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経産省前テントひろばオープンマイク「霞が関の中心から愛を叫ぼう」

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経産省前テントひろばオープンマイク第51回「霞が関の中心から愛を叫ぼう」に行ってきました。みんな楽しそうに歌っていた!
浦辺力さんのパワフルなロックには感動するゼ!
次回は3月6日(木曜日)午後7時から?だそうだ!みんなで行こう!
 
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[転載]【CN】#429 ソチ五輪会場近くで人権活動家を拘束

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http://img2.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/51/47/tocka_jikkoi/folder/1078830/img_1078830_64930190_0?20140221012407

2月16日、プッシー・ライオットのメンバーや、活動家、ジャーナリストら9人が拘束された。

拘束されたのは、女性パンクバンドのメンバー、ナジェージダ・トロコンニコワさんとマリア・アリョーヒナさん、人権センター「メモリアル」のセムヨン・シモノフさん、ラジオ・フリー・ヨーロッパの記者数人、ロシア独立系日刊紙のノーヴァヤ・ガゼタさん、地元の市民権活動家デイビッド・ハキムさんらだ。

当局の発表では、拘束された人びとのうちの数人は、滞在中のソチのホテルで起きた窃盗に絡む容疑で拘束された。

しかし、プッシー・ライオットの2人は、ソチでの一連のいやがらせの本当の理由は、現在企画中のミュージックビデオ「プーチン流、母国の愛し方(Putin will teach you how to love your Motherland)」にあるという。

プッシ―・ライオットは2012年1月、モスクワのロシア正教会の首座聖堂で政府を批判する歌を歌い拘束された元「良心の囚人」で、今回で3度目の拘束となる。

ハキムさんは前日、良心の囚人エフゲニー・ヴィティシュコさんを支援する一人ピケを張っていて拘束された。

オリンピック会場周辺をはじめとして、ソチでは、今、毎日のように活動家が拘束されている。

人びとは、自分たちの思いを単に平和的に表現しただけで標的にされている。

プーチンのロシアで当局は、世界の希望と努力のシンボルである五輪の輪を、自由を拘束する手錠に変えてしまった。

言語道断というしかない。

当局は、拘束された人々を速やかに釈放するとともに、悪化の一途をたどるこの人権侵害を直ちに止めるべきである。

また、国際オリンピック委員会は、この事態を招いているロシア当局を厳しく非難すべきである。

アムネスティ国際ニュース
2014年2月18日
【アムネスティ国際ニュース】http://www.amnesty.or.jp/news/2014/0220_4474.html
【チェチェン総合情報Annex】http://d.hatena.ne.jp/chechen/

転載元: ロシア・CIS・チェチェン

これがロックだ!プッシーライオット

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2月16日、プッシー・ライオットのメンバーや、活動家、ジャーナリストら9人が拘束された。

 
拘束されたのは、女性パンクバンドのメンバー、ナジェージ
ダ・トロコンニコワさんとマリア・アリョーヒナさん、人権セン
ター「メモリアル」のセムヨン・シモノフさん、ラジオ・フリ
ー・ヨーロッパの記者数人、ロシア独立系日刊紙のノーヴァヤ・
ガゼタさん、地元の市民権活動家デイビッド・ハキムさんら
だ。 当局の発表では、拘束された人びとのうちの数人は、滞在
中のソチのホテルで起きた窃盗に絡む容疑で拘束された。 しか
し、プッシー・ライオットの2人は、ソチでの一連のいやがらせ
の本当の理由は、現在企画中のミュージックビデオ「プーチン
流、母国の愛し方(Putin will teach you how to love yo
ur Motherland)」にあるという。 プッシ―・ライオットは2
012年1月、モスクワのロシア正教会の首座聖堂で政府を批判
する歌を歌い拘束された元「良心の囚人」で、今回で3度目の拘
束となる。 ハキムさんは前日、良心の囚人エフゲニー・ヴィテ
ィシュコさんを支援する一人ピケを張っていて拘束された。 オ
リンピック会場周辺をはじめとして、ソチでは、今、毎日のよう
に活動家が拘束されている。 人びとは、自分たちの思いを単に
平和的に表現しただけで標的にされている。 プーチンのロシア
で当局は、世界の希望と努力のシンボルである五輪の輪を、自由
を拘束する手錠に変えてしまった。言語道断というしかない。 
当局は、拘束された人々を速やかに釈放するとともに、悪化の一
途をたどるこの人権侵害を直ちに止めるべきである。 また、国
際オリンピック委員会は、この事態を招いているロシア当局を厳
しく非難すべきである。
アムネスティ国際ニュース2014年2月18日
【アムネスティ国際ニュース】
http://www.amnesty.or.jp/news/2014/0220_4474.html
【チェチェン総合情報Annex】
 
 
プッシー・ライオットがアメリカに利用されているという「批判」もあるが、逮捕・拘留・収監を経験・覚悟しているからそんな批判はくだらない!反スターリン主義は容帝国主義という構図で描きたいだろうが・・・・・・反帝反スタへの道もある。
プッシーライオットがどうかはしらないが・・・「命」をかけてロックを歌っているバンドに感動するだろう!これがロックだ!そうですよね!内田裕也さん!

[転載]過激すぎ!プッシー・ライオット

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Pussy Riot
(お○ま○ん○こ 暴動)
 
 
 
 
我々も見習いたい過激さ!
 
 
 
 
ロシアで
 
ここまでやるか!?
 
命知らずの女性達
 
 
 
 
市民は怒っている
 
自由を!
 
 


 
ウォールストリート ジャーナル
  • 2014 2 20 19:07 JST

ロシアの反政府女性バンド、ソチで民間警察組織から暴力受け負傷

OLGA RAZUMOVSKAYA
 【モスクワ】ロシア南部ソチの五輪会場付近で19日、同国の女性パンクバンド「プッシー・ライオット」がロシア政府を批判するパフォーマンスを始めたところ、制服姿のコサック(ロシアの伝統主義者で構成され、予備警察隊として活動することが多い民間警察組織)の一団に乗馬用のムチで打たれるなど暴力を受けた。
 メンバーの1人、マリア・アリョーヒナさんは同日、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)との電話インタビューで、自分を含むメンバーが政府に抗議する歌を歌い始めたところ、自分たちと動画を撮影していた他の4人が、1520人のコサックや1015人の私服警官に殴られたと語った。
 「歌が始まって数秒すると、彼らが私たちを警棒や唐辛子スプレーで攻撃し始めた。最初の節も終わらないうちだった」とアリョーヒナさんは述べた。
 この事件のあと、アリョーヒナさんはツイッターアカウントに、ひどい切り傷を負った自分の指と他の活動家の血の付いた顔の画像を投稿。現場でジャーナリストが撮影した写真には、ムチを振り回し、プッシー・ライオットのメンバーのマスクをはがそうとする複数の男性が写っていた。
 地元の警官の1人は、複数のコサックが五輪に備えてソチ入りしているが、プッシー・ライオットに暴力を働いたとされることについては認識していないと述べた。この警官は、コサックが任務に当たるときには通常、地元警察が同行するが、「そうでないときには一般市民として過ごしている」としている。
 コサックにコメントを求める取材を試みたが連絡が取れなかった。
 プッシー・ライオットのメンバーの2人は18日、ソチで数時間、警察に拘束されていた。同グループが抗議行動を起こすのを阻止することが目的だったという。
 プッシー・ライオットは20122月、モスクワ中でプーチン政権に対する抗議行動が繰り広げられるなか、メンバー4人が色鮮やかなバラクラバマスクや筒状のドレスを身につけてモスクワの救世主ハリストス大聖堂に押し入り、呆然とする教区民の前で政府批判のパフォーマンスを行ったことで、世界的に注目を集めた。今回、ソチでの抗議行動を組織した同グループの2人のメンバーはモスクワでの抗議行動のため2年近く投獄され、昨年12月に恩赦の一環として釈放されていた。

