現代重工下請労組がハンストに突入
整理解雇? 韓国労総KT労組の変な妥協案のために団結したKT労働者
整理解雇? 韓国労総KT労組の変な妥協案のために団結したKT労働者
「この20年で何万人もクビ、今は必死で防がなければ」
28日晩、全州の孝子交差点KT孝子ビルの前で開かれたKTキャンドル集会に参加したある労働者の作業服
「愛とプロテストの歌」ライブコンサート~多民族老若男女で盛り上がる
「愛とプロテストの歌」ライブコンサート~多民族老若男女で盛り上がる
原発訓練 反対派が抗議活動
11月08日 12時29分
参加者は、「再稼働を前提にした避難訓練は反対」とか「伊方原発は廃炉に」などと書かれた横断幕を掲げ、伊方原発の再稼働反対を訴えました。
参加した50代の男性は、「伊方町の住民5000人を大分県に避難させるなど、事故が起きた大変な状況の中ではほとんど不可能だと思う。知事は再稼働同意を撤回してほしい」と話していました。
11.8避難訓練抗議闘争
11.8避難訓練抗議闘争
総勢30数名が県庁前を制圧し、抗議を叩きつけました。青い作業服は内閣府からの派遣。スーツ姿の面々は原子力産業に巣くう業者ら。
「解雇・退職勧奨・退職強要」のメール相談
NPO法人労働相談センター
全国一般東京東部労組
2015年11月9日
1、 もしも、「明日から会社に来なくていい」とか「クビだ」とか言われた場合の対処法を教えて下さい。
2、 会社から「これから頼む仕事が無くなったので、明日から来なくていい」と言われた。長年、未払い残業代やパワハラに耐えてきたのにと気持ちが砕けた。ところが一ヶ月した頃、突然呼び出しを受けた。「業務命令だ」と言う。こんな勝手が許されるのか。
3、 派遣社員。派遣先の工場勤務中にギックリ腰になり一週間休んだ。新しい派遣先の重労働で再び腰を痛めた。しかし、派遣元から「これ以上休むと働けなくなる。次の紹介先も無いから、辞めるかどうか自分で決めてほしい」と言われた。派遣元の寮からも退去を求められている。
4、 新しい会社の採用が決まり、今の会社に退職を申し入れたが、会社は「在職中に他社の内定をもらった行為は、裏切り行為であり、社内規則により解雇となる」と言う。
5、 店舗閉鎖で退職が決まった。失業保険の手続きをしようとしたら、会社から「今回の退職は自己都合退職だ」と言われた。
6、 派遣社員。派遣先から「仕事が無いので来なくていい」と突然言われた。
7、 派遣社員。派遣元から「今後は派遣先を紹介できない」と言われた。こういう場合、おとなしく退職するしかないのか。
8、 保育園の空きがないため、やむなく育休終了の3ヶ月後に退職しようと決めた。ところが病院は「本日付けで退職届を提出し、今月末で退職せよ」と命じてきた。育休を権利通り使うことはできないのか。
9、 大型トラックドライバー。前の日のお酒のアルコールが残っていて、出社時の検知に引っかかり、その日の乗車ができなかったことで「懲戒解雇」にされた。重すぎる罰だと思う。
10、 IT技術者。会社から、「10万円賃下げして働き続けるか、退職するかどちらか選べ」と言われた。理由は「会社が求める仕事をしてくれてない」と言う。
11、 派遣社員。動脈が詰まり、手術が必要となったら派遣先から解雇された。同時に派遣元からも解雇された。その上、失業保険の扱いは自己都合退職。病気で解雇予告もなく、簡単にクビにできるのか。健康保険の傷病手当が受けられるとばかり思っていたのに、理不尽すぎる。
推進する自治体も同罪だ!電話の向こうから「ぶっ殺す」の声… 離職率9割、コールセンターの実態
IJBS労組 仲宗根君の雇い止め絶対に許さない!会社だけではなく自治体(沖縄県、うるま市)も同罪だ!
