声を高めた。
 曹渓宗労働委員会のヤン・ハヌン執行委員長も「二週間前、キム・ミョンファン委員長とパク・テマン首席副委員長が曹渓宗を訪問し、チャスン僧侶に鉄道公社の強制転出を防ぐために力を貸して欲しいと言った。その後、崔然恵社長などと強制転出に関する対話の場を用意する予定だったのに、急報が伝えられた」とし「曹渓宗も、鉄道公社の強制転出中断と労使対話のために積極的に動く」と明らかにした。
 また記者会見団は「崔然恵社長は市民社会の面談の要求も無視して大規模転換配置を強行し、鉄道事態を破局に追い込み、結局一人の鉄道労働者を死に追いやった」とし「故チョ・サンマン鉄道組合員の死は、鉄道民営化を強行するために労組弾圧に没頭する崔然恵鉄道公社社長の無分別な大規模転出が呼んだ社会的殺人」と批判した。
 続いて「労使関係を極端な混乱に追い込んだ崔然恵社長は即刻辞任するべきで、鉄道公社と国土部、そして朴槿恵政権は、さらなる組合員の不幸な事態を防ぐために不当な強制転出を今すぐやめろ」とし「『鉄道民営化に反対する社会各界円卓会議』は、再び全面ストライキを予告する鉄道労働者を積極的に支援する」と明らかにした。

鉄道公社は今日人事委を開催、強制転出の対象者を確定
労組、来週のストライキは不可避...労使関係破局に駆け上がるか

 強制転出による組合員の死亡事件が発生したことで、 鉄道の労使関係はさらに破局に向かう展望だ。
 鉄道公社は今日、大規模転出対象者を確定する所属別人事委員会を開く方針だ。 人事委員会の後、対象者が確定し、リストが発表されると、直ちに大規模転出が進められる。
 労組は鉄道公社が人事委員会で強制転出を強行すればストライキに突入すると予告してきた。 現場でも、600人の組合員が強制転出に対する不安と怒りを訴えて、大規模な断髪を強行した状態だ。
 もし今日、鉄道公社の人事委員会が開かれれば、遅くとも7日頃にはリストが発表されるものと見られる。その後、鉄道労組がリストを確認して分析する手続きが終わり次第、労組もストライキに突入することになる。 鉄道公社が今日の人事委員会が終われば、来週中には鉄道労組も直ちにストライキに突入する手順だ。
 鉄道労組のペク・ソンゴン広報チーム長は「人事委員会が今日の午前10時に予定されており、各地域ごとに抗議闘争を展開している」とし「人事委員会の結果により、労組側の立場を明らかにする予定で、ストライキに突入することになるだろう」と説明した。
 鉄道労組のキム・ミョンファン委員長は記者会見の後に記者と会って「鉄道公社は7日頃に強制転出対象者に通知する方針なので、組合員としては今週末がとても不安だ」とし「最低100人程度の組合員が現在、自分たちがどこに転換されるかもわからない状態だ。 公社側には少なくとも彼らについては協議をしようと話している。もし公社が一方的に転出を強行すれば、また列車を止めるしかない」と明らかにした。
 一方、鉄道公社はこの日の記者会見の後に報道資料を配り「故チョ・サンマン氏が所属していた電気分野では、鉄道労組が主張する7月の循環配転計画自体がなく、4月1日に鉄道労使が議論した内容でも7月には電気分野が循環移動の対象でないことを明確にした」とし「鉄道労組は故人の死を労使対立の道具にし、また故人の家族に痛みをあたえる行為を直ちに中断しろ」と批判した。
 これに関してキム・ミョンファン委員長は「今も電気分野の循環配転が施行されている」と声を高めた。ペク・ソンゴン チーム長も「鉄道公社は1年に二回配転をする基本計画があり、強制配転に不安を感じざるをえない」と説明した。
 
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廃業撤回・労組死守! サムスン資本を徹底糾弾

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1千人のサムソン電子サービス支会組合員がサムスン本社前に陣取り資本を糾弾(3月28日 ソウル)
 