 
動画
女性バンド「プッシー・ライオット」に"むち" ソチでコサック部隊

 
 
 


 
マドンナがプッシーを応援
 
Madonna & Pussy Riot Were At Barclay's Amnesty Concert

 

 
 
 


 
Pussy Riot: A Punk Prayer - Full Documentary
HBO Documentary Films presents Pussy Riot

 
 

 
 
 
 
 

追加―最新情報
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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転載元: ホワイトテールのブログ

沖縄労働者の怒りと連帯・団結し、「民営化・非正規職撤廃」「辺野古新基地建設阻止」闘争へ!

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沖縄労働者の怒りと連帯・団結し、「民営化・非正規職撤廃」「辺野古新基地建設阻止」闘争へ!
 
            住所 東京都品川区大井1-34-5河野ビル3F
            電話 03-3778-0717             
         在本土沖縄労働者会議        
 
 昨年4・28、安倍政権の「主権回復の日」式典は本土-沖縄の労働者を分断し、「基地の島」沖縄の現実を「容認」させようとする攻撃そのものでした。沖縄現地・在本土沖縄労働者にとって4・28は沖縄が本土と分断された「屈辱の日」であり、沖縄の現実を強制させられた日だ。断じて許すことができないものであった。「在本土沖縄労働者会議」は安倍政権打倒をかかげて結成されました。
 結成から一年、定例会、5・15沖縄現地闘争、6・23沖縄集会、11・3全国労働者総決起集会、11・9~10訪韓闘争、鈴木たつお都知事選挙闘争、大小の反原発・労働者集会と決起しました。
特に11月の訪韓闘争は沖縄学生と沖縄民権の会代表-座覇光子さんとともに韓国の労働者と連帯・団結して、沖縄米軍基地撤去闘争が日米韓のみならず世界の労働者の連帯・団結を固める闘争としてあることを実感でき感動しました。その結実は1月19日に行われた名護市長選での稲嶺進1万9839票は名護・沖縄労働者が普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する強固な意志が国内外に示されました。
 今回の名護市長選の結果は、「振興策」の神通力(振興策による沖縄の発展という幻想)がもはや労働者には効かなくなったことを示しているのです。名護の労働者は振興策の本質が新自由主義政策での民営化・非正規職化であり、労働者の使い捨てと過労死の現実をつくり出していることを見抜き体制内指導部の制動を突き破って、怒りを投票という形で表したのです。
 この労働者階級の怒りに打倒されたのは自公体制だけではなく、沖縄「革新」=社民・社大・共産もまた民営化・非正規職化容認の体制内指導部として沖縄の労働者階級の怒りによって崩壊寸前です。
だから体制内派は「保革を超えた」「オール沖縄」を旗印に「結束」し、沖縄の労働者階級の怒りが新自由主義を打倒して「民営化・非正規職化」「基地の島」の根底的変革に進むことを押しとどめようとしているのです。
2・9東京都知事選で鈴木たつおさんがかかげた政策「辺野古新基地建設反対」「民営化・非正規職撤廃」「オリンピック開催反対」は1・19で示された140万沖縄県民・労働者の怒りと連帯・団結する決起としてありました。この政策が労働者階級に未来の展望を指し示すことのできる唯一の存在です。
新自由主義に勝利する道は、国鉄決戦で切り開いた地平に凝縮されています。動労千葉を先頭に国鉄闘争の勝利をかちとり、全国の職場に闘う労働組合をつくる闘いの最先頭に在本土沖縄労働者は決起しよう。3・11福島現地(郡山)闘争、3・16春闘集会、4・28~5・15沖縄現地闘争に結集しよう。

沖縄労働者の怒りと連帯・団結し、「民営化・非正規職撤廃」「辺野古新基地建設阻止」闘争へ!

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沖縄労働者の怒りと連帯・団結し、「民営化・非正規職撤廃」「辺野古新基地建設阻止」闘争へ!
 
            住所 東京都品川区大井1-34-5河野ビル3F
            電話 03-3778-0717             
         在本土沖縄労働者会議        
 
 昨年4・28、安倍政権の「主権回復の日」式典は本土-沖縄の労働者を分断し、「基地の島」沖縄の現実を「容認」させようとする攻撃そのものでした。沖縄現地・在本土沖縄労働者にとって4・28は沖縄が本土と分断された「屈辱の日」であり、沖縄の現実を強制させられた日だ。断じて許すことができないものであった。「在本土沖縄労働者会議」は安倍政権打倒をかかげて結成されました。
 結成から一年、定例会、5・15沖縄現地闘争、6・23沖縄集会、11・3全国労働者総決起集会、11・9~10訪韓闘争、鈴木たつお都知事選挙闘争、大小の反原発・労働者集会と決起しました。
特に11月の訪韓闘争は沖縄学生と沖縄民権の会代表-座覇光子さんとともに韓国の労働者と連帯・団結して、沖縄米軍基地撤去闘争が日米韓のみならず世界の労働者の連帯・団結を固める闘争としてあることを実感でき感動しました。その結実は1月19日に行われた名護市長選での稲嶺進1万9839票は名護・沖縄労働者が普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する強固な意志が国内外に示されました。
 今回の名護市長選の結果は、「振興策」の神通力(振興策による沖縄の発展という幻想)がもはや労働者には効かなくなったことを示しているのです。名護の労働者は振興策の本質が新自由主義政策での民営化・非正規職化であり、労働者の使い捨てと過労死の現実をつくり出していることを見抜き体制内指導部の制動を突き破って、怒りを投票という形で表したのです。
 この労働者階級の怒りに打倒されたのは自公体制だけではなく、沖縄「革新」=社民・社大・共産もまた民営化・非正規職化容認の体制内指導部として沖縄の労働者階級の怒りによって崩壊寸前です。
だから体制内派は「保革を超えた」「オール沖縄」を旗印に「結束」し、沖縄の労働者階級の怒りが新自由主義を打倒して「民営化・非正規職化」「基地の島」の根底的変革に進むことを押しとどめようとしているのです。
2・9東京都知事選で鈴木たつおさんがかかげた政策「辺野古新基地建設反対」「民営化・非正規職撤廃」「オリンピック開催反対」は1・19で示された140万沖縄県民・労働者の怒りと連帯・団結する決起としてありました。この政策が労働者階級に未来の展望を指し示すことのできる唯一の存在です。
新自由主義に勝利する道は、国鉄決戦で切り開いた地平に凝縮されています。動労千葉を先頭に国鉄闘争の勝利をかちとり、全国の職場に闘う労働組合をつくる闘いの最先頭に在本土沖縄労働者は決起しよう。3・11福島現地(郡山)闘争、3・16春闘集会、4・28~5・15沖縄現地闘争に結集しよう。