電話の向こうから「ぶっ殺す」の声… 離職率9割、コールセンターの実態
電話をかける立場からすれば、たとえフリーダイヤルで丁寧な口調で対応されても、ついイライラしてしまうこともあるだろう。
コールセンターの実態に迫ったルポルタージュ『ルポ コールセンター 過剰サービス労働の現場から』(朝日新聞出版)では、企業が「顧客の要望に応える」役割と「業務を集約し、効率化する」役割を追求する結果生まれたコールセンターの「構図」にその理由があると指摘する。本来ならば企業が負うべき「サービス」の責任を、商品や売り場の情報を十分に与えないまま「コールセンター」で働く人に押し付けているのだ。
現場を取材した著者の仲村和代さんによれば、コールセンターのオペレーターが受ける電話は、苦情で始まるものが少なくなく、電話がつながった瞬間「ぶっ殺す」と暴言を吐かれたり、「おれはオペレーター3人ぐらい泣かせたことあるんだ」と凄まれたりすることもあると言う。
顧客のクレームを受け止めることに耐え切れずに、数日で辞めてしまう人もいれば、体調不良で辞める人も跡を絶たない。慢性的な耳鳴りや頭痛は、パソコンの前に座りっぱなしで、ヘッドセットを長時間着けたままでいるオペレーターの“職業病”と言えるだろう。
オペレーターの離職率は年間9割と非常に高く、人材の入れ替わりが激しいため、顧客が満足するようなサービスを提供しにくくなってしまうという、慢性的な悪循環に陥っている。またコールセンター業務は、従業員のうち87%が非正規雇用。オペレーターに限定すると、非正規雇用は93%にも上る。不況の影響で、正規雇用の仕事に就くことができず、やむを得ず非正規雇用で働く人も多い。
同書では、コールセンター業界全体の課題として、オペレーターの労働環境を改善することが求められると訴えると同時に、私たち顧客側にも、過剰なサービスを要求する姿勢を一考すべきではないか?と提議している。
そもそも、日本におけるコールセンター業務の発展に大きな役割を果たしたのが、地方の自治体による誘致だ。
仮に、雇用創出のために大規模工場を作るとなると、広大な平地が必要だが、コールセンターは建物と通信設備さえ用意できれば、どこでも開設可能。地方であれば、都会と比べて土地代・人件費などのコストも削減できる。そこに注目して、本社は東京の企業が、コールセンターを北海道や東北、九州や沖縄などの地方に置く場合も多く、“本土”なら1200円の時給が、沖縄なら900円。
近年、とくに誘致に力を入れたのが沖縄県で、「企業向けの見学ツアー」を定期的に実施するなど、積極的な誘致の結果、2014年1月の時点で、沖縄県内に進出したコールセンターは80社にも上る。
地域に雇用を生み出す、と言えば聞こえは良いが、管理職は“本土”から派遣され、非正規雇用のオペレーターは現地採用。同書でも、「自治体が人材教育まできちんと担うつもりがあるのなら、誘致も双方にとってメリットがあるが、そうでなければ、企業側が安い人材を使い減らすだけになってしまい、地域が伸びることにはつながらない」(同書より)と問題点を指摘する声を紹介している。
とはいえ、労働者側から見て、コールセンターで働くことに全くメリットがないわけではない。ストレスが多い環境ではあるが、いわゆる“ブラック”企業のような違法企業ばかりではなく、他の業種より高い時給で、労働時間を自由に選ぶことができるなど、有利な一面もあるという。
オペレーターから経営者まで、コールセンター業界のあらゆる声を丹念に拾った同書は、電話の向こう側からかいま見える現代社会の問題を鋭くえぐった読み応えあるルポルタージュとなっている。
IJBS労組 雇い止め絶対に許さない!怒りをもってストライキ決行!