廃業撤回・労組死守! サムスン資本を徹底糾弾

 3月28日、サムスン電子サービス支会の組合員約1千人と金属労組、市民社会団体の約3千人がソウルのサムスン電子本社前で「廃業撤回! 団体協約争奪! 民主労組死守! サムスン糾弾金属労働者決意大会」を開催した。3月23日に労組創立大会を開いて金属労組に加入したばかりの蔚山サムスンSDI支会の労働者も合流した。サムスンで初めての正規職の労組だ。

 サムスン電子サービス支会は昨年7月、サムスン電子製品のアフターサービスを担当する非正規職の技術者400人によって結成された。専門チームを作って労働者の個人情報を収集し、人権を踏みにじり海外に配転するなどして、労組を結成する動きを芽のうちに摘んできたサムスン資本。その「75年間の無労組神話」を非正規労働者が団結して打ち破り、8カ月の間に全国に組織を拡大してきた。そして、結成以来、最大規模の組合員を本社前に登場させたのだ。
 この日、サムスン電子サービス支会は2日間の全面ストライキに突入し、その場で野宿座り込み闘争に入った。この闘いに向けては、資本との激闘を通して上り詰めていった。
 1月13日から地域別ストライキに突入し、賃金や労働協約をめぐって資本と激突した。これに対してサムスン資本は、労組法で禁じている「当該事業と無関係の者」である他社のサービスマンを投入してスト破壊に出た。その違法性が暴かれると、今度はサムスンの元サービスマンを投入した。しかし、その9割は技術力が低く修理もできないといった水準だった。
 2月に入り、全国34のセンターでストライキが始まり、5日〜8日の4日間に初めて全国規模の集団ストライキが闘われた。地域別ストには1日最高約900人の組合員が参加した。サムスン資本は1日100人以上のスト破り要員を配置した上、労組が代替要員を把握できないよう電算プログラムを修正した。
 これに対して金属労組とサムスン電子サービス支会は、「サムスンが投入した元請けサービス技師と私たちが同じ事業場の労働者なら、私たちも正規職だ」と言い切り、「生活賃金を保障しろ。民主労組を認めろ。スト権を保障し代替要員投入をやめろ。直ちに正規職にしろ」と要求した。
 そして2月25日、鉄道労組や大学清掃労働者、商人や露天商らとともに国民ゼネストに立った。
 サムスンに対する労働者の怒りは労組つぶしによるものだけではない。「サムスンは白血病、職業病の王国」(サムスンを正す運動本部共同代表、クォンヨングク弁護士)だからだ。サムスン電子半導体関連企業などでは、わかっているだけでここ十数年間に96人もの労働者ががんで亡くなっている。大半が20〜30代の青年だ。
 「利潤のために労働者の命を支払う野蛮は時代は、今こそ終わらせなければならない」(3月22日のサムスン糾弾文化祭の看板)。労組結成の根底には労働者の命を奪う資本への怒りがある。
 追い詰められたサムスン資本は偽装廃業で労組をつぶす攻撃に出た。
 2月27日、サムスン電子サービス釜山海雲台センターの業務を請け負う協力社が、代表理事の健康悪化と経営難などで3月8日に閉鎖するという公告を会社正門に掲示した。同じ日に京畿利川センター、翌日には忠南牙山センターの協力社が3月28日に閉鎖する通知を出した。理由も同じだ。忠清、牙山、釜山慶南のセンターでも同じ事態が起きた。労組活動の拠点を地域別に1カ所ずつ廃業にする攻撃だ。
 金属労組は「サムスン電子が昨年36兆ウォンの営業利益を上げた時も、協力業者から仕事を奪い、廃業の脅迫による労組弾圧が続いた」と弾劾。さらに「中止しなければ全国のサービス労働者の巨大な抵抗に直面するだろう」と警告した。
 大恐慌下、資本同士のつぶし合いが激化する中で巨大資本サムスンも窮地にある。16万金属労組、80万民主労総と団結したサムスン電子サービス支会の闘いは、パククネ政権ののど元に突き刺さり打倒する力として発展している。(K)

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沖縄- IJBS労組 門前で連日抗議闘争 書記長の雇い止め撤回を!

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沖縄- IJBS労組 門前で連日抗議闘争 書記長の雇い止め撤回を!