[転載]オスプレイ帰れ!2.22 群馬県民集会

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日米両政府は、沖縄に配備されている米軍新型輸送機オスプレイを使った実戦想定の共同訓練を2~3月に
新潟、群馬両県で実施する方向で調整に入っている。沖縄の負担軽減を加速し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の代替施設建設に必要な埋め立て承認を沖縄県の仲井真弘多知事から得たい考え。政府関係者が、明らかにした。
 新潟は上越、妙高両市にまたがる関山演習場で、群馬は榛東村の相馬原演習場を想定している。
 共同訓練は「フォレストライト」と呼ばれ、陸上自衛隊と米海兵隊がオスプレイに搭乗し、着陸した後に地上に展開する「ヘリボーン訓練」を検討している。沖縄県・尖閣諸島を念頭に離島の防衛力を強化することが念頭にある。
 さらに防衛省は、沖縄県以外でのオスプレイを使った訓練を本土の自衛隊飛行場や演習場に拡大していくため、オスプレイが駐機できる格納庫などを整備していくことも検討している。
米軍の新型輸送機オスプレイ
 
群馬合同労組は、「オスプレイ・日米合同演習反対 群馬県実行委員会」の反対活動に賛同します。
明日、群馬県民大会が行われます。賛同頂ける方は、ご参加下さいますようお願いいたします。
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転載元: 群馬合同労働組合

2・25韓国連帯行動 JR貨物抗議行動・集会へ!

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キム・ミョンファン委員長など鉄道労組指導部4人保釈

拘束令状の発行から34日目に釈放...28日に初公判

ユン・ジヨン記者 2014.02.20 18:12
鉄道労組のキム・ミョンファン委員長など鉄道労組指導部4人が2月20日に保釈で釈放された。ストライキを主導した容疑で拘束令状が発行されてから34日目だ。
ソウル西部地方裁判所 刑事6単独パク・ジンソク判事はこの日の午後「ストライキが業務妨害に当たるのかを十分に審理する必要がある」とし「逃走や証拠隠滅の慮れがないので保釈を許可した」と明らかにした。

[出処:チャムセサン資料写真]
これによりソウル南部拘置所に収監されていたキム・ミョンファン委員長とパク・テマン首席副委員長、チェ・ウンチョル報道担当者、オム・ギリョン ソウル本部長の4人は20日午後に釈放される。彼らは今後、不拘束状態で裁判を受けることになり、初公判は来る28日午前10時にソウル西部地方裁判所407号法廷で開かれる。
なお民主労総と民主党本部事務所、曹渓寺にそれぞれ留まっていた鉄道労組指導部13人は1月14日に自主的に警察に出頭した。
1月16日にはソウル西部地方裁判所が「ストライキで役割と地位、およびストライキ終了後の情況から見て、逃走の慮れがあり、拘束の必要が認められる」とし、鉄道労組のキム・ミョンファン委員長とパク・テマン首席副委員長、チェ・ウンチョル報道担当者、オム・ギリョン、ソウル本部長の4人を業務妨害容疑で拘束令状を発行した。
その後、裁判所は1月29日に指導部4人の拘束適法可否審理で特別な事情変更がないとし、釈放要請を棄却したため、彼らは2月14日、裁判所に保釈を申請した。一方、鉄道労組は2月25日に必須業務を維持する合法ストライキに突入する予定だ。
 
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複数労組3年、「労組設立の自由」どころか「悪用」ばかり

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複数労組3年、「労組設立の自由」どころか「悪用」ばかり

現場は「極端の対立」、労働権侵害が頻繁…法制度改善要求拡散

ユン・ジヨン記者 2014.02.20 19:28
複数労組施行3年. 当初「労組設立の自由」という趣旨で導入された複数労組は、使用者側の介入と悪用でむしろ労組間の差別をあおっているだけだ。複数労組の導入前から準備してきた資本の「労組破壊シナリオ」は、複数労組の趣旨を無力化させ、新しく設立された「親資本労組」は民主労組勢力を吸収しつつある。
複数労組が導入されてから3年経った今も、使用者側の「労組破壊シナリオ」は作動中だ。会社は親資本労組を設立した後、既存の労組との差別を極大化し、組合員の離脱を試みており、それぞれ異なる労組に散った組合員たちは極端な対立を経験している。
2月19日午後2時、国会議員会館では金属労組が主催した「複数労組を悪用した労組弾圧の問題点と代案」の討論会が開催された。この席には代表的な「複数労組悪用事業場」の労働者たちが参加して、現場の実態を告発した。討論会に参加した法律家たちは、複数労組の悪用を根絶するために法制度的な改善が必要だと口をそろえた。

複数労組3年、「労組設立の自由」どころか「悪用」ばかり

今年1月現在、金属労組の事業場の中で複数労組が設立されたのは49か所だ。このうち金属労組が多数の地位にある事業場は7か所だけで、金属労組が少数の地位にある事業場は39か所に達する。
特に会社が企業労組設立に介入したと疑われているか、複数労組を悪用して労組間で差別を続けている事業場は35か所になる。金属労組によれば、現在、金属労組の全事業場の約14%程度が複数労組による問題を抱いていることが明らかになった。
複数労組を悪用する事業場は、共通して個別の交渉により労組間の差別を極大化したり、昇進や人事考課、残業特別勤務、業務配置などで組合員を差別している。 2012年、職場閉鎖と共に複数労組が設立されたマンド(株)では、個別交渉による複数労組差別が問題になった。
マンド支部のシン・ソンモク主席副支部長は「会社は職場閉鎖中に金属労組から脱退をしなければ、工場の中に入れなかった。職場閉鎖期間に複数労組が設立され、金属労組所属の組合員の離脱も加速した」と明らかにした。
続いて「今後の交渉の過程で、中労委と労働部はマンド支部に交渉権があると言ったが、会社は個別交渉を通知した」とし「個別交渉でマンド労組(企業労組)との交渉は3日で暫定合意を引き出し、マンド支部とは一足遅れて交渉を再開した」と説明した。この過程で会社は、マンド労組だけに750万ウォンの激励金を支給し、昨年の交渉でも2年連続賃金委任感謝特別激励金320万ウォンをマンド労組だけに支給した。
ヴァレオマンドの現場には4つの複数労組が存在する。親企業労組の前身はヴァレオ電装労組で、現在は電装労組の組合員のほとんどがヴァレオ慶州労組に移った。金属労組ヴァレオマンド支会と金属労組から抜けた民主ヴァレオ労組も存在する。会社は親企業労組と金属労組の間で、組合活動をはじめとする残業特別勤務、業務配置などすべての部分で差別している。金属労組の場合、専従者も認められず、組合創立記念日や団体交渉の権限も認められない。
ヴァレオマンド支会のチョン・ヨンジェ非対委員は「金属労組所属の組合員たちは残業、特別勤務から排除し、成果給も支給しなかった。屈辱を与えるために業務配置をせず、朝に見るとまるで人員市場のようだ」とし「金属労組の組合員たちは草を摘んだりトイレ清掃をしたりペンキ塗りのような雑事をする。 50を越えた労働者を廊下に二か月間、ただ座らせておいたりもする。トイレも許諾を受けて行かなければならない」と説明した。
ユソン企業も過半数労組の地位を確保する複数労組間の対立が激しい。ユソン企業支会のホン・ジョンイン支会長は「御用労組は設立後に損賠仮差押えと懲戒問題で金属労組所属の組合員を懐柔、脅迫して勢力を拡張した」とし「2011年、金属労組が過半数労組になった時、会社は創造コンサルティングの文書のとおりに御用労組とは個別交渉で早く交渉を進め、金属労組とは交渉を遅延させた」と説明した。
続いて「2011年の賃金交渉は60回以上行われたが、まだ終わらない」とし「2012年の賃金団体協議の時期には、会社が管理職を御用労組に加入させ、代表交渉労組にして窓口単一化の手順を追った」と明らかにした。その後、金属労組ユソン企業支会は昨年末、また過半数労組になり、今年1月1日、会社側に交渉を要求している状態だ。

