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10・21国際反戦デー・・・・始まる前に戦争をとめよう!


[転載]10・21国際反戦デー・・・・始まる前に戦争をとめよう!

當山研二さん追悼DVDをみる会にご参加下さい!

[転載]當山研二さん追悼DVDをみる会にご参加下さい!

カナダ市民が日本大使館前で抗議アクション

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原発避難者住宅支援打ち切り反対!~カナダ市民が日本大使館前で抗議アクション

長谷川澄(モントリオール在住)
 10月13日午後、カナダの首都オタワにある在カナダ日本大使館前で、カナダ市民約350人による、東電福島第一原発事故による放射能汚染からの避難者に連帯し、来年3月末に予定される避難者への住宅支援打ち切りに抗議するアクションがあった。主催者はモントリオールFRAPRU(都市再開発における民衆行動戦線)で、この夏の世界社会フォーラムで、住宅・土地部門を担当した団体の一つだ。この部門で、福島からの避難者が日本の現状を話したことから、フォーラム最終日に住宅・土地部門全体として、福島の避難者と連帯することを決定したが、それを実際の行動に表したのが、このアクションだった。
 この日は、今、エクアドルのキトで開催されている、世界住宅フォーラムに合わせて、ケベック州各地のFRAPRUとそれに連携する住民団体が首都オタワに集まり、カナダ首相仮官邸(官邸は修理中)前で、“健康的な、まともな住宅に住むのは人間の基本的な権利である。そのためには低家賃の社会住宅、協同組合型の住宅に対する予算を大幅に増額せよ”という要求を掲げて行動する日であった。
 モントリオールからは、地区ごと、団体ごとに分乗した貸し切りバス5台で、片道2時間かかるオタワに出かけた。仮官邸前で、賑やかな鳴り物入りアピールを45分くらいした後、そこから2km程離れた所にある日本大使館まで、デモをしながら歩き、大使館前の抗議行動に移った。首相仮官邸前では門のかなり近く、警備員と鼻突き合わせるような位置まで、人が溢れての行動に何の文句もなかったのに、大使館前では、何故か警官が門の前の歩道に来てはいけないと言うので、交通止めになった車道に街宣車を止めて、その周りと反対側の歩道に広がっての抗議行動になった。
 まず、歩道の柵いっぱいに、FRAPRUがカラーコピーして用意してくれた仏語、英語、日本語の“放射能汚染地から住民を避難させよ”というビラを張り巡らした。それから、FRAPRUの人が5年半前の原発事故で、放射能汚染から避難した人々のこと、今、日本政府が避難者への帰還政策を強力に打ち出し、住宅支援を切ることで、帰らざるを得ない人を出そうとしていること、被災地の多くが、普通に人が生活して良い放射線レベルではないことを分かりやすく話した。これは後で説明するが、主に抗議行動参加者に向けた説明だ。
 次に日本の「脱被ばく実現ネット」からのメッセージを仏語と英語に訳したものを日本人参加者二人が読み上げた。最後に皆で、FRAPRUが準備した仏語のコールを何回も唱和した。そのいくつかを日本語に訳しておく。“戻るな、福島!守れ、住む場所!”“避難者に必要なのは、屋根と健康!”“福島に帰すことは死を意味するんだ、殺人なんだ”“日本でも、カナダでも、住む場所、持つのは、人間の権利!”“団、団、団、団結!世界中の住宅難民!”。原発事故被災者に対する日本の政策が外からどう見られているかが分かると思う。
 言っておかなければいけないことは、この350人の抗議行動参加者の中で、始めから、福島の状況を正しく把握していたのはFRAPRUの人たちや、そこからの説明を受けた、連携団体のリーダーたち、夏の世界フォーラムに出席した人等、ほんの一部だったことだ。しかし、団体ごとに乗った貸し切りバスの中や、出発前に各リーダーが、日本大使館前で抗議行動をする理由を説明したことと、大使館前でFRAPRUの人が2011年の原発事故のことから始まる丁寧な説明をしてくれたことで、強い関心を示し、私たちが持って行ったポスターを読んだり、道行く人に配るつもりで持って行ったビラを貰いに来る人たちもいた。
 私といっしょに歩道柵のビラ張りをした青年は、日本は2020年のオリンピックを止めるべきだ。原発事故から目を逸らすために使われているのじゃないかと話しかけてきたから、もちろん、その通りだと話した。「あなた達は私たちと同じ問題のために闘っているんだね」と、わざわざ、他の日本人参加者に言いに来てくれた人もいたそうだ。私にも「あなた達がまた、抗議行動をする時には私も出るよ」と、これは日本に滞在した経験のある、片言の日本語も話す人が言ってくれた。
 平日の、一日がかりの活動だったために、参加した日本人は私も含めて、たった3人だったのがとても残念だった。カナダの一般の人に少しずつでも、福島の現状を知ってもらい、関心を持ってもらうために、何より良い機会だった。それにしても、“住宅のことで大変な問題を抱えている”という、その一点だけで、FRAPRUが殆ど強引とも言える方法で、350人もの人を動員した抗議行動を日本大使館前で展開してくれた動員力と、コールの言葉から、ビラのコピーまで、準備万端整えてくれた行動力に、只々感心し、深く感謝する。また、一言の反対もなく、気持ちよくいっしょに行動してくれた、他団体の人や参加者全員にも心から感謝したい。
 
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当たり前の労働組合を

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最近「週刊文春」に日教組委員長の醜聞が報道されています。
ほかの大労組の幹部なんてのは、あんなもんじゃないと思います。
組合外は言うにおよばず組合員の解雇さえ「関係ない」と真顔でいう彼らにとって組合は「おいしい利権」です。
「組合は敵」と若い人たちが言うのはあらゆる意味で「根拠」があるのです。

しかし、9月27日に始まっている韓国のゼネストは、始まってから2週間以上たったいまも継続中です。
10月10日には、さらに民主労総公共運輸労組貨物連帯1万4千人が「トラックスト」に入りました。
韓国のトラック労働者は、新自由主義政策の中でこの10年間で12319人が死亡しているそうです。
民主労総委員長は、昨年のゼネスト過程で逮捕され、懲役5年で囚われてますが、傘下の労組が闘っているのです。
同じ「組合」という名前がついていても、ぜんぜん別物です。
しかし、労働組合というものは、これが本物なのです。
この韓国・民主労総ソウル本部と動労千葉・関西生コン・港合同という4労組が呼びかけて
11・6東京~11・12~13ソウル国際連帯行動が3週後に迫っています。
http://www.doro-chiba.org/index00.htm
マスコミは韓国ゼネストをまったく報じませんが、10月10日から始まっている朝鮮半島を包囲するかたちで繰り広げられている米日韓大軍事演習は焙じても、反対する韓国の闘争はまったく報じられていません。
北朝鮮の核実験だけじゃなく、朝鮮半島は一触即発の事態なのです。
韓国・世界の労働者と手を結んで戦争を止めよう。
当たり前の労働運動を取り戻そう!
民主労総の労働者は日本の労働者に向かって「規模や勢力の問題ではなく、正義か否かです」。その呼びかけに応えたい。
11月6日は日比谷野音へ〓
12日は韓国現地闘争へ行こう〓