  
(写真 解雇撤回の決意も固く社前で団結ガンバローを三唱する労組と学生【4月1日 うるま市】)
 
 「IJBS(日本IBM・ビジネスサービス)はブラック企業だ! 絶対許さない!」「何年かかっても解雇撤回まで闘う!」。腹の底からの怒りが、沖縄県うるま市にある職場の門前でとどろいた。3月31日付で雇い止め解雇された日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)の書記長は4月1日、新たな決意で前日に続き門前に立った。
 IJBS労組は2012年2月に結成された、コールセンターで働く非正規労働者の組合だ。
 2月27日の雇い止め通告以来、IJBS労組は連日の申し入れと管理職への追及行動、ビラ配りなど解雇撤回の闘いを職場で縦横無尽にくり広げ、労働者の支持を圧倒的に拡大してきた。
 県内外の労働組合からは、組合への連帯と会社への抗議が寄せられた。3・31―4・1の解雇撤回闘争には、県内から国鉄闘争全国運動・沖縄、沖縄労組交流センター、沖縄中部合同労組などが合流。県外からも全国金属機械労組港合同執行委員の木下浩平さん、宮城労組交流センターなどが結集してともに闘った。

全国・全世界とつながって闘う

 3月31日夕方、IJBS労組・富田晋委員長は退勤する労働者にマイクを握り訴えた。「労組結成以来2年間、会社は執拗(しつよう)に組合破壊攻撃をかけてきたが、『事故やミスは外注化・非正規職化が原因だ』と対決してきた。今回の書記長雇い止めは追い詰められた会社の、労働者に対する死刑宣告だ! IJBSは労働者を解雇するということがどういうことか、これから思い知ることになるだろう。すでに全国から仲間が結集している」と力を込める。
 港合同の木下さんは「スキル評価は労働者を分断し、解雇するためのものだ。団結して粉砕することは必ずできる」と訴えた。
 勤務を終え、同僚一人ひとりにあいさつをしてから門前に登場した書記長は、「この雇い止め解雇は職場の団結を破壊する攻撃だ。だから、職場の団結を守るため、私はこの解雇に絶対反対で闘う」と宣言した。宣伝活動が終了したあと、近くで激励・交流会を行い、闘いの路線と展望を語り合った。
 翌4月1日は、IJBS労組とともに国鉄闘争全国運動・沖縄も連帯のビラを作成し、出勤する労働者に手渡した。車で出勤する人が多数だが、雨の中その大半が車を止め、窓を開け、あるいはわざわざドアを開けてビラを受け取る。国鉄闘争全国運動・沖縄の呼びかけ人である崎浜秀俊さん(元沖縄県高教組副委員長)もかけつけ、マイクを取った。
 富田委員長が出勤したあと、書記長は「職場のみなさん、労働組合に結集して現実を変えよう。それは目の前の職場だけの問題ではない、全国・全世界につながっていくということだ」とあらためて訴え、沖縄交流センターが団結ガンバローを行った。

非正規職99%の新自由主義企業

 IJBSは日本IBMが100%出資する子会社である。コールセンター業務など企業の一部門を丸ごと企業から請け負う、外注化に特化した新自由主義企業だ。そのもとで99%が非正規職で労働法も解体された、異常な職場ができあがった。IJBS労組はこの現実と真っ向から闘い、職場の労働者の支持を拡大してきた。だから、この書記長解雇撤回闘争は日本と世界の労働運動を塗り替え、新自由主義を根底から覆す決定的な位置を持っている。当該自身が確信に燃えている。
 今回の労組書記長解雇に対する労働者階級の回答は、職場における徹底的な闘いであり、国鉄1047名解雇撤回闘争と一体化することだ。最高裁への10万筆署名とともにIJBS解雇撤回をすべての職場で訴え、5・15沖縄闘争でIJBS労組とあいまみえよう!

[転載]沖縄- IJBS労組 門前で連日抗議闘争 書記長の雇い止め撤回を!

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沖縄- IJBS労組 門前で連日抗議闘争 書記長の雇い止め撤回を!