6月18日、日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)が組合結成後はじめてのストライキを決行した。
IJBS労組は2年前にコールセンターで働く非正規労働者で結成された組合で、今年の3月31日には仲宗根光洋書記長が雇い止め=解雇されたばかりだ。IJBS資本は、労組を敵視し破壊する為に書記長を雇い止め=解雇したばかりか、今度は3月に組合に結集したばかりのS組合員に対しても6月末での雇い止め=解雇を通達してきた。
書記長につづき組合員まで雇い止め=解雇されるという不当労働行為としか言いようがない資本の攻撃に対し、6月10日に書記長・S組合員の両名に対する雇い止め=解雇撤回を経営側に要求した。要求貫徹の為に組合員全員の賛成をもって、18日に沖縄県うるま市の事業所前での指名ストを決行した。
午前8時からのビラ撒きには当該の書記長やS組合員を激励するために県内の多くの労働組合の同志が結集し、ストライキは当該の書記長やS組合員と、富田晋委員長で午前9時から午後6時まで闘い抜き勝利した。今回の一番の勝利は、当該であるS組合員の決起である。
S組合員は昨年の11月に入社したばかりの新入社員であったが、仲宗根書記長の雇い止め=解雇撤回の闘いを通して組合に結集した。5月末に経営側から解雇通達を受けてからの3週間で、「要求書の読み上げ」「ビラ撒き」「ストライキ」と労組の活動全てを当該として闘い抜いた。経営側に要求書を読み上げる際に、S組合員は自身が受けた研修担当からのパワハラについて、「私たちは我慢しないといけないんですか!」と言い経営側を糾弾した。このS組合員の思いと決起こそが、一番の勝利だ。
雇い止め=解雇撤回闘争によって、団結を増やすことが出来ることを改めて認識できたストライキ闘争だった。(I)
[転載]推進する自治体も同罪だ!電話の向こうから「ぶっ殺す」の声… 離職率9割、コールセンターの実態
IJBS労組 仲宗根君の雇い止め絶対に許さない!会社だけではなく自治体(沖縄県、うるま市)も同罪だ!
電話の向こうから「ぶっ殺す」の声… 離職率9割、コールセンターの実態
電話をかける立場からすれば、たとえフリーダイヤルで丁寧な口調で対応されても、ついイライラしてしまうこともあるだろう。
コールセンターの実態に迫ったルポルタージュ『ルポ コールセンター 過剰サービス労働の現場から』(朝日新聞出版)では、企業が「顧客の要望に応える」役割と「業務を集約し、効率化する」役割を追求する結果生まれたコールセンターの「構図」にその理由があると指摘する。本来ならば企業が負うべき「サービス」の責任を、商品や売り場の情報を十分に与えないまま「コールセンター」で働く人に押し付けているのだ。
現場を取材した著者の仲村和代さんによれば、コールセンターのオペレーターが受ける電話は、苦情で始まるものが少なくなく、電話がつながった瞬間「ぶっ殺す」と暴言を吐かれたり、「おれはオペレーター3人ぐらい泣かせたことあるんだ」と凄まれたりすることもあると言う。
顧客のクレームを受け止めることに耐え切れずに、数日で辞めてしまう人もいれば、体調不良で辞める人も跡を絶たない。慢性的な耳鳴りや頭痛は、パソコンの前に座りっぱなしで、ヘッドセットを長時間着けたままでいるオペレーターの“職業病”と言えるだろう。
オペレーターの離職率は年間9割と非常に高く、人材の入れ替わりが激しいため、顧客が満足するようなサービスを提供しにくくなってしまうという、慢性的な悪循環に陥っている。またコールセンター業務は、従業員のうち87%が非正規雇用。オペレーターに限定すると、非正規雇用は93%にも上る。不況の影響で、正規雇用の仕事に就くことができず、やむを得ず非正規雇用で働く人も多い。
同書では、コールセンター業界全体の課題として、オペレーターの労働環境を改善することが求められると訴えると同時に、私たち顧客側にも、過剰なサービスを要求する姿勢を一考すべきではないか?と提議している。
そもそも、日本におけるコールセンター業務の発展に大きな役割を果たしたのが、地方の自治体による誘致だ。
仮に、雇用創出のために大規模工場を作るとなると、広大な平地が必要だが、コールセンターは建物と通信設備さえ用意できれば、どこでも開設可能。地方であれば、都会と比べて土地代・人件費などのコストも削減できる。そこに注目して、本社は東京の企業が、コールセンターを北海道や東北、九州や沖縄などの地方に置く場合も多く、“本土”なら1200円の時給が、沖縄なら900円。
近年、とくに誘致に力を入れたのが沖縄県で、「企業向けの見学ツアー」を定期的に実施するなど、積極的な誘致の結果、2014年1月の時点で、沖縄県内に進出したコールセンターは80社にも上る。
地域に雇用を生み出す、と言えば聞こえは良いが、管理職は“本土”から派遣され、非正規雇用のオペレーターは現地採用。同書でも、「自治体が人材教育まできちんと担うつもりがあるのなら、誘致も双方にとってメリットがあるが、そうでなければ、企業側が安い人材を使い減らすだけになってしまい、地域が伸びることにはつながらない」(同書より)と問題点を指摘する声を紹介している。
とはいえ、労働者側から見て、コールセンターで働くことに全くメリットがないわけではない。ストレスが多い環境ではあるが、いわゆる“ブラック”企業のような違法企業ばかりではなく、他の業種より高い時給で、労働時間を自由に選ぶことができるなど、有利な一面もあるという。
オペレーターから経営者まで、コールセンター業界のあらゆる声を丹念に拾った同書は、電話の向こう側からかいま見える現代社会の問題を鋭くえぐった読み応えあるルポルタージュとなっている。
IJBS労組 雇い止め絶対に許さない!怒りをもってストライキ決行!