朴槿恵退陣キャンドル10日目…「政界は党利党略をやめろ」

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朴槿恵退陣キャンドル10日目…「政界は党利党略をやめろ」

[キャンドル現場] 「修学能力終わった19日には、高3が集会にあふれるだろう」

キム・ハンジュ記者 2016.11.09 22:33
8000人を超える市民が11月9日の晩、清渓広場でキャンドルを持った。市民はセヌリ党の挙国中立内閣構成、野党の下野民心外面など、政界に対する不満をキャンドルで噴出させた。


民主労総のチェ・ジョンジン委員長職務代行は「セヌリ党が挙国中立内閣で局面を揉み消そうとしている。共に民主党の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表は『下野ではない』とし『国会は国会の方式で、広場は広場の方式で解いていかなければならない』と言った」とし「政界のどんな動きも国民を欺瞞する小細工に過ぎない。朴槿恵大統領退陣は、民主主義を実現するもので国民の命令」と話した。
チェ・ジョンジン職務代行は「与野の尻尾切りの党利党略には同意しない」とし「労働者民衆がキャンドルを持った目的は、朴槿恵大統領退陣を越え、社会、国家を改造することにある」と伝えた。
舞台に上がったパク・ソル氏は「ペク・ナムギ烈士葬儀に5万、キャンドル行進の最初は10万、本行進には20万人が朴槿恵退陣を叫んだ。警察はデモ行進を認めなかったが、私たちを止めることはできなかった」とし「セヌリ党は挙国内閣、民主党は朴槿恵大統領の2線後退を語るが、われわれは朴槿恵大統領が青瓦台に座っている姿を見ていられない」と政界を批判した。
パク・ソル氏は今回のキャンドル集会を2008年のキャンドルと比較した。彼は「2008年当時、キャンドル集会が絶頂だった時に、李明博(イ・ミョンバク)前大統領の支持率は7%だった。今回のキャンドルは朴槿恵大統領の支持率5%から始まった」とし「10月29日の最初の大規模キャンドル集会は5万で始まり、5日には20万人が参加した。また今は労働者の組織的な動きがある。今日(11月9日)の朝、韓国GMの労働者たちが市街行進をしたし、現代重工はストライキ計画をたてた。民主労総のゼネストで朴槿恵大統領を権力の座から引き下ろす力をさらに発揮することができる」と主張した。
正義党の金鍾大(キム・ジョンデ)議員は「政界の一角では総理が内政を担当し、大統領は外交と国防を担当するという二重権力を提案している」とし「朴槿恵大統領がトランプと会って、どんな外交ができるのか。韓日軍事情報保護協定を結び、日本にまで安保を乞ういする朴槿恵大統領は、絶対に国防だけはしてはいけない」と声を高めた。
金鍾大議員は「修学能力を前にしている高校三年学生たちは、朴槿恵大統領のために試験をだめにした」とし「修学能力が終わった19日の民衆集会には怒った高3学生10万人があふれ出るだろう。高3が怒れば朴槿恵大統領は下野せず耐えることはできない」と伝えた。
サラリーマンのイ・ジュフン氏は「最近ほど、国民という二文字にジーンとしたことがない」とし「大統領の座は国民の血税で貴重に使われなければならないが、私益集団に渡した。また国民が与えた権力を自分に忠誠をつくす役人たちに与えたということは、国旗紊乱を越えた内乱」だと不満を吐露した。
誠信女子大のハン・ヨンジン学生は「朴槿恵大統領は談話で国政の空白が生まれると大混乱すると言って辞めないと明らかにした」とし「韓国で最大の混乱を与えているのは、朴槿恵大統領だ。韓日軍事情報保護協定を加速し、今日、朝鮮半島周辺で韓米日軍事演習をした。国民の暮らしを保障できない政府は、民衆総決起で私たちの力で大統領を引き下ろさなければならない」と叫んだ。


先立って午後6時には同じ場所で民主労総公共運輸労組集中闘争大会が開かれた。公共運輸労組のチョ・サンス委員長は「民主労総のゼネストは朴槿恵大統領退陣を越え、韓国社会を根本から変える闘争」とし「公共運輸労組は国民の健康と公共性のためにストライキを続ける」と明らかにした。
公共運輸労組鉄道労組は44日目のストライキを続けている。健康保険公団支部、ガス技術公社支部は11月9日に一日再ストライキに突入した。
民主労総は10日の11時に朴槿恵大統領と部署長官を贈収賄罪で検察に告発する計画だ。

韓国ゼネストと固く連帯!労働者が主人公の社会つくる!

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国際連帯集会 

韓国ゼネストと固く連帯!労働者が主人公の社会つくる!

      20161110a-1.JPG 全国労働者集会前日の11月5日、「国境を越えた連帯行動で朝鮮での戦争、改憲と労働法大改悪を阻止しよう! 被曝労働を拒否し原発廃炉の道を切り開こう!」を掲げ、労働者国際連帯集会が千葉市で開かれた。集会は、日韓米独と滞日・在日の闘う労働者300人が一堂に会し、韓国ゼネストとの心からの連帯を表し、全世界で労働者が主人公の社会をつくることを固く誓い合った。
       世界の闘いのビデオ上映で韓国革命情勢の息吹が伝わる中、港合同の木下浩平執行委員のあいさつで集会は始まった。
      動労千葉の田中康宏委員長が主催者あいさつに立ち、「絶対に戦争を止める。これは労働者の歴史的使命だ」と訴えた。そして日本のゼネストの展望が国鉄闘争の前進にあることを示し、民主労総に全力で応える決意を込め「ハンサンギュン委員長を直ちに釈放せよ!」と声を張り上げた。