  
(写真 解雇撤回の決意も固く社前で団結ガンバローを三唱する労組と学生【4月1日 うるま市】)
 
 「IJBS(日本IBM・ビジネスサービス)はブラック企業だ! 絶対許さない!」「何年かかっても解雇撤回まで闘う!」。腹の底からの怒りが、沖縄県うるま市にある職場の門前でとどろいた。3月31日付で雇い止め解雇された日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)の書記長は4月1日、新たな決意で前日に続き門前に立った。
 IJBS労組は2012年2月に結成された、コールセンターで働く非正規労働者の組合だ。
 2月27日の雇い止め通告以来、IJBS労組は連日の申し入れと管理職への追及行動、ビラ配りなど解雇撤回の闘いを職場で縦横無尽にくり広げ、労働者の支持を圧倒的に拡大してきた。
 県内外の労働組合からは、組合への連帯と会社への抗議が寄せられた。3・31―4・1の解雇撤回闘争には、県内から国鉄闘争全国運動・沖縄、沖縄労組交流センター、沖縄中部合同労組などが合流。県外からも全国金属機械労組港合同執行委員の木下浩平さん、宮城労組交流センターなどが結集してともに闘った。

全国・全世界とつながって闘う

 3月31日夕方、IJBS労組・富田晋委員長は退勤する労働者にマイクを握り訴えた。「労組結成以来2年間、会社は執拗(しつよう)に組合破壊攻撃をかけてきたが、『事故やミスは外注化・非正規職化が原因だ』と対決してきた。今回の書記長雇い止めは追い詰められた会社の、労働者に対する死刑宣告だ! IJBSは労働者を解雇するということがどういうことか、これから思い知ることになるだろう。すでに全国から仲間が結集している」と力を込める。
 港合同の木下さんは「スキル評価は労働者を分断し、解雇するためのものだ。団結して粉砕することは必ずできる」と訴えた。
 勤務を終え、同僚一人ひとりにあいさつをしてから門前に登場した書記長は、「この雇い止め解雇は職場の団結を破壊する攻撃だ。だから、職場の団結を守るため、私はこの解雇に絶対反対で闘う」と宣言した。宣伝活動が終了したあと、近くで激励・交流会を行い、闘いの路線と展望を語り合った。
 翌4月1日は、IJBS労組とともに国鉄闘争全国運動・沖縄も連帯のビラを作成し、出勤する労働者に手渡した。車で出勤する人が多数だが、雨の中その大半が車を止め、窓を開け、あるいはわざわざドアを開けてビラを受け取る。国鉄闘争全国運動・沖縄の呼びかけ人である崎浜秀俊さん(元沖縄県高教組副委員長)もかけつけ、マイクを取った。
 富田委員長が出勤したあと、書記長は「職場のみなさん、労働組合に結集して現実を変えよう。それは目の前の職場だけの問題ではない、全国・全世界につながっていくということだ」とあらためて訴え、沖縄交流センターが団結ガンバローを行った。

非正規職99%の新自由主義企業

 IJBSは日本IBMが100%出資する子会社である。コールセンター業務など企業の一部門を丸ごと企業から請け負う、外注化に特化した新自由主義企業だ。そのもとで99%が非正規職で労働法も解体された、異常な職場ができあがった。IJBS労組はこの現実と真っ向から闘い、職場の労働者の支持を拡大してきた。だから、この書記長解雇撤回闘争は日本と世界の労働運動を塗り替え、新自由主義を根底から覆す決定的な位置を持っている。当該自身が確信に燃えている。
 今回の労組書記長解雇に対する労働者階級の回答は、職場における徹底的な闘いであり、国鉄1047名解雇撤回闘争と一体化することだ。最高裁への10万筆署名とともにIJBS解雇撤回をすべての職場で訴え、5・15沖縄闘争でIJBS労組とあいまみえよう!

転載元: たたかうユニオンへ!

鈴コン闘争 解雇撤回かちとるぞ 4・16判決―4・18報告集会へ

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鈴コン闘争

解雇撤回かちとるぞ 4・16判決―4・18報告集会へ!