6月18日、日本IBM・ビジネスサービス労働組合(IJBS労組)が組合結成後はじめてのストライキを決行した。
IJBS労組は2年前にコールセンターで働く非正規労働者で結成された組合で、今年の3月31日には仲宗根光洋書記長が雇い止め=解雇されたばかりだ。IJBS資本は、労組を敵視し破壊する為に書記長を雇い止め=解雇したばかりか、今度は3月に組合に結集したばかりのS組合員に対しても6月末での雇い止め=解雇を通達してきた。
書記長につづき組合員まで雇い止め=解雇されるという不当労働行為としか言いようがない資本の攻撃に対し、6月10日に書記長・S組合員の両名に対する雇い止め=解雇撤回を経営側に要求した。要求貫徹の為に組合員全員の賛成をもって、18日に沖縄県うるま市の事業所前での指名ストを決行した。
午前8時からのビラ撒きには当該の書記長やS組合員を激励するために県内の多くの労働組合の同志が結集し、ストライキは当該の書記長やS組合員と、富田晋委員長で午前9時から午後6時まで闘い抜き勝利した。今回の一番の勝利は、当該であるS組合員の決起である。
S組合員は昨年の11月に入社したばかりの新入社員であったが、仲宗根書記長の雇い止め=解雇撤回の闘いを通して組合に結集した。5月末に経営側から解雇通達を受けてからの3週間で、「要求書の読み上げ」「ビラ撒き」「ストライキ」と労組の活動全てを当該として闘い抜いた。経営側に要求書を読み上げる際に、S組合員は自身が受けた研修担当からのパワハラについて、「私たちは我慢しないといけないんですか!」と言い経営側を糾弾した。このS組合員の思いと決起こそが、一番の勝利だ。
雇い止め=解雇撤回闘争によって、団結を増やすことが出来ることを改めて認識できたストライキ闘争だった。(I)
芳賀通運争議闘争総括(要約)
[転載]芳賀通運争議闘争総括(要約)
スーチー氏野党「勝利」 与党敗北宣言
<ミャンマー総選挙>スーチー氏野党「勝利」 与党敗北宣言
2011年の民主化以降初めての総選挙で、9日も集計作業が続いた。地元イレブンメディアグループが報じた出口調査の結果などによると、NLDが8割以上の支持を獲得。テインセイン大統領率いる与党USDPのテイウー副議長も9日、自身の落選とUSDPの敗北を認めた。
USDP内で大統領派と対立するシュエマン国会議長も9日、NLDの対立候補に祝意を送り、敗北を宣言するなど、USDPの実力者が相次ぎ議席を失った。テインセイン氏は8日に「(与党が敗北すれば)私は有権者の意思を受け入れる。誰がこの国を率いようと、最も重要なのは国家を安定させ、発展させることだ」と述べていた。
選挙では上下両院の計664議席のうち、国軍最高司令官が任命する166議席を除く民選枠の498議席が改選対象。NLDが軍人枠を含めた議席の過半数(民選枠の3分の2超)を獲得すれば、単独で政権奪取が可能となる。
NLDは1990年の前々回総選挙で約8割の議席を獲得して圧勝したが、当時の軍政は政権を譲らなかった。10年の前回総選挙はボイコットしており、四半世紀を経て、政権獲得のチャンスが再び巡ってきた。
各国の政財界は総じてテインセイン政権の着実な「民主化」改革を評価するが、「チェンジ(変革)」を訴えるスーチー氏への待望論が圧倒しそうな勢いだ。
ミャンマーは62年の軍事クーデター以降、事実上の軍政が半世紀に及んだ。今も国軍の政治的影響力は極めて大きい。だが国軍のミンアウンフライン最高司令官は8日、「NLDの勝利が国民の意思なら、私はそれを受け入れる」と、NLD政権を容認する姿勢を示している。
ミャンマーの人口は約5100万人。18歳以上の有権者は3000万人超だが、有権者リストに名前の記載漏れが大量に見つかるなど、選管の中立性や事務能力にも疑義が向けられた。ただ投票当日、懸念された「大きな混乱」はなかった。
[転載]本日中央タクシー分会がストライキ突入!