現場は「極端の対立」、労働権侵害が頻発…法制度改善要求が広がる

複数労組を悪用し、民主労組を弱化させた使用者側は、最終段階として勤労条件を後退させる作業に着手する。民主労組の力が弱まると本格的な構造調整が行われることもある。韓進重工業やボウォーターコリア、大韓ソリューション、斗山モトロールなどの事業場では、企業労組と会社が団体協約を通じ、勤労条件を大幅に後退させた。
KECの場合、希望退職や整理解雇など人員削減が進められた。ボッシュ電装は90%以上の物量が外注化され、ヴァレオマンドも外注化を進めて労働者を転換配置させたりもしている。
使用者側が複数労組を悪用する事例が広がり、これを防ぐ制度改善が必要だという声が高まっている。金属労組法律院のパク・ジュヨン労務士は「2009年に複数労組関連の労組法改正が進められていた時、労働三権の侵害に対する規制制度を用意する試みは事実上何もなかったといっても過言ではない」と指摘した。
続いて「複数労組を悪用した団結侵害行為に対する制度的装置の不在は、 2011年7月、複数労組が導入された後に現行の複数労組交渉窓口単一化制度が労働組合間の差別にいかに脆弱なのかを如実に見せた」とし「使用者が交渉窓口単一化制度を盾にして、事実上、労働組合活動を妨害して交渉を送らせ、現行の不当労働行為制度と公正代表義務違反是正の制度は特に役に立たないことに気付くまでに長い時間はかからなかった」と説明した。
そのためパク・ジュヨン労務士は、交渉窓口単一化制度を改善する最初のボタンとして、不当労働行為制度全般に対する再整備を強調した。パク労務士は「『団結侵害行為』とは、『憲法上の労働三権を制約、妨害する行為で、使用者が客観的に正当化できない行為』と概念規定を明示し、各号に従来と同じように具体的な行為類型を列挙、例示する規定形式を取ることを積極的に検討する必要がある」と注文した。
合わせて △労働組合の自主性阻害要件の具体化 △不当労働行為の意思と使用者の立証責任転換 △団結侵害行為の具体的類型として労働組合間差別の明文化 △人事権乱用と集団的差別比較方式などの導入を積極的に考慮すべきだと強調した。労働組合間の差別一般による具体的な判断基準を用意して、これを規律する法制度的な補完も必要だと釘をさした。
これと共に、憲法的な労働三権と平等権に基づく使用者義務の認定も至急だ。パク労務士は「交渉窓口単一化制度の下でも、少数労組の労働組合としての権限を具体化する方案を積極的に検討する必要がある」とし「また、労働組合間の画一的な均一化や下降平準化は、別の差別行為になりかねないので、下降平準化禁止の原則を明文化する必要もある」と説明した。
 
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公共、公務員、全教組…朴槿恵阻止「共同闘争」を宣言

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公共、公務員、全教組…朴槿恵阻止「共同闘争」を宣言

朴槿恵政権の「公共部門政策」一方通行...労組弾圧、民営化議論

ユン・ジヨン記者 2014.02.20 13:03
教師、公務員、公共機関労働者が朴槿恵政権の公共部門政策を阻止する共同闘争を始める。
公共運輸労組連盟、全国教職員労働組合、全国公務員労組は2月20日午前10時、光化門の政府総合庁舎の前で記者会見を行い、「政府の誤った公共部門政策に反対し、連帯闘争を始める」と明らかにした。

公共部門の労働者たちは、朴槿恵政権が公共部門を改革するとして労働基本権侵害、民営化、時間制雇用拡散、年金改悪などを強行していると糾弾した。最近、政府は「公共機関正常化対策」という美名の下で公共機関の負債増加の責任を労働者に転嫁し、労組交渉を損なうなどの労働基本権侵害の議論に苦しんでいる。正常化対策が「公共機関民営化」のための布石だという疑惑も濃厚だ。
公共運輸労組連盟のイ・サンム委員長は「政府政策の失敗と、専門性と道徳性、透明性がない押し付け人事によって公共機関の負債が増加したのに、政府は負債を減らすと言って労働者と国民にその負担を転嫁している」とし「特に朴槿恵大統領は、押し付け人事を根絶すると約束したが、この約束は一度も守られなかった。政府の正常化方案につながる公共部門民営化政策を防ぐために、公共部門の労働者たちが闘争する」と明らかにした。
また政府は昨年、全教組に法外労組だと通知した直後に「4次投資活性化対策」を発表し、教育民営化強行を予告した。実際に政府は、投資活性化対策により国内の大企業が外国法人と共に営利学校を設立して、営利法人が利益余剰金の配当を受け取ることを認めた。
全教組のキム・ジョンフン委員長は「政府の4次投資活性化計画で教育民営化が進められる予定で、学校も金儲けの手段になった」とし「教育まで私有化しようとする公共部門の民営化政策は容認できない。政府が民営化政策を強行すれば、われわれ3つの組織とすべての公共部門労働者は行動に突入するほかはない」と警告した。
公務員労組も昨年、雇用労働部と設立申告問題に関して対話の糸口を開いたが、労働部が突然、設立申告を返戻したことで問題になった。今年は政府が公務員年金を「さらに多く払い、さらに少なく受け取る」方式に全面的に改革する方針で、労政の対立が予想される。
公務員労組のキム・ジュンナム委員長は「房河男(パン・ハナム)雇用労働部長官は、2.25ゼネストを控えて対話で解決しようと言っているが、昨年はずっと労働者が政府に対話を要求し続けてきた。だが政府は対話を通じて約束した公務員労組の設立申告書を突然返戻して詐欺を働いた」とし「今年は時間制公務員の問題と地方自治体破産制など、総体的な戦いが予告されている。公共部門3組織の労働者がこの戦いに加わる」と明らかにした。
また記者会見団は「われわれ公共部門の労働者は、民営化政策、年金改悪、時間制雇用導入などの誤った公共部門政策に反対し、共同宣言、決意大会など、さらに強い連帯闘争で対抗する」とし △公共部門民営化の小細工の中断 △公共部門労組の弾圧中断および労働基本権保障 △年金改悪推進中断 △時間制雇用政策中断を要求した。
 
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韓国ゼネスト連帯!韓欧の鉄道労働者、鉄道民営化の暴走にブレーキ