    
       (昨年の11・30解雇撤回2カ年集会で決意を述べる鈴コン分会の組合員【東京都北区】)
 
 4月16日、東京地裁民事36部で、東京西部ユニオン鈴木コンクリート工業分会の2011年三役解雇の不当性を暴いてきた解雇撤回裁判が判決を迎える。4月16日は動労総連合の強制出向無効確認訴訟の第6回裁判と同日となった。法廷内外を貫いて解雇撤回、外注化・非正規職化粉砕へ闘おう。4・16国鉄―鈴コン裁判闘争、4・18鈴コン闘争報告・決起集会で、5・1メーデーと6・8国鉄全国集会の大成功をたぐり寄せよう。

組合への嫌悪あからさまに

 鈴コン闘争とは何か。裁判と並行して闘う都労働委員会の3月最終審問では、社長と御用団体の組合嫌悪の本性を暴いた。審問で社長は「都労委で係争中だからストはやめてくれと言ったのに、やったのが違法」と述べ、労働者の分断のための「あなただけ手当」や「組合分裂破壊工作時の発言」の追及には取り乱し、断末魔の形相で「うそつき組合」と叫ぶに至った。「極悪資本家は去れ、おれたちが代わってやる」と確信した。
 組合結成から5年、三役解雇から2年半、不屈の職場闘争を継続し、産別・地域を越えた解雇撤回・非正規職撤廃の共闘を拡大し、国鉄闘争と一体化して闘ってきたと自信を持って総括できる。
09年7月、「おれたちは奴隷じゃない!」と東京・板橋の工場地帯・舟渡の生コン会社に3カ月更新の非正規職生コン車ドライバーの労働組合が生まれ、ただちにバトルが始まった。職場安全闘争に進撃すると、資本と権力は同年11月、田口守組合員の雇い止め解雇と組合分裂破壊を行った。同年12月、これをはね返した組合員6人が固く団結した分会を生み出した。再度の団結の核心は「解雇絶対反対。仲間を裏切らない。全組合員が納得するまで討論して闘う」という原則だった。翌10年4・9の国鉄闘争和解反動に抗して闘う動労千葉・動労総連合がぐっと身近になった。
 11年、再び大決戦となった。解雇当該の田口組合員が8月に急逝。分会の資本への怒りはすさまじく、9月に御用団体が浮上し手当カットが一方的に通告されるや、解雇撤回(名誉回復)・賃下げ撤回を掲げたストを構えた。9・27ストライキは分会の団結を守って闘うための腹を固めた決起だった。資本はうろたえ、ストへの出勤停止処分に加え、同年12月、社前・駅前街宣を「名誉棄損」だとして三役解雇の暴挙に出た。この2度目の分会解体攻撃にも負けないどころか、ただちに仮処分裁判に訴え、職場・地域に猛然とオルグ・宣伝に打って出た。
 2012年2月、仮処分裁判で「解雇には客観的に合理的な理由がない」と解雇者3人への賃金仮払いの決定をかちとり、以来2年余り仮賃金を支払わせてきた。また支援・連帯共闘会議が同年7月、世田谷地区労顧問の花輪不二男氏を代表に、関西地区生コン支部の故高英男氏も含め、国鉄闘争全国運動と深く重なってつくられた。
 闘いの構図は鮮明だ。鈴コンは動労千葉と同様、特別な存在ではない。新自由主義の攻撃が破綻していることを見抜き、解雇撤回・非正規職撤廃を国鉄闘争と一体で愚直に貫くことだ。労働者は必ず立ち上がるという確信を腹に据え、怒りを全開にして闘う。高さんの遺志を必ず引き継ぐ。共闘会議運動を基盤に前進する小竹運輸グループ労組を始め首都圏広域労組連絡会、ストライキ会議の発展を支え、党と労働組合の一体的な前進をさらにけん引する。