      ●鉄道労組が登壇
       連帯のあいさつを、星野全国再審連絡会議の星野暁子さんと福島診療所建設委員会呼びかけ人の佐藤幸子さんが行った。
       続いて民主労総が発言に立った。公務員労組ソウル本部長のユワンヒョンさんは、「成果退出制は公務員を政権の下手人に転落させる。非正規職を含む社会的弱者と連帯して闘う時が来た」と11・12民衆総決起への決意を述べた。
       公共運輸労組自治体協議会議長のキムドクチュンさんは、非正規無期転換契約労働者が低賃金のままである現状を指摘し完全正規雇用化へと闘っていることを報告した。
       スト突入から40日、ゼネストの先頭に立つ鉄道労組から、前テグ車両支部長のイジェシクさんが発言。急きょ駆けつけた鉄道労組ソウル地方本部の仲間たちも登壇すると、会場には割れんばかりの拍手が起こった。イジェシクさんは「成果年俸制は労働組合無力化、非正規職拡大、すべての公共機関の民営化が目的だ」と喝破した。
       ソノンによる律動後、ドイツ・レイバーネットのヘルムート・ヴァイスさん、アメリカから鉄道労働者統一委員会(RWU)のジェームス・ウォリスさん、合同運輸労組(ATU)ローカル241のエレック・スレーターさん、運輸労働者連帯委員会のスティーブ・ゼルツァーさんが発言。青年バス運転士で解雇を撤回させたエレックさんは「米大統領選挙に労働者の選択肢はない。労働者の、労働者による、労働者のための政府をアメリカに建設していく労働者階級の大衆行動が始まっている。国際的に腕を組み、資本の時代をのりこえよう」と訴えた。
       滞日・在日の闘う労働者からウガンダの民主化活動家、広島連帯ユニオン、関西合同労組阪神支部のホヨンホ支部長、日本から動労水戸の石井真一委員長、ユニオン習志野の菊池晴知委員長、奈良市従業員組合の松本久由さんが発言に立った。
       最後に、全日建近畿地方本部の西山直洋書記長が「日本でも安倍打倒へ、韓国に見合う闘いをやろう」とまとめた。
      〔写真〕 鉄道労組前テグ車両支部長のイジェシクさんとソウル本部の組合員が壇上に並び、集会参加者とともにトゥジェン(闘争)! (11月5日 千葉市)

      パククネと安倍を倒せ! 11・6全国労働者総決起集会 

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      11・6東京 パククネと安倍を倒せ 韓国・民主労総と歴史的共同行動 戦争・労働改悪阻止へ5800人


        20161107a-1.JPG 11月6日、全国労働者総決起集会が東京・日比谷野外音楽堂で5800人を結集し開催され、感動的な成功をおさめた。今年の11月労働者集会は、ゼネストを継続しパククネ打倒へ迫る韓国・民主労総ソウル地域本部と、日本で新自由主義の労組破壊と闘い勝ちぬいてきた動労千葉をはじめ3労組が、東京とソウルをつなぎ、戦争と労働法制解体攻撃に立ち向かう国際共同行動として設定された。集会では「労働運動再生めざし『働き方改革』に反撃を!」「東北アジアにおける新たな戦争を絶対に阻止しよう」の決議を採択。集会後には銀座デモを闘った。

        労働運動の現状変える
         全日本建設運輸連帯労組関西生コン支部書記次長の武谷新吾さんが開会あいさつで、生コン業界の協同組合の大同団結を関生支部が主導して再建したことを報告し「闘う労働組合の全国ネットワークを強化・発展すること、韓国と国鉄労働者の闘いに勝利するために集会の成功を」と訴えた。
        20161107a-2.JPG 韓国・民主労総の35人の訪日団が登壇し、民主労総ソウル地域本部統一委員長のキムソンハンさんが「11月12日にソウルで20万人が集まる大規模集会を準備している」「われわれが先頭に立って闘って戦争を防ぎ、新自由主義構造調整を阻止しましょう。万国の労働者、団結せよ!」と力強くアピールした。
         「呼びかけ団体からの訴え」では、国鉄闘争全国運動呼びかけ人の金元重(キムウォンジュン)さんが「今年は11月国際共同行動として設定された。日韓労働者の連帯を強固にし、それを全世界に拡大して反新自由主義の国際労働運動の新潮流をつくり出そう」と訴えた。動労千葉の田中康宏委員長は「何のためにここに集まったか。民主労総の闘いに応え、労働運動の現状を変革したいからです」と力を込めた。そして日本労働者の課題として、東北アジアー朝鮮半島での戦争を阻止すること、安倍政権の「働き方改革」、労働法制解体との闘いの最前線に立つこと、国鉄分割・民営化との30年にわたる闘いに勝利し労働運動の後退を突き破って闘う労働運動をよみがえらせることを訴えた。

        東京丸ごと民営化阻止
         全国金属機械労組港合同の中村吉政委員長が、橋下・維新の会の労組つぶしとの闘いと国鉄闘争は一体だと述べ、「東京都の小池は自治体そのものの解体=民営化という路線です。不当労働行為に踏み込ませてはならない」と強調した。東京交通労組の労働者、学校事務労働者が、小池都知事の都の業務丸ごと民営化、都労連解体と闘う決意を表明した。
         連帯あいさつを三里塚芝山連合空港反対同盟の萩原富夫さん、市東孝雄さん、星野さんをとり戻そう!全国再審連絡会議の星野暁子さん、福島診療所建設委員会の佐藤幸子さんが行った。
         「戦争と改憲との闘い」として、とめよう戦争への道!百万人署名運動事務局長の西川重則さんが戦争絶対反対の国際連帯を訴え、沖縄の日本IBM・ビジネスサービス労働組合で解雇撤回を闘う仲宗根光洋さんが非正規職撤廃・基地撤去のゼネストへ進む決意を述べた。東京の「日の丸・君が代」不起立処分者の根津公子さんが免職を阻止した闘いを報告した。
         民主労総の律動隊「ソノン(宣言)」が資本・権力への怒りを律動で表現し、会場の一体感が一層高まった。
         「国際連帯の訴え」では、アメリカの鉄道労働者統一委員会(RWU)のジェームス・ウォリスさんが1人乗務を撤回させた闘いを報告し、ドイツから参加したレイバーネット・ジャーマニーのヘルムート・ヴァイスさんが反戦の訴えを行った。多数の在日・滞日外国人労働者が登壇し発言した。