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韓欧の鉄道労働者、鉄道民営化の暴走にブレーキ

EUも鉄道民営化措置を強行...25日の韓国のストライキにヨーロッパ鉄道労働者が連帯

チョン・ウニ記者 2014.02.20 12:44
 
 最近、ヨーロッパでも鉄道民営化措置が強行されている中で、韓国とヨーロッパの鉄道労働者たちが両地域の鉄道民営化の暴走を防ぐ共同実践を強化している。
 韓国政府による水西発KTX株式会社の設立による鉄道産業民営化政策と同じように、ヨーロッパ連合(EU)執行委員会は最近、第4次レールパッケージ(鉄道一括政策)を発表、「市場開放」と「競争導入」の名前でヨーロッパの公共的鉄道システムを私的な体制に転換する方針を明らかにし、問題になっている。
 

 
 第4次レールパッケージは、領域内のすべての国々が旅客市場を開放し、 2本以上の同一路線を運営する会社に競争を導入する措置として月末にヨーロッパ議会での投票を控えている。この措置を通じ、ヨーロッパ連合は公的鉄道サービス自体を市場入札できるようにし、必須維持制度を導入して施設と運営もさらに強く分離し、競争力を強化する方針だ。
 しかしこれに対してヨーロッパの鉄道労働者たちははっきりと反対の立場を示している。彼らはこの措置が労働強度を高め、外注と非正規職を拡大し、人員を縮小する方式で費用削減の圧力を強めることにより、鉄道サービスの質は低下し、鉄道の安全が後退すると憂慮する。
韓国の鉄道労働者たちもヨーロッパ連合の鉄道民営化の方針は外国の話ではないという立場だ。彼らは朴槿恵政権がヨーロッパモデルを追求し続けており、今回の措置が施行されると韓国政府は自分の一方的で暴力的な鉄道私有化政策をさらに正当化すると見ているためだ。
 韓国の鉄道労働者たちは特に、スト権を蹂躙する鉄道必須維持制をヨーロッパ連合が導入する方針であることについて、ここでの経験を基礎として必ず中断しろと提起している。
 

 
 こうした状況で、韓国公共運輸労組/連盟と鉄道労組は2月20日午前、ソウル市鍾路区の駐韓ヨーロッパ連合代表部の前で「ヨーロッパ連合の第4次レールパッケージは、韓国の鉄道労働者にも危険な」とし、記者会見と抗議訪問を行った。
 鉄道労組のチン・ジュンファ組織室長は記者会見で「韓国の鉄道労働者たちも鉄道民営化に反対してストライキ闘争をしたが、ヨーロッパ連合による公共の財産である鉄道を資本の利益の道具として私有化する方針は強く憂慮する」とし「これに対するヨーロッパの鉄道労働者の闘争を支持する」と明らかにした。
 韓国とヨーロッパの鉄道労働者は、さらに積極的に連帯行動と共同実践を組織する方針だ。
 韓国の鉄道労働者によるヨーロッパ連合代表部への抗議訪問に続き、国際運輸労連(ITF)とヨーロッパ運輸労連(ETF)はパリ駐在OECD韓国代表部に対し、韓国政府による一方的な鉄道政策推進中断を要求して抗議訪問する計画だ。
 これ以外にも韓国で国民ゼネストが行われる2月25日、ヨーロッパ運輸労連はヨーロッパ議会があるフランスのストラスブールで大衆集会を開き、韓国との共同闘争決議を発表するなど、多様な方式の連帯を予定している。

「貧困を刑罰化する朴槿恵政権、退陣しろ」--2・25 韓国ゼネスト支援連帯行動へ

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「貧困を刑罰化する朴槿恵政権、退陣しろ」

貧民・障害者も朴槿恵政権にレッドカード

 
ハ・グムチョル記者 2014.02.19 19:21

▲19日午前10時貧民・障害者組織が朴槿恵政権の退陣を要求する国民ゼネストに参加することを宣言する記者会見を行った。[出処:ビーマイナー]
 
 2月25日、朴槿恵(パク・クネ)大統領就任1周年を控えて労働界と市民社会が国民ゼネストを準備しているなか、貧民・障害者もゼネストに参加すると宣言した。
 障害等級制扶養義務制廃止共同行動・貧困社会連帯などの団体は2月19日午前10時、光化門広場で記者会見を行い、貧民・障害者のゼネストを宣言した。
 この日の記者会見で貧民解放実践連帯のキム・ヒョヌ委員長は「朴槿恵大統領は国民統合と福祉を約束したが、結局約束を破り、むしろ朴正煕(パク・チョンヒ)時代の維新を復活させている」とし「都市貧民の力をあわせ、朴槿恵政権を退陣させる」と明らかにした。
 全国貧民連合のチョ・ドッキ議長は露天商の同盟閉店を宣言した。チョ議長は「朴槿恵大統領は、貧困を解決するために戦う大統領ではなく、貧しい人と戦う大統領」だとし「朴大統領がレッドカードを受けた事実をはっきり見せるために、25日には露店を止める」と声を高めた。
 
           
全国障害者差別撤廃連帯ヤン・ヨンヒ共同代表[出処:ビーマイナー]
 
 障害者のゼネスト参加宣言も続いた。全国障害者差別撤廃連帯のヤン・ヨンヒ共同代表は「2012年、連続して起きた障害者の死亡事件に接して、朴槿恵候補も障害者のための公約を打ち出したが、ほとんどが破棄された」とし「障害等級制と扶養義務制を廃止するための座り込みは500日を越えたが、政府は相変らず無視し続けている」と糾弾した。
 続いてヤン共同代表は「多くの障害者が労働に参加していない状況だが、最も劣悪な境遇にある障害者の人生を無視する朴槿恵大統領を退陣させるために、この日は必ず一緒に街頭に出る」と強調した。
ホームレス行動のイ・ドンヒョン常任活動家は「ホームレスは日常がゼネスト」とし「25日の国民ゼネスト戦線で、ホームレスの力を見せる」と明らかにした。
 イ活動家は現在、政府が推進している国民基礎生活保障法改正案への批判を続けた。
 イ活動家は「今まで運動陣営でも基礎生活保障の個別給与化を話していたが、それは既存の保障水準を維持したままで非受給貧困層のための個別給与を保障しろということ」とし「しかし政府が進めているのは既存の受給者に保障していたものをずたずたに破るもの」と批判した。
 この日、参加者たちは記者会見文で「朴槿恵政権が貧しい人々を『不法』と見て、『非正常の正常化』の1号課題として不正受給根絶を云々し、国家の福祉基盤を解体させている」とし、「福祉で当選して、反福祉を実践する大統領は容認できない」と強調した。
 貧民・障害者界は25日の国民ゼネスト参加により △貧困と差別を拡散する朴槿恵政権退陣 △貧困拡大、民営化反対 △福祉公約後退糾弾 △障害等級制・扶養義務制廃止 △基礎生活保障法改悪阻止 △欺瞞的な露店許可制反対 △竜山惨事真相究明、責任者処罰 △野宿者強制退去、貧困の刑罰化措置反対などを要求している。
国民ゼネストは、労働界をはじめ農民・貧民・中小商人など、市民社会が共に参加する「国民ストライキ委員会」を中心として準備が進められており、 2月25日午後4時、ソウル市庁広場をはじめ全国16の広域市道で国民ストライキ大会を開く予定だ。
 貧民・障害者団体は同日午後2時、ソウル市庁広場で事前決意大会を開いた後、国民ゼネストに参加する予定だ。(記事提携=ビーマイナー)
 

▲記者会見の参加者たちが朴槿恵政権の反福祉政策を批判するプラカードを持っている。[出処:ビーマイナー]
 

2・16国鉄集会 解雇撤回・外注化粉砕へ一丸 首都の労働運動を変えよう!