松元ヒロ ライブ決定!・・・・・・高崎
[転載]松元ヒロ ライブ決定!・・・・・・高崎
新基地阻止へ心一つ 翁長知事の妻、座り込みに参加
新基地阻止へ心一つ 翁長知事の妻、座り込みに参加
樹子さんが辺野古を訪れたのはことし9月に開かれた県民集会以来、約2カ月ぶり。市民らの歓迎を受けてマイクを握り、翁長知事との当選時の約束を披露した。「(夫は)何が何でも辺野古に基地は造らせない。万策尽きたら夫婦で一緒に座り込むことを約束している」と語り掛けると、市民からは拍手と歓声が沸き上がった。「まだまだ万策は尽きていない」とも付け加えた樹子さん。「世界の人も支援してくれている。これからも諦めず、心を一つに頑張ろう」と訴えた。座り込みにも参加し、市民らと握手をしながら現場の戦いにエールを送っていた。
「サムスンは聞け、私たちは廃棄物ではない」彼らの理由ある連帯
「サムスンは聞け、私たちは廃棄物ではない」彼らの理由ある連帯
無力な者たちの一番力強い連帯、サムスン被害者と障害者が手を握る
#彼らはなぜ江南駅8番出口に「5つ星級ホテル」を作ったのか?
#とても似ている彼ら、サムスンと福祉部
#「雨乞いをする気持ちで... 必ず勝利する!」
「私は戦争の否定者」ゴジラ主演の宝田明が“反戦”叫ぶ理由〈週刊朝日〉
「私は戦争の否定者」ゴジラ主演の宝田明が“反戦”叫ぶ理由〈週刊朝日〉
――ソ連軍の支配下となったハルビンで宝田さんは、戦争がもたらす悲惨や苦難を実体験した。近所の婦人がソ連兵に陵辱される現場に憲兵を連れて駆けつけたこともある。抑留列車に長兄を捜しに行き、右腹部に銃弾を受け、生死の間をさまよう経験もした。略奪目的で家に押し入ったソ連兵に、頬に銃口を突きつけられるという恐怖も味わった。
もっとも悲しかったのは、やはり三兄との別れと再会です。兄は使役の場から拉致されて兵舎の炊事や洗濯を命じられ、1年以上も働かされたそうです。解放されて満鉄の大きな社宅に戻ったら、社宅はもぬけの殻でゴーストタウンみたいだったと。それから線路伝いに南へ南へと歩き、中国人の農家でロバの代わりに臼で穀物を碾(ひ)いて一宿一飯。2千キロ以上を歩いて、密航船を雇って日本にたどり着いたんです。
兄は新潟で職を得ましたが、わずか2、3日で職場の人間を殴りつけて帰り、忽然と私たちの前から姿を消しました。合わなかったんでしょう。中学生で満州から日本まで一人で歩いて帰ってきた兄には、通常人の感覚が合うはずがありません。
私自身もそうでした。日本上陸時にもらった軍靴と飛行帽で学校に通っていたら、ついた仇名が「大陸」(笑)。多民族の中で育ち、広大な土地で過ごしてきた身には、旧態依然たる田舎の空気と波長が合わないんです。身なりも気にせず悠揚としていたので「大陸」となったのでしょう。
新潟で2年ほど過ごして上京しました。進学した豊島高校で演劇部に入り脚本、演出などやってましてね。そんな折に東宝ニューフェイス募集の話を聞いて応募、28(53)年に東宝の第6期ニューフェイスに採用されました。デビュー作は『かくて自由の鐘は鳴る』(熊谷久虎監督)。福沢諭吉の伝記映画で下級武士の役でした。そして3本目に主役が舞い込んできて、それが『ゴジラ』(本多猪四郎監督)。撮影所で「主役をさせていただきます」と挨拶したら「バカ野郎! 主役はゴジラだ」とやられちゃいましたがね(笑)。
昭和29(54)年は、第五福竜丸がビキニ環礁で被爆した年です。広島、長崎に続く被爆で、日本だけが核の恐怖を世界に向けて発信できる唯一の国だと。ゴジラなる架空の動物を使って核の恐怖を訴える映画だと、撮影所の意気は盛んでした。
私は完成試写を見て、涙をわんわん流しました。平和な海に眠っていたゴジラが、被爆して放射能を吐く体質となり、最後は人類の化学兵器によって白骨化し、海の藻屑と消えていく。彼への同情を禁じえなくてね。当時の日本の人口8800万人のうち961万人がゴジラを見ました。実に国民の11%。その多くの人たちが私同様にゴジラに同情したのではないでしょうか。