        闘ってJRに絶対帰る
        20161107a-3.JPG 「解雇撤回・JR復帰へ闘いはこれから」では、動労千葉顧問弁護団長で国鉄闘争全国運動呼びかけ人の葉山岳夫さんが「昨年6・30最高裁決定で不当労働行為認定が確定し、JRが不当労働行為の張本人である事実も突きつけた」と提起し、動労千葉争議団の中村仁さんが「解雇撤回させJRに帰る」、動労総連合・九州委員長の羽廣憲さんがJR九州の株上場を弾劾した。
         「動労総連合を全国へ」では、動労千葉副委員長の関道利さんが検修構内外注化・強制出向との闘いを報告し、CTS(千葉鉄道サービス)の北村武さんが就業規則改悪を弾劾、千葉運転区支部長の高沢成夫さんが運転士の過酷な労働条件改善を求めた指名ストを報告した。動労水戸委員長の石井真一さんが常磐線全線開通にストで反撃すると述べ、動労連帯高崎副委員長の漆原芳郎さん、動労西日本書記長の山田和広さんがそれぞれ闘う決意を述べた。
         闘いの報告と決意を郵政労働者、教育労働者、医療労働者、合同・一般労働組合全国協議会代表の吉本伸幸さんが述べた。最後に動労千葉CTS組合員、動労水戸の照沼靖功さん、京都大学の学生が決意表明を行った。愛媛県職労委員長の宇都宮理さんが閉会あいさつ。団結ガンバローとインターナショナルを斉唱しデモにうって出た。
         集会には無実で無期・42年投獄と闘う星野文昭さん、トルコの国際労働者連帯協会(UID―DER)、アメリカ・ロサンゼルス統一教組(UTLA)のアーリーン・イノウエさん、中国鉄道労働者連合会からメッセージが寄せられた。
         11・6集会の地平を新たな出発点に訪韓闘争を闘い、パククネと安倍を打倒しよう。闘う労働組合を建設し日本のゼネストへ攻め上ろう!
        〔写真上〕 5800人が朝鮮戦争阻止と労働法制改悪粉砕へ闘う決意を打ち固めた
               (11月6日 東京・日比谷野外音楽堂)
        〔写真中〕 ゼネストを継続し11月12日の民衆総決起を準備する韓国・民主労総から35人が参加
        〔写真下〕 集会後、「解雇撤回」「労働法制改悪阻止」「朝鮮戦争とめよう」と訴えてデモ(内幸町交差点)

        地域の闘う労働組合が呼びかけ 階級的労働組合よみがえらせよう

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        北摂労働者集会

        地域の闘う労働組合が呼びかけ 階級的労働組合よみがえらせよう

            20161103i-1.JPG 10月23日、大阪高槻市で北摂労働者集会が40人の結集で開催された。
             冒頭、韓国・民主労総のDVDを上映し、民主労総の感動的なストライキとともに闘う決意を確認。基調報告では高槻医療福祉労働組合・村山裕子委員長が「国鉄闘争が切り開いてきた地平を武器に、労働組合の無数の拠点を建設しよう!」と力強くアピールし、「2018年決戦に向けて拠点建設で勝負しよう」と提起した。
             特別報告では村山晃さん(関西労組交流センター共同代表)がJP労組本部打倒のスキル地労委闘争を闘いぬく決意を述べ、会場全体の拍手で確認された。北摂の地で、ついにJP労組の火柱が上がろうとしている。
             その後、地域の労働組合が闘いの報告と決意を述べた。全日本建設運輸連帯労組関西地区生コン支部北大阪Bブロックの組合員は「韓国の闘いを見ても、一つの闘いをみなの闘いとして闘っていくことの大切さを感じる。北摂での労働者集会がそういう場になればいい」と述べ、非正規職を本勤(正規職)にするために全力で闘いぬいていることを報告した。
             動労西日本の組合員は自らが闘いに立ち上がった意義と、広島印刷事業所での闘いを報告し、「闘いの旗を掲げ続けた時に、すべてが転換する時代だ。2018年へともに闘おう」と決意を述べた。
             北部ユニオンは「組織拡大した仲間が本日この場に結集してくれている。拠点化政策のために全力を挙げる」と報告。
             植木団地労働組合、婦人民主クラブ全国協議会大阪北摂支部、星野文昭さんを取り戻す会大阪、吹田市教組の仲間が自らの職場・現場での闘いと拠点化への展望を語り、北摂の地で闘う労働運動をよみがえらせる決意みなぎる発言が続いた。
             最後に京都大学の学生が10月京大闘争の地平を報告し、「労働者とともに闘う」と決意を語り、団結ガンバローで集会を終えた。
             北摂では昨年度より、高槻医療福祉労働組合や関西地区生コン支部・北大阪Bブロックなど、地域の闘う労働組合が呼びかけて北摂労働者集会実行委員会を立ち上げ、会議を重ねてきた。その中で、あらためて国鉄闘争の切り開いた地平と2018年決戦の位置づけをはっきりさせようと、北摂労働者集会を準備してきた。
             労働者が次々と根底的に決起を開始する時代に、私たちこそが闘いの軸となり階級的労働組合をよみがえらせよう! 11月国際共同行動に全力で駆けつけよう!
            (北摂・山本健次)

            東京狭山集会―都労連決戦への号砲鳴らす

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            東京狭山集会―都労連決戦への号砲鳴らす

                20161103c-1.JPG 東京高裁・寺尾無期懲役判決(1974年10月31日)42年を糾弾し再審・無罪へ不屈に闘う石川一雄さんと連帯し、日韓国際共同行動の成功―11・6労働者集会大結集の力で勝利しようと東京、大阪、広島で10・31狭山集会が開催された。
                 東京の狭山集会は10月29日に文京区の全水道会館で開催された。主催は部落解放東日本共闘会議と全国水平同盟杉並支部で、95人が結集した。
                20161103c-2.JPG 開会あいさつで解放共闘の大西文夫事務局次長は、民主労総を先頭にパククネ打倒に迫る韓国労働者人民との連帯、「労働者階級を分断し団結を解体する部落差別に対し、ゼネストをやれる団結をつくること」を力説した。安倍の先兵、都知事・小池と闘う現場労働者とともに、労働法制大改悪や更地化と闘うことが部落解放闘争の課題であり狭山闘争勝利の道であることが鮮明になった。
                 石川さんの10・31アピールの読み上げを受けて、解放共闘の岩本正治事務局長が集会の基調を提起した。石川さん宅から押収され有罪の根拠とされた「被害者の万年筆」が偽物であることを、岩本さんは8月に新証拠として東京高裁に提出された下山鑑定を中心に暴いた。集会のまとめで杉並支部の田中れい子支部長も強調した、家宅捜査で発見されず顔見知りの巡査が勝手に家に入った後発見されたという事実も参加者の怒りをかきたてた。下山鑑定は被害者のインクビンが証拠開示されたことで可能になった。星野再審連絡会議の戸村裕実共同代表が連帯のあいさつで訴えた、全証拠を開示させる闘いと星野闘争との連帯が決定的だという確信も深まった。
                 証拠開示と再審開始を東京高裁に迫る要請行動に決起している動労千葉・動労水戸をはじめ解放共闘の各団体の決意表明で11・6集会大結集への勢いが増した。既成の部落解放運動のもとにある人びとをこの集会や11・6集会に組織しようと取り組んだ三多摩労組交流センターと水平同盟杉並支部、4学生への処分撤回―京大第2波反戦バリストへ闘う全学連も発言した。これらすべてが東京の労働運動を塗り替える都労連決戦の号砲となった。(TK)