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2・16国鉄集会 解雇撤回・外注化粉砕へ一丸 首都の労働運動を変えよう!

 国鉄闘争全国運動は2月16日、東京、北海道、九州の全国3カ所で国鉄1047名解雇撤回を掲げた集会を開いた。
 東京のすみだ産業会館で夕方から開かれた「国鉄分割・民営化で不当解雇から27年―2・16労働者集会」は、655人の結集で闘いとられた。都知事選決戦の熱気も冷めやらぬ中での集会は、国鉄最高裁決戦を基軸に、首都圏で階級的労働運動の拠点を建設することを誓い合う場になった。 主催者あいさつに立った国鉄闘争全国運動呼びかけ人の花輪不二男さん(世田谷地区労顧問)は「不当解雇のつけは倍にして返す」と全身に力をみなぎらせて訴えた。
 動労千葉からの報告を田中康宏委員長が行った。田中委員長は、昨年9月25日の動労千葉鉄建公団訴訟控訴審判決に触れて、「国鉄分割・民営化以来の27年間をひっくり返す手がかりをつかんだ。だから闘いをやめるわけにいかない」と力説した。そして、外注化粉砕の闘いについて、「外注化はすべてが偽装請負だ。今日を新しい闘いの出発点にする」と宣言した。
 都知事選を闘いぬいた鈴木達夫弁護士(動労千葉弁護団)が連帯のあいさつに立ち、「都知事選は現代革命への挑戦だった。労働運動を基礎に労働者自身の手で勝利すると真っ向から訴え、それは労働者階級の胸に確実に届いた」と1カ月の白熱的な決戦を総括した。
 3本の特別報告が行われ、最初に動労千葉弁護団の葉山岳夫弁護士が、最高裁での決戦を迎えた動労千葉鉄建公団訴訟について発言、「国鉄改革法の違憲性を暴き、解雇撤回・原職復帰をなんとしても認めさせる。そのためにも10万筆署名の拡大を」と訴えた。
 国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重さんは、民営化反対の23日間のストライキを貫徹した韓国鉄道労組の闘いについて報告し、「公共部門の民営化に反対する国民的な世論をつくり出したことは大きな成果」と述べ、日本で同様の状況を生み出すことこそ、国鉄闘争全国運動の課題だと参加者の奮起を促した。
 自治体委託職場で働く民間労働者は、自治体業務の民営化・外注化反対の闘いについて、「民営化の論理を断ち切るためには、委託される側の自治体労働者と委託された側の民間労働者が手を結び、ともに闘うことが必要だ」と提起した。
 長年、国鉄闘争を支援してきた2氏が最高裁10万筆署名呼びかけ人として発言し、「解雇撤回を認めなかった高裁判決を覆すため10万筆署名を」「1047名闘争の最後の闘いとなった動労千葉の闘いを支えたい」ときっぱりと述べた。
 動労千葉を支援する会・新潟を代表して国労新潟県支部の星野文男さんがJR東日本の新津車両製作所分社化を阻止する決意を語った。
 動労千葉争議団の高石正博さんと中村仁さんが壇上に並び、中村さんが「解雇撤回に向けてがんばる」と宣言した。
 動労千葉の長田敏之書記長のカンパアピールに続き、山田護幕張支部長が「外注化を粉砕し絶対にJRに戻る」と決意を述べ、大竹哲治副委員長が低賃金を強いるJR貨物と対決すると宣言した。動労水戸の石井真一委員長は、常磐線の竜田延伸阻止を訴えた。動労西日本の大江照己委員長は、山田和広書記長の解雇を撤回させ、契約社員制度を撤廃させると発言。動労千葉の北嶋琢磨青年部長は、ライフサイクル制度を粉砕し、青年部は一丸となって闘うと表明した。国労郡山工場支部の橋本光一さんは、新たな外注化攻撃と闘いぬくと述べ、併せて3・11反原発福島行動への結集を訴えた。
 首都圏広域労組連絡会の吉本伸幸さんが「非正規職化と解雇自由の出発点は国鉄分割・民営化」と喝破し、鈴木コンクリート工業分会、小竹運輸グループの闘争に勝利すると宣言。三浦半島教組の教育労働者は組合権力奪取の決意を示した。
 入江史郎ス労自主委員長が集会をまとめ、「最高裁10万筆署名の達成を」と強調した。動労千葉の繁沢敬一副委員長の音頭で団結頑張ろうを行い、参加者は2〜3月の決戦に総力で突入した。(K)

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東京、北海道とひとつになった全国的集会として成功

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この記事は「国鉄大運動・九州のブログ」からの転載です。
 
東京、北海道とひとつになった全国的集会として成功
        =元原発労働者も合流=
 
 「国鉄分割・民営化」は日本における新自由主義攻撃の歴史的出発点です。民営化による大量解雇の始まりであった1987年「2月16日」。この日を忘れまいと2月16日、九州・福岡の地で『国鉄分割・民営化を忘れない!2・16国鉄九州集会』を勝取ることができました。この集会は東京、北海道とひとつになって全国的に統一した集会として位置づけられています。
 
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 集会は冒頭、『ドキュメント国鉄分割・民営化』と『韓国・民主労総2・25ゼネスト宣言』の2本のビデオ上映で開始されました。1本目のビデオは「国鉄分割・民営化とは何だったのか」を改めて思い起こさせるものでした。国鉄闘争全国運動・九州の「月一JR行動」や「団結餅つき大会」の模様も映し出され、韓国の鉄道民営化反対闘争とともに「国鉄闘争はこれからだ!」という雰囲気を盛り上げました。
本集会では、韓国鉄道労組から「2・16集会」に向けたメッセージが紹介されました。またその場で、国鉄全国運動・九州と合同労組レイバーユニオン福岡の呼びかけによる「2月25日、民主労総のゼネスト支援・連帯、韓国福岡領事館抗議闘争を闘う」ことが確認されました。
 続いて事務局から集会提起を行い、「国鉄分割・民営化は日本における新自由主義攻撃の歴史的出発点。<2・16>は民営化による大量解雇の始まりであり国鉄闘争の原点がここにある。『2・16を忘れない』という解雇当該の怒りを共有し新自由主義と対決、1047名解雇撤回、国鉄分割・民営化反対を闘い抜こう」と呼びかけました。さらにJR北海道の相次ぐ事故、データー改ざんに示されるJRの「安全崩壊」をはじめJR体制の総破綻状態をあばき、昨年「9・25動労千葉鉄建公団控訴審判決」の画期的勝利の意義を鮮明にしました。
終りに「最高裁へ10万筆書名運動を広げ国鉄分割・民営化反対、1047名解雇撤回の新たな攻勢を開始しよう」「JR体制はボロボロ。絶対に粉砕できる」「外注化阻止・非正規職撤廃、過労死を許すな!のスローガンを掲げ、JR労働者、特に青年労働者の獲得を進め、九州に闘う労働運動の拠点をつくろう」「都知事選挙闘争の力で国鉄、反原発、星野、改憲阻止の闘いで安倍超反動政権を打倒しよう」と訴えました。
 