『ゴジラ』は2年後に全米で封切られたんですが、心ない配給業者の手によって、核廃絶というテーマ性や「地球上で原水爆の競争をやっていると、第二第三のゴジラが出てくるぞ」という志村喬さんの台詞がカットされていました。小癪な敗戦国めということだったのでしょう。
平成17(2005)年に全米20都市でオリジナル版が上映されましたが、各紙大絶賛でした。東西冷戦も収まり核競争も縮小され、アメリカ人の意識も変わったんですね。やっと聞く耳を持ち始めた。
――宝田さんは映画出演の一方で昭和39(64)年、『アニーよ銃をとれ』でブロードウェイミュージカルに挑み、文部省芸術祭奨励賞受賞。以後『風と共に去りぬ』『マイ・フェア・レディ』などで主演。平成24(12)年には自身が製作・演出・出演した『ファンタスティックス』で文化庁芸術祭大賞受賞。他方、近年は自身の戦争体験をもとに反戦の立場を明らかにし、メディアでも活発な発言を続けている。
還暦を過ぎたころ、人気商売という立場を理由に、ノンポリを装って一生を終えていいのかという自責の念にとらわれましてね。ちょうど日本社会が右傾化してきた時期でもあって、飾らずへりくだらず、自分の意見を堂々と発信していこうと思ったんです。
発言を始めてからも、特定秘密保護法、戦争法と、次々に日本は危ない方向に向かっています。
私の三兄は満州から命からがら帰国したのに、親の愛も兄弟の愛も受け入れられずに、早死にしました。人間の普通の一生が、戦争によってめちゃくちゃにされる、その一つの例が私の肉親に起こったんです。
私は戦争の否定者、誰が何と言ったって否定するしかない。
※週刊朝日 2015年11月13日号より抜粋
借金883万円……カラダを売って大学進学?“女子大生風俗嬢”大量参入の背景とは
借金883万円……カラダを売って大学進学?“女子大生風俗嬢”大量参入の背景とは
これまでにも『日本の風俗嬢』(新潮社刊)、『ルポ 中年童貞』(幻冬舎刊)など、風俗業やアダルトビデオ業界についての著作に定評がある中村さんによると、どの風俗店にも一定数の女子大生風俗嬢が存在するという。
彼女たちがセックスワークを選ぶ理由は決して“遊ぶ金欲しさ”などではなく、ほとんどが「学費を払うため」だ。
いわゆるバブル世代と呼ばれる世代は、世帯収入が高く、大学の学費は親が支払うことが当然だった。しかし、慢性的な雇用不安や格差拡大を背景に、現代では大学進学までの学費を負担できない家庭も多い。多くの若者が、自力で学費を捻出しなければならなくなっているのだ。
さらに学費の高騰が学生たちを苦しめている。日本の大学の授業料は、近年上昇し続けており、1960年代の国立大学の授業料は、年間1万2000円だが、それが今では年間授業料は53万円にも上る。貨幣価値の上昇を勘案しても、格段に高騰しているのは間違いない。
学費を払うために、長時間のアルバイトで疲弊し、学業が疎かになってしまっては本末転倒。同書に登場する女子大生風俗嬢は、過労死レベルの“ブラックバイト”で消耗するよりも単価が高い風俗で働けて良かった、そのお金で海外留学したい、就職活動に集中したいと述べる。向上心が高い学生ほどカラダを売っているという、皮肉な現象が起こっているのだ。
何も風俗までしなくても、学費が払えないならば“奨学金を利用すれば学費は賄えるのでは?”と考える人も多いだろう。実際に、経済的に進学が困難でも、奨学金の恩恵を受けて高等教育を受けるチャンスを与えられた人は多い。
だが、中村氏によれば奨学金制度は、使い方によってはかえって自分の首を絞めかねない面もあると述べる。
奨学金といえば日本学生支援機構(旧:育英会)の制度が代表的だが、同機構の奨学金には、無利子の第一種奨学金と、有利子の第ニ種奨学金があり、いずれも返済義務がある“貸与”だ。大学卒業後も返せない人が続出し、訴訟にまで発展していることも知られている。