                広島狭山集会―労組拠点、地域拠点の建設へ決意

                   20161103a-1.jpg10月29日、広島市福島町のいきいきプラザ(旧隣保館)において、部落解放広島共闘会議の主催で狭山集会が開催され、30人が参加した。このかん広島連帯ユニオンなどが福島町で崇仁署名とビラ入れを行ってきたが、その時のビラを見て来た住民も参加し、高槻・植木団地や京都・崇仁の住宅闘争のように、1枚のビラから決起するという情勢が、どこにでもあることが示された。
                 集会は、民主労総9・27ゼネスト突入のビデオ上映から始まった。開会あいさつで、広島解放共闘の富村寛久さん(元広教組)が、「パククネ打倒のゼネスト闘争を闘っている民主労総とともに11・6日比谷労働者集会への大結集をかちとり、ゼネスト・革命を実現することこそ、狭山勝利・部落差別撤廃の道だ」と訴えた。
                 石川一雄さんの10・31メッセージが読み上げられ、解放共闘事務局が全証拠開示の闘いによってかちとられた下山鑑定の決定的意義について提起した。「三大物証」の万年筆が狭山事件被害者のものではないことを百パーセント科学的に証明した下山鑑定に、参加者全員が狭山差別裁判への怒りを新たにし、石川さんとともに即時再審・無罪をかちとる決意を固めた。さらに続いて、『共産主義者』190号所収の革共同部落解放闘争組織委員会論文の学習を行い、新自由主義の攻撃に対し、西郡・八尾北などの全国水平同盟と労組の闘いに続き、〈労働の奪還〉〈人間的共同性の奪還〉をかちとる労組拠点、地域拠点の建設をもって闘い勝利していく路線を明確にした。
                 決意表明の最初に広島連帯ユニオン副委員長の矢田三恵さん(高陽労組書記長)が、八尾北医療センター労組の闘いに続き、高陽第一診療所労組を地域の拠点として強化・発展させていく決意を述べた。動労西日本は大江照己委員長と岡崎昭夫執行委員の2人が登壇し、11月国際共同行動へ先頭で闘うと表明。さらに広島東郵便局解放研、婦人民主クラブ全国協広島支部の発言が続き、広島星野文昭さんを救う会は「狭山闘争とともに全証拠開示で再審無罪をかちとろう」と訴えた。発言の最後に、広大学生自治会の森田寛隆委員長が民主労総ゼネストに続いてパククネ打倒へ決起している韓国学生とともに闘う決意を述べた。
                 まとめのあいさつを行った広島連帯ユニオンの壹貫田康博書記長(広大生協労組委員長)が「あと1週間、一切を11・6の大結集へ闘おう」と提起し、団結ガンバローを行った。(部落解放広島共闘会議)


                東北大学3243人解雇阻止! 京大反戦スト処分撤回!かかげ東北大学集会

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                東北大学3243人解雇阻止! 京大反戦スト処分撤回!かかげ東北大学集会

                  20161103k-1.jpg 10月18日、東北大学川内北キャンパスにおいて、みやぎ連帯ユニオンと東北大学学生自治会の共催で「京大生への反戦スト処分撤回!東北大3243人雇止解雇を撤回させよう!10・18集会」を開催しました。
                   昼休みの集会は、授業を終えた学生がつぎつぎと出てくるなか、圧倒的注目でした。
                   京都大学で反戦バリケードストライキをたたかい、停学処分をうけた京大生が「大学で軍事研究が始まっている。今の大学は原発、戦争など社会の疑問に答えるどころか、その手先になろうとしている。反戦ストライキは正義だ!ストライキで戦争をとめよう!」と訴えると、多くの学生たちは足を止め、次々と写メを撮った。
                   そして、みやぎ連帯ユニオン、全金本山労組の仲間をはじめ労働者が次々とマイクをもつと、キャンパスの雰囲気はさらに一変しました。
                  20161103k-2.jpg 「非正規労働者3243人を切り捨てる大学に真理はあるのか! 労働者が働かなかったら大学は成り立たない。労働者である親の首が切られて学生の生活は成り立つのか? 3243人解雇問題は学生の未来の問題であり、明日の自分の問題だ! 東北大学で働くすべての労働者は生活と命を守るために1400万非正規労働者と団結してゼネストで反撃しよう!」とアピールしました。
                   そして、翌日早朝、地下鉄駅で『前進』をまいていた仲間に通勤途中の東北大学の非正規労働者が話しかけてきました。
                   「ビラと『前進』は読んだ。国立と聞いて身分は保障されていると思って就職したが、現実は違っていた。東北大学で働く労働者の半数以上が非正規。わたしも、更新、更新で東北大学の職場を転々としている。そして、今度は5年で雇い止め。本当に酷い話だ。何故なのか?」
                   東北大学の非正規労働者、研究者の中には、東北大学による3243人雇止解雇通告に対する怒りが溢れています。大学当局の説明会には会場に入りきれないほどの労働者が集まりました。何故なのか? どう反撃すれば良いのか? 時代認識とたたかう方針を必死に求めています。動労総連合を先頭にした階級的労働運動派が日本労働運動の主流派として登場するチャンスです。

                  韓国民主労総が三里塚を訪問し反対同盟と交流

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                  韓国民主労総が三里塚を訪問し反対同盟と交流