■国労小倉地区闘争団・羽廣憲さんからの発言
 『闘いの報告』として、国労小倉地区闘争団の羽廣憲さんが発言。「2・16は分割・民営化で解雇されたものにとって忘れられない日です。25歳で首を切られ青年部で清算事業団に入れられたのは私だけでした。<仲間との団結を守る、裏切れない>この思いで私は反対した」とふり返り、「私の立場は絶対反対。だから『4・9国鉄政治和解』のときもまったく動揺はなかった。私の求めるものは解雇撤回であり、JR復帰です」ときっぱりと述べました。
 
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 さらに国労組合権確保訴訟に触れ、「国労本部の姿は口では闘うと言いつつ当局・資本と手をつなぐ。そんな二枚舌の行き着いた姿」と国労本部を断罪し、<2・16>を新たなスタートとすることを訴えました。
 
■元原発労働者が発言
 これを受けて元原発労働者が発言に立ち、被曝を強制された経緯を話しながら「危険だとは知らされないままの原発労働だった」と述べ、「きょう国鉄闘争がどういうものだったか初めて知った。今後も皆さんと闘う」と挨拶されました。
 さらにNAZEN福岡から「安倍の再稼動絶対反対!3・11三周年福島現地闘争」にむけたアピールがおこなわれ、3・8国際婦人デー実行委員会から「3・2国際婦人デー集会」の結集が呼びかけられました。
 最後に国鉄闘争全国運動・九州代表の竹内良夫さんが「きょうは本当にいい集会でした。この力で安倍を倒そう!」とまとめて集会を終えました。
 
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解雇撤回!小竹運輸グループ労組デモに決起!

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解雇撤回!小竹運輸グループ労組デモに決起!

             合同・一般労働組合全国協議会代表 吉本伸幸

2014年2月3日
 
 板東市始まって以来の労働組合抗議デモ
                                           20140124_2[1] 
 
  全国協の仲間、小竹運輸グループ労働組合の神矢組合員が1月17日付けで即日不当解雇されました。絶対に許すことはできません!
 解雇の理由は、何と!鈴コン分会にかけてきた解雇攻撃と全く同じです。「組合活動は、会社への名誉毀損、信用失墜行為」であり、駅前や社前の抗議行動の発言がそれに当たるというのです。
 緊急の呼びかけにも関わらず、動労千葉、動労水戸、東京労組交流センター、地元茨城の組合の仲間約40人が結集しました。茨城県板東市始まって以来の労働組合抗議デモと小竹運輸会社社前での不当解雇抗議アピールは、管理職連中を打ちのめし、トラックで帰社してきた運転手を大いに励ますものとなりました。
 
分社化による労働者分断と団結破壊
 昨年、小竹運輸会社は小竹運輸グループ労働組合に対し、出勤時間差別、残業差別、仕事外し・・・、ありとあらゆる手段で組合破壊攻撃を行ってきました。究極の攻撃は、分社化による労働者の分断と団結破壊でした。
 小竹運輸会社に働く300人の運転手を組合員と会社に文句を言う運転手と社長のスパイ以外、285人を小竹運輸グループ関連子会社へ出向し、契約社員として転籍するというものでした。
 そして、小竹運輸会社は本社でしたが、この反動の中で関連子会社の一つを本社とし、小竹運輸会社本体を下請け会社にしました。更に、285台の大型トレーラーや大型トラック、4トントラック等全て6ヶ月間かけて子会社に名義変更を行いました。
 小竹運輸会社はどうなったか?現在組合員運転手だけしか小竹運輸会社にはいません。
 
小竹運輸を追いつめる労組の闘い
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 小竹運輸グループ労働組合は、昨年10月21日、過労死で会社に殺された今井運転手の奥さんが組合員に入り、過労死記者会見を県庁で行いました。そして、過労死裁判を提訴し、茨城県労働委員会へ小竹運輸グループ4社への不当労働行為救済申し立てを行い、連日の駅前・県庁街頭宣伝、ビラまき、会社への街宣カー抗議行動と小竹運輸会社を徹底的に追いつめてきました。
 
鈴木たつおさんを都知事に!  
 解雇撤回・非正規職撤廃は、まさに東京都で激しい都知事選へ鈴木たつおさんが登場し闘い抜いていることと一体です。茨城県に首都圏に関東に、我々の闘いを爆発的に拡大していきましょう。2014年は現代革命への挑戦です。労働運動史をひっくり返す闘い、6000万労働者を組織していきましょう。小竹運輸グループ労働組合への解雇撤回!をかかげ、職場から労働組合を甦らせていきましょう!
 
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3・16春闘大行動へ!

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3・16春闘大行動 過労死許さず、闘う労働組合を!

10割非正規職化の労働者派遣法改悪反対・撤廃!

戦争させない!

被曝させない!

貧困・過労死許さない!

2020年東京オリンピック粉砕!

国鉄1047名解雇撤回!最高裁決戦勝利へ!

2014年2月17日
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●派遣法改悪を許さない!
 安倍政権は、今国会で労働者派遣法改悪を押し通そうとしています。これまでは「専門26業種」以外では、3年以上派遣労働者を働かせることができませんでした。しかし今回この制限を取り払い、全業種に派遣労働者を導入できるようにし、しかも、3年ごとに別の派遣労働者と入れ替えれば無期限に派遣労働者を働かせることができるというのです。派遣労働者からみれば、3年働いたら必ずクビになるということです。
 まさに労働者の総非正規職化攻撃が今回の労働者派遣法改悪です。絶対に許さない! 派遣法そのもの、非正規職そのものの撤廃へ闘おう!
 
●長時間労働・過労死なくす!
 青年の過労死・過労自殺が増えています。労働者を非正規化し低賃金に落とし込め、死ぬまで働かせること、原発再稼働と福島をはじめとする被曝の強制、そして改憲と戦争への突進を「成長戦略」とする安倍政権を打倒しよう!
 この「生きられない」現実の出発点は27年前の国鉄分割・民営化です。国鉄闘争を基軸に春闘を闘い、青年を先頭に職場の団結、労働組合をつくり上げよう!
 
とき 3月16日(日)13時から集会、渋谷デモ
ところ 代々木公園ケヤキ並木広場(NHK横)
主催 3・16春闘大行動実行委員会(呼びかけ 合同・一般労働組合全国協議会)
 
 

3・16春闘大行動へ

2月27日、東北石けん闘争・中労委第一回調査

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2月27日、東北石けん闘争・中労委第一回調査
多くの仲間の傍聴をお願いします!
みやぎ連帯ユニオン・東北石けん分会(東北石けん労働組合)
2014年2月18日
 東北石けん闘争の中労委第一回調査への訴え、
が届きましたので掲載します!
 
闘う仲間のみなさん!
 昨年10月29日、宮城地労委は、4年間にわたる
調査・審問をへて、解雇撤回・現職復帰を求める私
たちの主張をすべて棄却する反動命令を出しました。
絶対に許せない暴挙です。
 地労委は、労使協議をおこなうという約束を反故に
した団交拒否=解雇通告という不当労働行為を、資
本の主張を鵜呑みにして容認したのです。使用者で
ある畑惣焦点・畑文雄が労組の主張に対して「不信
感をもったこと自体は不相当とはいえない」と擁護し、
逆に労組の対応に対して「話し合いを拒否する姿勢
と見られてもやむを得ない」と避難するという超反動
命令です。これでは労働者救済どころか、資本救済
の期間であり、労働三権の否定、労働委員会として
の自殺行為そのものです。
 私たちは、国鉄闘争を基軸に新自由主義と打倒す
るために闘っていますが、東北石けん闘争もまたこ
れと並んで新自由主義の労務行政を打ち砕いてゆ
く闘いとして、中労委攻防を断固闘い抜きます。
 2月27日は中労委での第一回調査です。多くの仲
間の傍聴闘争への参加・結集を心より訴えます。
 2014年決戦を、国鉄闘争を基軸にして新自由主
義を打倒していくために断固闘い抜きましょう!
 