街宣は正当な労働組合活動

 4・16判決を前に裁判のポイントを紹介する。「違法企業」「田口さんは会社が殺した」「会社はうそばかり言う」――社前と駅前の街宣発言に対して、資本は56項の発言を名誉・信用棄損だとして解雇の理由とした。争点は、これが労働組合活動か否かという点だ。仮処分裁判では「街宣での発言は、雇い止めできるほど、正当な労働組合運動の範囲を大きく逸脱したとは言えない」という決定をかちとった。本裁判では分会の発言はほとんど大部分が真実であり、資本は組合を嫌悪して組合破壊と差別、過積載や保険未加入を始め違法行為を繰り返してきたことを立証した。80年代の旧総評運輸一般の組合のストに対しては職場に警察権力を待機させ刑事弾圧してつぶしたことも暴いた。時代を越え、日本共産党の屈服をのりこえ、のしを付けて返さなければならない。
 いかなる判決だろうと職場・共闘で闘いを拡大することが基本だ。新自由主義資本をなめてはならないが、巨大に見るのも違う。負けないで団結して闘うことの意義は絶大だ。鈴コン分会と共闘会議には、解雇撤回まで闘うことはもちろん、非正規職撤廃の礎になる大いなる野望がある。何より総非正規職化攻撃をぶっ飛ばし、「おこぼれをもらう」腐敗を一掃し、国鉄10万筆署名の先頭に立って労働者の誇りを奪い返す。4・16判決と4・18鈴コン報告決起集会への結集を訴えます。

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4・18鈴コン分会闘争報告決起集会
4月18日(金)午後6時開場/午後6時30分開始
ハイライフプラザいたばし2階Aホール
 主催 鈴木コンクリート工業分会闘争支援・連帯共闘会議

[転載]動労西日本 広島2拠点でスト 「運転保安確立・解雇撤回」掲げ

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動労西日本 広島2拠点でスト
 「運転保安確立・解雇撤回」掲げ
(写真 ストに突入した大江委員長【右】を迎え五日市駅前でJRと対決して集会【3月17日】)
 
 動労西日本は3月17日、JR西日本広島支社構内にある広島印刷事業所と山陽本線・五日市駅を拠点に14春闘ストに立った。大阪から中西剛副委員長、岡山から山田和広書記長が駆けつけ、行動をともにした。
 
 午後3時、広島印刷事業所でストに突入した岡崎昭夫組合員を支援の仲間が出迎えて、広島支社正門前で集会が始まった。司会は山田書記長が担った。JR西日本の人事課がこそこそと監視に来ていたが、そんな威圧を吹き飛ばす勢いで岡崎組合員がスト突入宣言を発した。
 
 「ストライキで闘うのが労働組合だ。過労死・超長時間労働・低賃金の攻撃を粉砕するため、14春闘をストライキで闘う。この攻撃の出発点は国鉄分割・民営化だった。安倍政権は、大資本の生き残りのためにさらなる雇用破壊、すべての労働者の非正規職化に踏み込もうとしている。『もう決まったことだから仕方がない』とあきらめを組織し、現場が闘いに立ち上がることを抑えつけている労働組合指導部と決別し、われわれとともに闘おう!」
 
 参加者は「山田書記長の解雇を撤回しろ!」「中西副委員長の労災を認定しろ!」と広島支社にシュプレヒコールをたたきつけた。
 
 午後6時には、五日市駅でストに突入した大江照己委員長を出迎え、同駅前で集会を行った。JRの管理職20人と私服刑事10人が行動を監視したが、結集した仲間の団結は彼らを圧倒した。
 
 大江委員長がストライキ宣言を発し、「安全崩壊はJR北海道だけではない。JR西日本でも踏切事故や駅での転落事故、保線・電気・信号での事故が多発している。動労西日本は駅の安全闘争に取り組み、昨年、可部線の安芸長束駅に遮断機を設置させた。闘えば勝てる!」と訴えた。
 
 国労近畿地本の富田益行さんの「反合理化・運転保安闘争路線でJR体制を打倒するチャンスが来た。4・19尼崎闘争にJRの闘う青年労働者を登場させよう」というメッセージを大江委員長が読み上げた。
 
 広島連帯ユニオン草津病院支部と岡山の仲間、高陽第一診療所労組がアピールを行い、広島連帯ユニオンは組合員への不当解雇に対し組合の団結で闘い解雇撤回をかちとったと報告。中西副委員長は尼崎事故とJRへの怒りを表明し、闘う決意をきっぱりと述べた。
 
 18日早朝には、JR貨物の15年連続のベアゼロ攻撃に対する抗議行動を山田書記長を先頭に闘った。JR貨物・広島車両所の正門前に登場した動労西日本と動労千葉を支援する会・広島は、「JR貨物の賃下げ攻撃粉砕!」の横断幕を掲げ、「動労西日本に結集して闘おう」と呼びかけた。
(広島・魚住徹)