                    20161104d.jpg11月4日、民主労総ソウル地域本部の訪日団35人が動労千葉の案内で三里塚現地を訪れた。
                     一行はこの日午後、成田空港に到着し、直ちに天神峰の市東孝雄さん宅離れに向かった。誘導路に挟まれ、激しい騒音のもとで有機農業を営んでいる市東さんの闘いの現場を確認した。
                    20161104a.jpg夕刻に農作業を終えた反対同盟を迎え、歓迎会が開かれた。現闘の同志たちの手による心づくしの料理がふるまわれ、大いに舌鼓を打った。
                     最初に動労千葉の田中康宏委員長が、ジェット燃料貨車輸送阻止闘争で培った反対同盟と動労千葉の労農連帯の意義を強調した。
                    市東さんは歓迎の言葉を述べ、「農地明け渡しの判決が確定したが、それで終わりではない。これからが本当の闘いだ」と不屈の決意を表した。東峰の萩原富夫さんが「来週11日から韓国を訪れます。皆さんの闘いを見せてください」とあいさつすると、大きな拍手と歓声が上がった。

                     訪日団長で民主労総ソウル本部統一委員長のキムソンハンさんは、「代を継いで闘う三里塚に敬意を表します。この場に集ったわれわれが日韓交流の大きなうねりをつくりましょ
                    20161104b.jpgう。乾杯!」と力強くあいさつした。
                    さらに参加者の発言が続き、ゼネストの最中にある韓国階級闘争の息吹を共有した。反対同盟はTシャツ、はちまき、DVDなどを訪日団に贈呈し、闘う者同士の熱い交流を深めた。
                    20161104c.jpg 11・6全国労働者総決起集会に大結集し、新自由主義と闘う労働者の国際連帯の力を示そう!(TN)

                    「トイレ問題」で人生奪うな 運転士への処分と締め付けは安全を破壊するだけだ!

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                    「トイレ問題」で人生奪うな 運転士への処分と締め付けは安全を破壊するだけだ!


                    (写真 動労千葉は10月21日、処分と出向強制を弾劾し銚子運輸区への抗議行動に立った)

                    生理的限界を超え行路延長

                     JR東日本は動労千葉組合員の運転士に対し10月3日に減給処分を発令し、17日にはCTS(千葉鉄道サービス)成田事業所の清掃部門への出向を通告した。処分と出向発令の理由は、当該運転士が総武本線佐倉駅で停車中に運転席から用を足してしまったことが、「服務規律に違反し」「会社の信用を失墜させた」というものだ。
                     運転士には定時運行が厳しく要求されている。当該運転士の行為は、「自分のトイレで列車を遅らせるわけにはいかない」と我慢に我慢を重ねた末、その限界に達してやむを得ずなされたものだ。自分の意思ではどうにもならない生理現象を理由に、労働者の人生を奪うことなど許せない。
                     運転士が運転台を離れる時には、列車の転動を防止する措置をとらなければならないし、周辺の列車に抑止手配を行う必要がある。そうすれば列車の遅れは際限なく拡大する。JRは「指令に連絡すれば列車を遅らせてトイレに行ってもいい」と言うが、実際上、それはほとんど不可能だ。
                     高齢化とともに誰もがトイレは近くなる。腹を壊すこともある。過活動膀胱(ぼうこう)、膀胱炎、頻尿などの病気もある。だがJRは、そうしたことを一切考慮せず、ダイヤ改定のたびに行路を延長してきた。3時間もハンドルを握りっぱなしの行路さえある。労働強化は生理的限界を超えている。動労千葉はかねてから佐倉駅ホームへの乗務員用トイレの設置を要求してきたが、JRはそれも無視し続けた。
                     当該の運転士に対してJRは当初、「事情聴取が終わったら数日で乗務に戻す」と言っていた。ところが問題がマスコミに報道された途端、減給処分と強制出向を強行した。まさにこの処分は、動労千葉の組織破壊を目的に行われたのだ。

                    再び尼崎事故繰り返すのか

                     トイレの問題は鉄道だけでなくバス、タクシー、トラックなど交運労働者にとっては切実な問題だ。乗務員は誰もが、勤務の前日から水を飲まないとか、運転席がぬれていたなどの悲痛な体験を持っている。
                     だから、今回の処分に対する動労千葉の反撃には、かつてない注目が集まった。ツイッターには「JRは超絶ブラック企業」「運転士は労働者の鏡だ」などの反響があふれている。そこには、大手広告会社・電通の女性労働者の過労自殺が示したような、労働者を人間として扱わない資本への根本的な怒りがある。
                     この間、JRは乗務員への締め付けを強め、背面監視を行い、乗客やマスコミによる撮影行為も利用して、ささいなことで解雇・処分・乗務外し・出向強制などを乱発してきた。その頂点に今回の攻撃がある。
                     乗務員への処分や締め付けで安全が確保されるわけがない。むしろそれは安全をさらに損なう。05年4月の尼崎事故も、運転士が日常的に「遅れを出したら乗務を外す」と脅されていたから起きた。悪名高い「日勤教育」、さらし者扱い、懲罰的処分が、107人の命を一瞬で奪う大事故をもたらしたのだ。

                    外注化が原因の事故が続発

                     1047名の首を切って生まれたJRは、金もうけのために安全を破壊し続けている。外注化・非正規職化を原因とする事故は激増している。国土交通省が情報開示した鉄道事故統計でも、JR東日本のデータは悪化の一途をたどっている。30分以上の列車遅延か運休が発生した輸送障害事故のうち、JR内部に原因があるものは、14年度の364件から15年度の397件に増えた。そのうち車両故障は14年度が177件で15年度が203件。列車走行100万㌔当たりの事故件数は、大手私鉄15社平均の0・2に対しJR東日本は1・8で、私鉄の9倍だ。14〜15年度に新宿駅だけで16件の事故が起き、ホームでの転落や列車との接触で7人が負傷した。ホーム要員の削減がその大きな原因だ。
                     事故の多発と遅延・運休の頻発に対する乗客の怒りも限界に達している。その怒りは、直接には駅員や乗務員への抗議・暴行として現れる。JRによる乗務員への締め付けは、こうした行為をあおるものだ。しかも、乗客に取り囲まれ、抗議されてひたすら頭を下げるのは現場労働者、特に非正規労働者だ。駅長や管理者は室内に閉じこもって顔も出さない。
                     今年9月には近鉄奈良線で、列車の遅れを乗客から問い詰められた車掌が、衝動的に駅の高架から飛び降りて自殺を図った。これも、労働者が追い詰められた結果、起きた事件だ。
                     鉄道労組を先頭とする韓国・民主労総のゼネストは1カ月を超えた。「民営化による鉄道の安全破壊を許すな」は鉄道労働者だけでなく労働者民衆の共通のスローガンだ。11・6労働者集会の成功をばねに国際共同行動の後半戦を闘おう。
                     動労千葉組合員への処分と出向強制の撤回へ、動労千葉とともに闘おう。この攻防から日本のゼネストを切り開こう。