           
中労委第一回調査
2月27日(木) 13:30から
             (13;00中央労働委員会労働者控え室結集)
東京都港区芝公園1-5-32 労働委員会会館
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報告 : 沖縄の空にオスプレイはいらない2.22集会

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報告 : 沖縄の空にオスプレイはいらない2・22集会
 
2月22日(土)午後1時半から東京の文京区民センターで、「やっぱり危険、今でも違反、負担軽減はまやかしだ~沖縄の空にオスプレイはいらない2.22集会」が行われ、205人が参加しました。
 
「琉球新報」編集局次長の松元剛さん(写真)が、沖縄からの報告を行いました。「仲井真知事の辺野古埋め立て承認は、73%の沖縄県民が「公約違反」だと認識し、県庁講堂にかつてない2000人が座り込んで抗議した。辺野古移設について「推進」対「阻止」の対立構図が鮮明になり、名護市長選挙で稲嶺氏が大勝した」と話しました。
 
オスプレイについては、実際に映像を映しながら話してくれました。「市街地では飛ばない」などの日米合意があるにもかかわらず、配備2か月で確認517件のうち318件が違反飛行であったとのこと。しかし沖縄防衛局は「違反と認識せず」と言う。激しい訓練が続く宜野座村では、区長と区民が映像を撮りためて米オバマ大統領にDVDを送付するなどの抗議行動を行っています。
 
住宅の真上を日に何回も飛ぶ。それも石を投げれば当たるのではないかと思うくらいの低空飛行で爆音をまき散らしながら飛ぶ。低周波音の不快な音で、頭痛と吐き気に襲われ、また防犯ブザーが鳴りだしたりしたとのこと。配備半年で普天間基地周辺の騒音は悪化している。人の命の重さに、不平等と差別を感じると話していました。(尾澤邦子)

沖縄南西諸島の軍事拠点化を許すな!

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《戦後70年近く軍隊がいなかった》
沖縄南西諸島の軍事拠点化を許すな!
http://teyata.blog.ocn.ne.jp/blog/2013/11/post_bd0c.html

 とうとう防衛省が与那国島のみならず、陸自「警備部隊」350~400人を石垣市の2箇所を候補に配備することが明らかになりました。
 「宮古島市や鹿児島県の奄美大島も含め、3月までに配備候補地を決定し、地元自治体に理解を求めていく方針」です。
 新港地区埋め立てが自衛隊のためでもあったことが明白になり、今後旧空港跡地や新空港、アセス道路建設、石垣港湾整備ー大型客船埠頭建設などは今後陸自のみならず、海自や空自、新設される日本版海兵隊に供用されるでしょう。

 今日、石垣市長選挙が告示されました。この動きはどう影響するでしょうか?中山現市長は配備計画を知っていたはずであり、裏では一貫して自衛隊配備の地ならしをしてきました(PAC3配備、自衛隊訓練、育鵬社公民教科書採択など)。

 大浜さんをぜひとも当選させて「安倍の尖兵」中山現市長の再選を阻止しましょう!
おおはま長照オフィシャルサイト
 http://nagateru.jp/

 当初の情報は「初動対処部隊」の配備として災害出動の先遣隊のイメージで浮上しましたが、記事にはこうあります。「新設する警備部隊は有事の際に『初動』を担当するほか、増派部隊の受け皿として位置付ける。」「有事の際の初動」は当然戦闘を含んでいますし、住民を盾にしたり犠牲にする恐れが過去の歴史からも想定されます。この動きを跳ね返しましょう!
 
2月23日 琉球新報
陸自警備部隊、石垣に2候補地 防衛省が来月決定

 防衛省は、南西諸島の防衛強化の一環として計画している陸上自衛隊の警備部隊の配備地として、石垣市の八島町新港地区と同市宮良のサッカーパーク「あかんま」の2カ所を候補に挙げ、最終調整に入っていることが22日までに分かった。複数の政府関係者が明らかにした。
 その他の配備先である宮古島市や鹿児島県の奄美大島も含め、3月までに配備候補地を決定し、地元自治体に理解を求めていく方針。
 
 政府は昨年12月に決定した防衛計画の大綱で、尖閣諸島をめぐる中国との対立を背景に南西諸島の防衛強化を打ち出した。大綱に基づく2014~18年度の中期防衛力整備計画に南西地域への警備部隊新設を盛り込み、配備先は石垣、宮古などが有力視されていた。防衛省は13年度予算に配備に向けた候補地調査費5千万万円を計上。14年度予算案では、13年度の候補地調査を踏まえて施設配置図や行程表を作成する費用6千万円を盛り込んでいる。
 
 新設する警備部隊は有事の際に初動を担当するほか、増派部隊の受け皿として位置付ける。対馬警備隊(長崎県)をモデルに350~400人規模の部隊を想定している。石垣市の配備候補地に挙がる新港地区は、北朝鮮が長距離弾道ミサイルの発射を予告した際、2度にわたって航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)が一時展開された。サッカーパークは、隣接する農業用の底原ダムがあり、海面で発着できる海上自衛隊の救難飛行艇「US2」の使用可能性などから候補に挙がっている。ただ米軍基地負担に加え、自衛隊強化の動きには県内から懸念の声もある。平和団体などは、中国との緊張をさらに高めかねないとして配備の動きに反発している。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-220042-storytopic-3.html

2月23日 琉球新報
石垣市長選、きょう告示 現職・前職一騎打ちへ

 任期満了に伴う石垣市長選は23日告示される。2期目を目指す現職の中山義隆氏(46)=自民、公明推薦=と前職の大浜長照氏(66)が立候補を表明しており、一騎打ちの公算となっている。3月2日に投開票される。石垣空港開港後のまちづくりの手法や自衛隊先島配備への対応、医療、福祉の充実などを争点に選挙戦が繰り広げられる。
 
 中山氏は大型クルーズ船が接岸できる石垣港の整備や新石垣空港の活用による国際交流拠点都市の推進を掲げる。1期4年間で新食肉センター建設などに取り組んだ実績や国、県とのパイプを強調し、政策実現力を訴えている。自衛隊配備については「門前払いはしない。市民と話し合って決める」という立場だ。

 大浜氏は医師の経験を生かし高齢化社会への対応や、新築移転が計画されている県立八重山病院の高度化などを打ち出す。既存の農業、水産業研究施設の活用や土地改良事業の農家負担軽減などによる第1次産業振興も訴える。自衛隊配備には「日米共同使用が予想され好ましくない。住民投票が必要」と主張する。22日現在の選挙人名簿登録者数は3万7259人(男性1万8513人、女性1万8746人)。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-220038-storytopic-3.html


軍隊のいない平和な島に自衛隊・米軍はいらない!
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