たとえば同書で取り上げた、沖縄県内の私立大学に通う20歳の女子大生は、第一種奨学金を毎月6万4000円、第ニ種奨学金を毎月12万円も借り、返済額は4年間で883万円にも上る。沖縄県内では、新卒の給与は手取りで14万円が平均。そのなかから毎月3~5万円を、15~20年にわたり返済していくことになる。
中村氏は、社会人へのスタートを切る時点で1000万円近くの借金を背負うことのリスクに警鐘を鳴らす。もっとも、自己破産相当の高額な借金を負っているのは彼女だけではない。沖縄県では、ほとんどの学生が奨学金で大学に進学している。最低賃金680円のアルバイトで年間100万円近くの学費を賄うのは難しく、勉強の時間と学費を確保するための割のいいバイトといえば、「風俗嬢とキャバ嬢くらい」(同書より)なのだという。
あくまでも自身の個人的見解であるが、と断った上で中村氏は、その大学を卒業することでバリバリ稼げて、速やかに奨学金を返済できる見込みがないのならば、安易に大学に進学すべきではない。学費が安い通信制の大学を選択することも視野に入れて、現実的に自分の進路を熟考すべきだと訴えている。
大学進学のためにセックスワークに従事する彼女たちのリアルに迫った中村氏は、「これから女子大生風俗嬢は、ますます一般化することは間違いない」(同書より)と断言している。
中央タクシー(藤岡市)ストライキ支援
11月8日(日)、群馬合同労組中央タクシー分会の仲間がストライキに立ち上がります。10月26日長野本社の従業員が過労死しました。これに対する怒りの抗議のストライキです。
またその翌日、群馬合同労組書記長の清水もアルバイト先のホテルに組合通告したら解雇を通告されました。「懲戒解雇」だそうです。絶対に許しません。
労働組合の力、労働者の怒りを、もうけのことしか頭にない経営者に思い知らせてやります。ぜひ、みなさん、力を合わせてください。参加を心よりお願いします。
【11・8群馬合同労組中央タクシー分会ストライキ支援のお願い】
中央タクシー株式会社は優れた接客サービスとしてマスコミが取り上げる等、タクシー業界で「優良企業」とされています。しかし、旅客運送事業の本来の目的は「安全に顧客を目的地に送る」という事であることは言うまでもありません。その基礎になる部分が欠落し、最低限の法令も無視した「長時間労働」、「満足な休みを与えない」尚且つ「2013年7月まで支払われていた時間外手当等も未払い」という状態です。
今まで、こうした顧客や労働者の命の危険と背中合わせの長時間労働の実態を正そうとした社員には「暴言による恫喝」、「更なる過重労働」で抑えつけ、たった10名程度の群馬営業所でも1年間で半数が職場を去りました。
こうした状況を打開する為、3名が群馬合同労組に加入し闘いはじめましたが、分会長は即座に乗務を降ろされ、他の2名の組合員は違法な36協定に抗議したことを口実に手当を8万円(手取りの三分の一)も引き下げました。変形労働時間を盾に差別的配車を続け、不当な給与減額をも正当化しようとしています。
また、労働基準監督署の調査においては、ねつ造した乗務記録を提出し、更に証拠書類を破棄し処分逃れに終始し、現況を改める姿勢が見られません。
そんな中で去る10月26日に長野本社のドライバーが過労によって運転業務中に脳出血で倒れて、その日に亡くなりました。経営者が我々労働者の声に耳を傾ければ、失う事のない命であったと強い憤りを感じています。
団体交渉及び順法闘争も行って会社を追い込み、過密な運行計画を改めさせ、また不当な給与減額を一部支払わせる事を勝ち取りました。その一方で、乗務降ろし及び不当な給与減額も続いている点や過去の残業代の支払いも拒み続けています。
分会は11月8日に「ストライキ決行」を決めました。
このストライキは、中央タクシーだけの問題ではなく、根底にある労働者を金儲けの為の使い捨て商品として扱う社会に対する怒りとしても発信していきます。
ご多忙中の事と察しますが、どうかご支援を賜りますようお願い致します。
2015年11月2日
群馬合同労働組合
中央タクシー分会