                    小池の狙いは労組解体 豊洲問題で石原・浜渦を免罪

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                    都庁幹部処分 小池の狙いは労組解体 豊洲問題で石原・浜渦を免罪

                      ●「全職員粛正」叫び
                     東京都の小池百合子知事は、安倍の先兵として「働き方改革」、都の業務丸ごと民営化と労組破壊を東京から先行的に実現しようとしている。
                     11月1日の記者会見で小池知事は、豊洲新市場の盛り土問題について、現副知事をはじめ8人の幹部職員に責任があると決めつけた。「全職員の粛正」の突破口として、幹部への懲戒処分を下そうとしている。
                     小池知事は「情報公開」などの問題としているが、とんでもないすり替えだ。問うべきは、猛毒で汚染された東京ガスの都市ガス製造工場跡地に生鮮食品卸売市場を建設するという絶対にやってはならない行為を強行したことである。その背後には巨大利権と都労連破壊の狙いがあった。
                     さらに、2011年3月11日の東日本大震災では新市場予定地で大規模な液状化・噴砂が発生した。にもかかわらずすべてを隠蔽(いんぺい)して移転計画を強行した。
                     一連の経過に最大の責任を負っているのが元知事の石原慎太郎と元副知事の浜渦武生だ。このことを一言も言わないところに小池知事の正体がある。石原・浜渦を免罪しているのは、小池自身が石原や浜渦と一蓮托生(いちれんたくしょう)だからだ。
                    ●卑劣きわまる弁解
                     小池知事は「情報公開の徹底」などと言う一方で石原問題を必死に隠蔽しようとたくらんだが、隠しきれずに10月25日に都の質問書に対する石原の回答文書(14日付)を公開せざるを得なくなった。
                     その内容は怒りなしに読めない。「知事就任の以前から移転先は豊洲に決めていたようだ。東京ガスの敷地とまでは聞いた記憶がない」「(東京ガスとの用地交渉について)交渉に至る経緯とその後の経過の内容は記憶にない。私自身は交渉にまったく関与していない」「(土壌汚染対策などの報告は)読んだかどうか記憶にない」など、すべてがうそとデタラメ、責任逃れである。
                     10月17日付産経新聞紙上のコラム「日本よ」で石原は「築地の市場の移転先の豊洲の地にさまざまな不祥事が発覚しそのとばっちりが前々々任者の私にまで及んできて......中傷記事が氾濫(はんらん)し、心痛で健康まで損なわれた」などと述べている。なにが「とばっちり」だ。許せない。
                     小池知事は石原を頂点とする不正・腐敗の全体像はあいまいにし、核心的には都労連解体を狙っている。青果棟地下からの環境基準の7倍の水銀の検出など、すさまじい汚染の実態が次々と明るみに出ている。豊洲移転は白紙撤回以外にない。
                     小池知事は10月30日に政治塾「希望の塾」の開講式を開き、オリンピックや築地市場の移転問題を「スピードアップして実現しよう」と呼びかけた。小池都政との決戦はいよいよこれからだ。国鉄決戦と一体で、安倍・小池打倒へ労組拠点建設を前進させよう。

                    韓国現地闘争に行きます!

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                    明日はパク・クネ、安倍打倒!

                    常磐線を通すだと!

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                    韓国から目が離せません。
                    12月9日、韓国国会はついにパククネ大統領の弾劾を可決しました。
                    単に議会で決定したというだけではなく、その時に議会の外には労働者が埋め尽くしていたのです。
                    これで終わったかというと全然そうじゃありません。翌10日も午後4時に20万人、夜の8時には40万人がさらに集まったのです。
                    写真を見るとみんな「パククネ、コソkハラ」というボードを掲げている。
                    「コソkハラ」とは「拘束しろ!」、つまり獄中のハンサンギュン民主労総委員長が呼びかけているように「パククネを獄中に送れ」ということです。
                    ハンサンギュン委員長をただちに釈放しろ!

                    日本では、この12月10日、常磐線延伸反対の仙台~いわき~東京を結ぶ抗議行動がありました。
                    http://doromito.blog.shinobi.jp/
                    常磐線というのは3・11原発事故で普通になっている路線ですよ。
                    日本中の線路を「赤字だから」といってばんばん廃線にしているのに、この超被爆の路線をいまJRは通そうとしているのです!
                    何を考えているんだ!
                    この開通は、「もう福島は安全だから帰れ!」という帰還を促するものでしかありません。国の安倍の政策に添っているのです。
                    鉄道労働者をはじめ労働者を被爆労働に駆りたてることは絶対に許してはなりません。
                    被爆と帰還強制反対の署名運動が始まっています
                    http://www.fukushimacollaborativeclinic.jp/
                    強制帰還を許さない署名にご協力下さい。

                    民主労総本部、ホームページより

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                    「朴クネ拘束!ハンサンギュン釈放!」フラッシュモブ。 http://worknworld.kctu.org/news/articleView.html?idxno=245302
                    朴クネ弾劾決議が通ったからと言って終わりではない、これはスタートです。

                    最前列でプラカードを掲げている男性が、チェジョンジン委員長代行です。ハンサンギュン委員長奪還の先頭で行動してます。
                    99%の世界共通の思いではないでしょうか?セウォル号の高校生たち、ぺク農民の命を奪っておいて、まだ退陣しないで大統領府で、読書して過ごしている。「政権を安定的に移行するまで」というが、財閥のために人々が殺されていく政治体制を、安定的に移行させようとする方が、間違っていませんか?