    転載元: 群馬合同労働組合

    [転載]安全崩壊のJR体制打倒へ 4・19尼崎闘争に結集を JRの闘う青年登場させよう

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    安全崩壊のJR体制打倒へ
     4・19尼崎闘争に結集を
     JRの闘う青年登場させよう
    (写真 事故を居直るJR西を弾劾した昨年の4・20尼崎闘争。JR尼崎駅前での集会後、デモに出発)

     昨年9月19日のJR北海道での函館線・大沼駅貨物列車脱線事故、今年2月23日のJR東日本の京浜東北線・川崎駅脱線事故は、国鉄分割・民営化から27年を経て、JR7社全体で民営化・外注化体制が全面的に崩壊し始めたことを示している。尼崎事故から9年目の4・19尼崎闘争は、安全を崩壊させたJR資本と対決し、JR体制を打倒する決定的な闘いだ。

    分割・民営化破産の象徴=川崎駅事故

     JR内部に原因がある事故の発生件数は、2005年の尼崎事故時の1440件をピークに下がり始めたが、2010年から再び増加に転じている。国(国土交通省)の規制緩和により、JRの外注化は2001年から本格的に始まったが、以来13年の間に起きた脱線事故は、総件数ではJR東日本がトップ、営業キロ当たりの発生件数ではJR北海道がトップだ。(グラフ・表参照)
     JR資本は、尼崎事故の責任を現場労働者に転嫁し、JR西日本の歴代3社長の「無罪」判決で居直りを決め込んで、事故を激増させてきた。まさに「タガが外れた」状態だ。「JR無責任体制」は、もはや後戻りできないところに来た。
     全面外注化と業務丸投げにより、JRは安全に列車を運行する要員も技術も失った。要員はJR各社平均で約40%も削られた。国鉄分割・民営化で大量の熟練労働者を解雇した上、分割・民営化以来の27年間、青年労働者への技術継承もなされてこなかった。
     今回の京浜東北線・川崎駅事故は首都圏で「尼崎事故」が起きていたかもしれない恐るべき事態だ。たまたま回送列車で乗客が乗っていず、脱線してふさがれた線路に別の列車が突っ込んで来なかった偶然によって、死者が出なかっただけだ。
     「線路を閉鎖する」とは、「列車を進来させない措置をとる」ことだ。それは、線路に重機を載せて工事をするにあたり、衝突事故を防ぐために不可欠な措置だ。ところが今回の事故では、閉鎖されていない線路に重機が載せられ、回送列車と衝突した。工事が5社に分割され、指揮系統がばらばらにされたことがその原因だ。
     ひとつながりの指揮系統によって工事がなされていれば誰かが気づくであろう危険に対し、誰一人として気づかず、危険を防げない状態だった。
     1999年2月、山手貨物線で保線作業員5人が一挙にひき殺された事故の直後に、JR東日本は「安全管理に関する指示はしてはならない」と社内に指示を出していた。JRは「元方責任者」「発注責任者」としての責任を完全に放棄した。こうした無責任体制は、2001年からの保線・電気など施設部門の全面外注化でさらに蔓延(まんえん)し、組織を深部まで腐らせ朽ち果てさせた。
     107人の命を一瞬にして奪った05年の尼崎事故から9年を経て、JR資本は安全をさらに解体し、JR体制=分割・民営化体制そのものを崩壊させるに至ったのだ。

    社会全体を崩壊させた新自由主義

     新自由主義は社会全体を崩壊させている。民営化・外注化、総非正規職化が強行される中で、未来を担う青年は低賃金・長時間労働を強いられ、過労死に追い込まれている。原発の再稼働と海外輸出をたくらむ安倍政権の攻撃は、新自由主義の極みだ。福島原発事故は収束するどころか汚染水の漏出は制御不可能だ。なのに人類が滅亡しても構わないとばかりに、貪欲(どんよく)な利潤追求に走ろうというのだ。新自由主義は、こうした攻撃のために労働組合を暴力的に破壊することを基本とする。
     新自由主義はJR体制の全面崩壊をもたらしただけではない。国鉄分割・民営化以来の新自由主義のもとで、人が生まれてから死ぬまでのあらゆる生活基盤は根こそぎ資本の餌食にされ、利潤追求の対象にされてきた。「命よりカネ」の原理が社会の隅々にまで貫かれた。
     今や安倍政権は360万人公務員労働者を全員解雇・非正規職化し、保育所、学校、病院、介護、さらには清掃、水道、都市交通など生活基盤のすべてを民営化・外注化しようとしている。
     尼崎事故9周年弾劾の闘いは、福島原発事故に至った新自由主義攻撃と真っ向から対決する闘いであり、東電資本と国家による階級犯罪を絶対に許さない闘いだ。福島の怒りとどこまでも一体化し、新自由主義攻撃で全社会を崩壊させようとしているJR資本、電力資本を始めとしたすべての資本家どもや安倍・自民党、橋下・維新の会らに、その責任をとらせる闘いだ。

    青年の怒りを束ねJRに拠点建設を

     JR体制に対する青年労働者の怒りは沸き上がっている。JR資本と国家権力中枢は青年労働者の決起を心底恐れ、それをたたきつぶすために総力で襲いかかってきた。
     この青年労働者の決起は、反合・運転保安闘争を核心に、動労千葉を先頭とする階級的労働運動の前進がつくりだしたものだ。JR体制はさらに絶望的な外注化・非正規職化に突き進む以外にない。一切の矛盾を青年労働者に押しつけようとするJR体制と体制内労組に、「おれたちの未来を奪われてたまるか!」という青年労働者の根底的決起はますます拡大していく。動労千葉を先頭とする階級的労働運動の決定的飛躍が求められている。青年労働者の獲得を軸に、JR労働運動のすべてを握る闘いに打って出る時が来た。
     動労千葉は2012年10月1日に強行された検修部門の外注化以降の苦闘の中で、外注先の千葉鉄道サービス(CTS)の労働者と団結し、JRとCTSの双方から外注化を撃つ闘いに踏み出している。ライフサイクル攻撃にも運転職場復帰の大勝利を実現した。
     動労水戸は外注化阻止・被曝労働拒否の闘いを貫き、2・23いわき闘争を闘い、常磐線の竜田延伸を強行できない事態にJRを追い込んだ。
     国労郡山工場支部は、動労水戸の闘いを受け継いで工場を揺るがす被曝労働拒否の闘いに立ち、青年労働者に感銘を与え、その組織化に向かっている。そして、3・11反原発福島行動の中心を担った。国労新潟県支部は、新潟地本を巻き込んで新津車両製作所の子会社化反対闘争に決起し、国労大改革の端緒を開くとともに、青年労働者との合流を実現した。
     動労西日本は、JR西日本との激しい攻防に勝ち抜き、青年労働者を組織する展望を握りしめている。全国の国鉄労働者の闘いは、こうした路線的苦闘を通して、階級的労働運動路線の大前進をつくり出している。
     国鉄解雇撤回・JR復帰の闘いは、9・25判決をもぎりとった。東京高裁に、国鉄分割・民営化に際しての不採用基準を不当労働行為と認定させたことは決定的だ。4・9和解を粉砕し、国鉄分割・民営化以来の新自由主義を転覆する地平を切り開いたのだ。
     4・19尼崎闘争は青年労働者の怒りと結びつき、JR労働運動のすべてを獲得する出発点だ。問われているのは労働運動の具体的実践だ。JR7社の全職場に階級的労働運動の旗を立てる闘いに挑戦するのだ。全国の地区党が、JR職場に細胞をつくり、階級的労働運動の拠点を建設することを基軸にして闘おう。
     4・9和解に対し「国鉄闘争の火を消すな」を合言葉に始まった国鉄闘争全国運動は、解雇撤回・JR復帰の最高裁10万筆署名運動を前進させるとともに、JRに拠点職場をつくり出す闘いを進めてきた。この闘いを全面的に発展させる時は今だ。それは、新自由主義の崩壊をプロレタリア革命に転化する階級的労働運動の歴史的な登場に道を開くものになる。闘うJR青年労働者を4・19尼崎闘争に大登場させよう!
     

    転載元: 群馬合同労働組合

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