                    国鉄労働者を解雇して、青年を過労自殺させ、福島で子どもたちを甲状腺がんにして、沖縄で軍事基地を作る。
                    「アベ拘束!星野釈放!」・・・2017年に星野救援会がすすむ道を示してくれていると思います。

                    ハン・サンギュン委員長、懲役3年に減刑

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                        한상균 위원장 징역3년으로 감형,
                        “감형은 면피... 권력 눈치 본 유죄판결”
                        시민사회단체 대거 방청,
                        항소심 불복 대법 상고 예정

                        ハン・サンギュン委員長、懲役3年に減刑、「減刑は責任逃れ... 権力の顔色をうかがう有罪判決」

                        市民社会団体が大挙傍聴、控訴審判決に不服、大法院上告予定

                        ピョン・ベクソン記者 2016.12.13 14:10
                        民主労総は12月13日午前、ハン・サンギュン委員長の控訴審結審公判後に緊急記者会見を行って有罪判決-実刑宣告をした司法府を糾弾し、民主労総のハン・サンギュン委員長をはじめとする拘束者らの釈放を要求した。(c)ピョン・ベクソン記者

                        昨年の民衆総決起主催責任者として拘束された民主労総のハン・サンギュン委員長に対し、ソウル高等法院控訴審が懲役3年、罰金50万ウォンの実刑を、ペ・テソン前組織室長には懲役1年6か月と罰金30万ウォンの実刑を宣告した。民主労総は1審よりも減刑されたが、やはり不当な政治判決だとして強く反発した。
                        民主労総は宣告直後、直ちに記者会見を行って「朴槿恵(パク・クネ)の即刻退陣と反逆者を清算しろという怒った民心の声が聞こえないか」とし「減刑は責任逃れであり、キャンドル民心ではなく、権力の顔色をうかがうとんでもない有罪判決であり重刑の宣告だ」と糾弾した。
                        続いて民主労総は「今日の賦役判決に屈することなく、しないで朴槿恵権力を終わらせ、新しい政治、新しい社会を要求するキャンドル革命で、ハン・サンギュンとすべての拘束者釈放のために、もうひとつの闘争を始める」とし「不法な権力を作り、賦役し、特権と利権を得たすべての積弊を清算しよう」と強調した。
                        記者会見には全国農民会総連盟、全国女性農民会総連合、4・16連帯、貧民解放実践連帯、手を取って、全国障害者差別撤廃連帯などの多くの市民社会運動団体が参加し、ハン・サンギュン委員長をはじめとする民衆総決起関連拘束者の名前を呼びながら釈放を要求した。
                        ハン委員長は宣告後、民主労総の組合員に「今、われわれはキャンドルを持ったが、われわれは市民と共に腐敗した権力、既得権勢力と戦争をしている。繰り返すが、私の身辺を心配したり気にすることはない」とキャンドル抗争の勝利を願った。
                        一方、控訴審公判に先立ち、民主労総組合員など50余人は裁判所の前で委員長釈放と朴槿恵拘束を要求するピケッティングを行い、傍聴席入口には100余人の民主労総の組合員や多くの社会団体代表者がつめかけ、傍聴席が不足したため廊下にあふれた。彼らはハン委員長が裁判長に入ると歓呼を送り拍手しながらハン・サンギュン委員長を応援した。民主労総は今回の控訴審を不服として大法院に上告する予定だ。

                        民主労総キム・ジョンイン首席副委員長職務代行が13日午前、ハン・サンギュン委員長の控訴審結審公判後の緊急記者会見で有罪を判決した司法府を糾弾する発言をした。(c)ピョン・ベクソン記者

                        民主労総は13日午前、ハン・サンギュン委員長の控訴審結審公判後に緊急記者会見を行い、有罪判決-実刑宣告を出した司法府を糾弾、民主労総のハン・サンギュン委員長をはじめとする拘束者の釈放を要求した。(c)ピョン・ベクソン記者

                        民主労総ハン・サンギュン委員長控訴審裁判中裁判長前の廊下(c)ピョン・ベクソン記者

                        13日午前のハン・サンギュン委員長の控訴審結審公判前に「ハン・サンギュン釈放、朴槿恵拘束」を要求する宣伝戦をする民主労総。(c)ピョン・ベクソン記者
                        ピョン・ベクソン記者n7349794@naver.com
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                        小池都知事の正体暴く 保育園問題学習会が大成功

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                        小池都知事の正体暴く 保育園問題学習会が大成功

                          20161208c-1.jpg 11月26日、東京労組交流センター女性部主催の保育園問題学習会が保育、介護・福祉職場の労働者をはじめ30人の参加でかちとられた。小池都知事による東京特区を使った公立保育園つぶし・民営化攻撃とそれとの職場の闘いの路線をめぐる発言が次々と出され、熱く議論が交わされた。
                           メインの報告者は、勤務先の保育園が民間委託されようとしている区職労働者だ。区当局から施設の老朽化を口実に、多くの園舎を建て替えの段階から「民設民営」とする「区立保育園民営化のスケジュール」が示された。「公立にすると区が全部負担しなければならないが、民営化するなら国と都から補助金が出る」「民間業者はほんのわずかな資金で保育園の経営に参入できる」という。2000年から2012年の間に公立は全国で3千カ所も減少している。その背景にこういうからくりがあったのだ。

                           学習会では「介護保険の現在」についても、任用替えを拒否し介護ヘルパー職として働き続ける区職労働者から報告を受けた。介護保険による民間への丸投げは「行政責任の放棄」だった。応能負担から応益負担になって利用者負担が増える一方、非正規職化が一気に進んだ。3年ごとの制度見直しのたびに負担増と利用制限が進んでいる。厚生労働省は保育制度も介護保険制度にならった制度設計を狙うが、「とんでもない!」ということがよくわかった。
                           11月22日、小池知事は待機児童の多い区市の首長を都庁に呼びつけて「緊急対策会議」を行った。会議では、保育の実施主体である区市長からさまざまな規制緩和の要望が出された。地上1階以上と義務付けられている保育所の要件に関し、地下1階にも整備できるよう求める意見があったとの報告に学習会は騒然となった。子どもの命を何だと思っているのか!
                           参加者から民間の保育労働者の不安定な雇用と労働条件の問題が出され、「良質な事業者」かどうかではなく労働組合の闘いに核心があることが確認された。
                           「保育園落ちた日本死ね!」の怒りをも逆に利用して、国家戦略特区をテコに保育を金もうけの手段にしようとする安倍・小池を絶対に許してはならない。都政改革本部・特別顧問の上山信一慶応大教授や鈴木亘学習院大教授のような資本家の手先に、数十年にわたって闘い取ってきた公的保育を奪われてはならない。
                           保育労働者の闘いは各自治体の労働組合で始まっている。労組交流センター女性部は、婦人民主クラブ全国協とともに「保育所民営化絶対反対」の旗を高く掲げてこの攻撃に立ち向かっていこう。
                           ロシア革命から100年の3・8国際婦人デーから7月東京都議選の過程で保育労働者と保護者を大きく組織しよう。国鉄決戦を闘い「女性の味方」ヅラした小池の正体を暴く一大運動をつくって安倍・小池を打倒しよう。
                          (東京自治体労働者・宮澤洋子)
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